女性メイクは時代とともに変化する。50年代から現在までのメイクの変遷をまとめました。
2019年10月29日 更新

女性メイクは時代とともに変化する。50年代から現在までのメイクの変遷をまとめました。

いつの時代も女性にとってメイクは重要な役割を持っています。時代とともに変化する女性メイクを1950年代から現在までまとめてみました。オードリーヘップバーン、ツイッギーをはじめ、90年代の安室奈美恵やギャルメイクもは画像付きでご紹介します。

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1950年代

血色が良く見える明るい肌色が重視され、ピンク系のファンデーション、真っ赤な口紅などが流行したそうです。アイシャドーやマスカラなどのアイメイクが導入されたのもこのころ。
アイメイクは顔にメリハリが出来るのでここからメイクの幅も色々と変わってくるのではないでしょうか?
1950年代を代表するのがこの人。オードリーヘップバーン。
『ローマの休日』でアカデミー主演女優賞を獲得し、『ティファニーで朝食を』『マイ・フェア・レディ』など数々の有名な作品に登場し知らない人がいないのではないかと思うほどです。
Audrey Hepburn

Audrey Hepburn

【メイクの特徴】

 肌・・・白めのファンデーション
 眉・・・太く短めの直線
 目・・・太い切れ長
 口・・・真紅の口紅
数ある名言の中から私の心に響いた言葉です。
言葉が見つからないくらい心にすっと入っていきました・・
「美しい目をするには、他人のいいところを見ること。美しい唇をするには、優しい言葉しか喋らないこと。心のバランスを保つには、決して独りじゃないという意識で歩くこと」
1993年に亡くなり25年が経つ現在でも日本では写真展が開催されるなど彼女の偉大さがわかります。

1960年代

ミニスカートの女王として有名なツイッギー。

1960年代から1970年代には、健康的でハツラツとしたイメージを出すため、オレンジ・イエロー系のファンデーション、ピンクベージュ系の口紅が好んで使われました。細く眉尻の上がった眉が流行し、明るい色のチーク、マスカラやアイシャドウで目元を強調する化粧が大流行しました。
「付けまつ毛」と「ダブルアイライン」もこの頃です。
ツイッギー

ツイッギー

【メイクの特徴】

 肌・・・白め
 眉・・・丸く細い
 目・・・太めのアイラインと淡い色
 口・・・淡いピンク
 頬・・・中央にピンク

NEW LOOK / 安室奈美恵 (Namie Amuro)

60年代を意識しファッションやメイクがわかるPV。

1970年代前半

1970年代に入ると、ベトナム戦争、反戦運動、ヒッピーの登場、石油ショック、急激な工業化による公害問題など、戦後急成長する日本に暗い影を落とします。それに伴いメーキャップは、60年代に元気につり上がっていた目もとが、目の下にシャドーの入ったタレ目風になり、眉は非常に細く薄く、全体的に退廃的な雰囲気が主流となります。
an・an 1970年3月20日号

an・an 1970年3月20日号

【メイクの特徴】

 肌・・・小麦色
 眉・・・さらに細くて薄い
 目・・・付けまつ毛と極端なアイライン
 口・・・目を強調するためにベージュ系
 頬・・・立体的に引き締める

1970年代後半

切れ長の目と黒髪のおかっぱ髪で登場し日本人ブームを起こした。特に頬骨が高くキツネのような和風の顔に、真っ白なファンデーションを厚く塗り込み、釣り目で切れ長の目を強調するために黒々とした太いアイラインを施した彼女のエキゾチックな顔は、ヨーロッパで熱狂的に支持され、「SAYOKO マネキン」というマネキン人形が欧米のブティックを席巻した。なお現在でもアナスイニューヨーク店で使用されている。
ブルゾンちえみもこんな感じですね!

1980年代前半「キャリアウーマンブーム?!」

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