フルアニメーション脱衣シーンにゲーセンが沸いた!『スーパーリアル麻雀』
2021年11月17日 更新

フルアニメーション脱衣シーンにゲーセンが沸いた!『スーパーリアル麻雀』

1980年代後半、シリーズ2作目のPⅡが大ヒットした脱衣麻雀ゲーム『スーパーリアル麻雀』シリーズ。テレビアニメのように滑らかに動くフルアニメーション脱衣シーンを麻雀ゲームに入れるという画期的な発想により、人気を博し、当時のゲームセンターでは脱衣シーンを見たさに群がる男たちで機体の周りに人だかりができていたほどです。

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『スーパーリアル麻雀』シリーズとは?

『スーパーリアル麻雀』(スーパーリアルまーじゃん)は、セタが開発した麻雀ビデオゲームシリーズ。1987年にシリーズ化の母体となる第1作が発売され、シリーズは7作目まで展開。各シリーズは家庭用ゲーム機やPCへも移植されている。
スーパーリアル麻雀

スーパーリアル麻雀

2作目「PⅡ」が空前の大ヒット!

女の子の脱衣シーンに初めてアニメーションを導入し、脱衣麻雀ゲームはじまって以来の大ヒットを記録した名作麻雀ゲーム。

スーパーリアル麻雀PII / Super Real Mahjong Part 2 (Japan) Seta / Taito 1987 収録Ver MAME32Plus!0.117u1 mame replay site http://replayburners.web.fc2.com/ スーパーリアル麻雀PII 発...
脱衣シーンはそれまでの脱衣麻雀の静止画とは異なり、本作の脱衣シーンはアニメーターの手描きによるアニメーションとして描かれている。滑らかに動き、さわやかな笑顔で脱衣する魅力的な対戦相手のヒロインは本シリーズの人気を確固たるものとし、以降10年以上にわたって続編が制作されることとなった。

ヒロイン・ショウ子が大人気!

これ以前の脱衣麻雀ゲームは複数の女の子から1人を選択するのが普通だったが、本作に出てくるのは「ショウ子」と名付けられた女の子ただ1人。しかし、このショウ子は当時としては非常に完成度の高いアニメーションによって表現されており、滑らかな動きで服を脱いでゆくショウ子の姿は瞬く間に多くのゲーマーを虜にしてしまった。
スーパーリアル麻雀PⅡ

スーパーリアル麻雀PⅡ

ジャンル 脱衣麻雀
対応機種 アーケード
発売元 タイトー
開発元 セタ
稼働開始日 1987年

※モザイクをかけて自主規制しました。 スーパーリアル麻雀PII / Super Real Mahjong Part 2 (Japan) Seta / Taito 1987 脱がせパターン一周 Player TKG本部 収録Ver MAME32Plus!0.117u1 脱がせパターンを一周したところで終了しています...
17歳、高校2年生という設定は、今であれば完全にアウトです。「ロンよりショウ子」というキャッチコピーでこの緑髪の少女が人気になりました。

可愛さとは裏腹に、実力は雀鬼!

この頃の難易度は異常なものになっており、彼女の強さはまさに雀鬼。
彼女の魅力に騙されて100円玉を入れたが最後、一手も打たせてもらえずに上がられる事すらある。

難易度の方は極悪と言えるほど高く設定されており、多くのゲーマーを金欠に追い込んだことでも知られている。最初は気前よく脱いでくれるショウ子だが、こちらがある程度勝ち進んだり、大きい役でアガった途端に態度が一変、凶悪な手で倍返ししてくるのだ。

続く「PⅢ」も大ヒット!リアルなボイスも追加された!

前作『PII』の翌年の1988年に発売。ヒロインが姉妹2人に。画面がパンするなど、大きな絵が動くようになった脱衣アニメが進化。また、姉妹、特に未来の強さがプレーヤーを驚かせた。高確率で出してくる天和や地和に加え、姉妹が勝利するとそれまでに脱いだ服を着てしまう仕様となっていた。
スーパーリアル麻雀PⅢ

スーパーリアル麻雀PⅢ

ジャンル 脱衣麻雀
対応機種 アーケード
発売元 タイトー
開発元 セタ
稼働開始日 1988年
1988年にセタよりリリースされた業務用脱衣麻雀ゲーム。前作『スーパーリアル麻雀 PII』(以下PII)の続編にあたり、グラフィックやアニメーション機能が向上、登場するヒロインは2人と少なめだが、よりアニメチックになったキャラと滑らかなアニメーションから人気作となった。
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