ミドルエッジ世代にとって、シュワちゃんと肩を並べる大スターと言えば、そう、シルベスター・スタローン!
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アカデミー賞受賞作『ロッキー』はもちろん、その後に続く『ランボー』シリーズや、近年においても人気シリーズ『エクスペンダブルズ』に出演するなど、年齢を重ねてもなお、我々ミドルエッジ世代の男たちの心を燃え立たせる映画を作り続けてくれている男、シルベスター・スタローン。
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あまりに多いその出演作品の中には、確かに興業成績や評価的には不発に終わった物も数多く存在する。
だが、彼の下積み時代の苦労が正にロッキーそのものであるなど、映画スターや映画監督の分野だけでなく、もはや彼の生き方そのものが、我々ミドルエッジ世代の男にとっての手本となっているのは間違いない。
そこで今回紹介するのは、比較的最近になって発表された彼の伝記漫画、『シルベスター・スタローン物語』だ。
『ロッキー』誕生にまつわるエピソードは良く知られているスタローンだが、彼の出生にまつわるエピソードや子供時代、そして映画界に入るまでの経緯や彼の女性関係など、プライベートな部分に関してはあまり知られていないのではないだろうか。実はロッキーを越える数奇な人生を送ってきたスタローン。果たして、この伝記マンガに描かれたその苦労と挑戦の歴史とは?
だが、彼の下積み時代の苦労が正にロッキーそのものであるなど、映画スターや映画監督の分野だけでなく、もはや彼の生き方そのものが、我々ミドルエッジ世代の男にとっての手本となっているのは間違いない。
そこで今回紹介するのは、比較的最近になって発表された彼の伝記漫画、『シルベスター・スタローン物語』だ。
『ロッキー』誕生にまつわるエピソードは良く知られているスタローンだが、彼の出生にまつわるエピソードや子供時代、そして映画界に入るまでの経緯や彼の女性関係など、プライベートな部分に関してはあまり知られていないのではないだろうか。実はロッキーを越える数奇な人生を送ってきたスタローン。果たして、この伝記マンガに描かれたその苦労と挑戦の歴史とは?
『シルベスター・スタローン物語』概略
実は本作は雑誌に掲載された物ではなく、2012年に単行本として出版された。作者は水木繁先生。単行本一冊分の濃い内容でスタローンの人生を描き出した本作の他にも、ブルース・リーやジャッキー・チェンなどのアクションスターの伝記漫画が同じシリーズで刊行されている。
ただ、主にコンビニで販売されていた単行本のため、販売期間自体が短く店頭から消えた後は入手が困難になる物が多い。そのため、入手するなら古書店よりもアマゾンの出品をチェックするのがオススメだ。
ただ、主にコンビニで販売されていた単行本のため、販売期間自体が短く店頭から消えた後は入手が困難になる物が多い。そのため、入手するなら古書店よりもアマゾンの出品をチェックするのがオススメだ。
『シルベスター・スタローン物語』内容紹介
実はこの伝記マンガは、いきなり衝撃的な事実で幕を開ける。
出産時の医師のミスにより顔面神経を傷つけられてしまったため、生まれた時には既に左の顔面がマヒ状態だったスタローン。あの特徴的な喋り方と口元には、こんな悲しい事件が隠されていたのだった。
役者としては致命的な欠点を持ちながら、それでも若き日のスタローンは役者への夢を追って単身ニューヨークへと旅立つことになるのだが・・・。
出産時の医師のミスにより顔面神経を傷つけられてしまったため、生まれた時には既に左の顔面がマヒ状態だったスタローン。あの特徴的な喋り方と口元には、こんな悲しい事件が隠されていたのだった。
役者としては致命的な欠点を持ちながら、それでも若き日のスタローンは役者への夢を追って単身ニューヨークへと旅立つことになるのだが・・・。
ニューヨークの場末のアパートで厳しい生活をしながらも、僅かに残ったお金で脚本執筆用のノートと筆記具を買ったスタローン。生活のために選んだ仕事は、なんとポルノ映画の男優!後に彼がロッキーでブレイクしてから、この彼にとっての黒歴史作品は「イタリアの種馬」のタイトルで再発売されてしまうことに・・・。
どん底の暮らしの中でも、決して夢を諦めなかったスタローン。
ある日見に行った(テレビで見ていたとの説もあり)ボクシングのタイトルマッチ、モハメド・アリVSチャック・ウェプナー戦に感動した彼は、三日間寝ずに脚本を書き上げる。その脚本こそ、後に彼を大スターへと導くあの『ロッキー』の脚本だったのだ。
早速、完成した脚本をエージェントに持ち込んだスタローン。ところが映画会社側は脚本には興味を示したものの、主演に有名スターを起用する方針だった。高額の脚本料を提示されても、自身が主役を演じる要求を決して曲げなかったスタローン。結果的に高額の脚本料は得られなかったが、見事に主役をゲット!目先の金銭よりも将来の希望に賭けた彼の選択が正しかったことは、後の大ヒットが証明してくれている。
ある日見に行った(テレビで見ていたとの説もあり)ボクシングのタイトルマッチ、モハメド・アリVSチャック・ウェプナー戦に感動した彼は、三日間寝ずに脚本を書き上げる。その脚本こそ、後に彼を大スターへと導くあの『ロッキー』の脚本だったのだ。
早速、完成した脚本をエージェントに持ち込んだスタローン。ところが映画会社側は脚本には興味を示したものの、主演に有名スターを起用する方針だった。高額の脚本料を提示されても、自身が主役を演じる要求を決して曲げなかったスタローン。結果的に高額の脚本料は得られなかったが、見事に主役をゲット!目先の金銭よりも将来の希望に賭けた彼の選択が正しかったことは、後の大ヒットが証明してくれている。