この「箱帯」ですが、現存数の少なさからコレクターズアイテムになっています。同じCDでも、帯ありと帯なしで10倍以上の価格差が付くものもあります。中古CD屋とかでアイドル系のCDの箱帯付きが安かったら、とりあえず確保しといて間違いないですよ!
「たすき帯」というのもあります。
箱帯の変形として、「たすき帯」というのもあります。箱帯の背の部分が無く、文字通りたすきの形をしているものです。クラシックなどのジャンルで一部採用されていました。これも正直現存数が少ないですね。
シール帯
ワーナーなどが採用していたシール帯。ビニール製の帯で裏面に粘着力があり、ケースに貼りついています。貼りっぱなしでもケースの開閉は出来るので、箱帯に比べると現存率は高めです。「箱帯の聖子」に対して「シール帯の明菜」と、極めて一部のマニアの間では言われてます。
シール帯の難点は「日焼け」です。帯を付けたまま棚に保管していると、背の部分が日に焼けて脱色してしまうんですね。特に赤・ピンク系の帯の場合は背の部分が真っ白になってしまいます。美品のまま保つためには暗所で保管する必要があるため、美品が非常に少ないです。
巻き込み帯
キャニオンなどが採用していた巻き込み帯。帯の一部をケース内に収納するように折り目が付けられており、帯全体をケース内部に収納することが出来るため、これは現存率が高いです。美品も結構多く、プレミア度は低めです。
一体型
フィリップスなどが採用していた、歌詞カードと一体になっているタイプの帯です。一体型なので基本的に帯が捨てられることはありません。注意点は、ケースに歌詞カードを収納する際に、ケースのツメで歌詞カードに跡を付けないよう気を付けるくらいでしょうか。