【フランダースの犬】言わずと知れた名作、パトラッシュとの想い出を振り返ってみよう!
2015年10月24日 更新

【フランダースの犬】言わずと知れた名作、パトラッシュとの想い出を振り返ってみよう!

パトラッシュといえば?そうです、「フランダースの犬」ですね!ベルギーののどかな田舎を舞台に繰り広げられる、絵画をこよなく愛する少年と犬の物語。そして、あの胸に訴えかける悲劇的なラスト!!さて、どんなアニメだったでしょうか?

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「フランダースの犬」あらすじ

舞台は、ベルギー北部にあるアントワープ近くの村。
そこに母を早くに失ってジェハン爺さんと二人で暮らす、絵画の大好きな少年ネロがいます。労働犬としてこき使われていたパトラッシュを買い受け、自由にしてやると、ネロとパトラッシュの間には、何ものにも代えがたい絆がうまれます。

ネロは、ジェハン爺さんやパトラッシュと共に生活の糧を得るため、ミルク運搬業に毎日励み、それが終わるとガールフレンドのアロアや、ジョルジュ、ポール兄弟たちと戯れる、質素ながら幸せな生活を送っていました。
しかし、心から愛する絵を自由に描いたり学んだりするには、あまりにも貧しい生活だったのです。

そんなとき、アントワープの町で、優勝すると賞金のもらえる絵のコンクールが開かれることを耳にします。ネロは、簡単に優勝できるとは思いませんでしたが、そのコンクールに挑戦してみることにしました。

しかし、コンクールの締め切り前に、ネロは愛するジェハン爺さんを失い、コンクールの結果発表があるクリスマスには、仕事も住む家も失ってしまいました。そして、残された、たった一つの望みであるコンクール優勝も、ついに果たすことはできなかったのです。

生きる希望を失ったネロは、パトラッシュをアロアの家に預け、ひとり、ふらふらと大聖堂へ向かいます。そこで、あんなに見たいと願っていたルーベンスの二枚の大絵画を見ることができたのでした。

パトラッシュが、ネロを求めてアロアの家を飛び出し、大聖堂へたどり着きます。
もう二度と離れまいと寄り添ってくるパトラッシュをネロは優しく抱き、夢にまで見た大絵画の前で、最高の幸せに包まれながら眠りに落ちてゆきます。
そして、天使に連れられ、寒い事も悲しい事もお腹のすく事もない、遠いお国へと旅立ってゆくのでした。

『フランダースの犬』ってどんなアニメ?

『フランダースの犬』(フランダースのいぬ)は、1975年1月5日から同年12月28日までフジテレビ系列の『世界名作劇場』(放送当時は『カルピスまんが劇場』)枠で放映された日本アニメーション制作のテレビアニメーションシリーズ、およびそれを基にした劇場版アニメなど派生作品の総称。

原作はイギリス人作家ウィーダの同名小説『フランダースの犬』。 オープニングでの原作のクレジットはウィーダの本名ルイス・ド・ラ・ラメー(但し、ルイスの前の「マリー」が欠落している誤記)。

テレビ最終回の視聴率はビデオリサーチ・関東地区調べで30.1%を記録。これは『世界名作劇場』枠内アニメの視聴率では最高記録である。特にラストシーンは悲劇の代表格として現在でも広く知られ、『なつかしのアニメ名場面特集』などのテレビ特番では定番シーンとなっている。

主な登場人物

ネロ・ダース(Nello Daas)

ネロ・ダース(Nello Daas)

声 - 喜多道枝
主人公。両親を幼くして亡くし、祖父のジェハンと2人で生活している10歳の少年。ジェハンに似て心が優しく、素直で正直な働き者である。瀕死のパトラッシュを助け、以後一緒に生活する。絵を描く事が好きで才能もある(技術は未熟)が、バース・コゼツからは「働きもせずに絵ばかり描いている怠け者」と思われている。実際にはノエルの仕事に興味を持って手伝ったり、ミシェルの木こりの仕事の手伝いをしたりとそれなりに働いている。調子が悪かった風車の修理のための木材を一人で切り出したため、風車にはかなりの愛情を持っている。
隣家に引っ越してきた野菜売りのために牛乳運びの仕事が激減したり、風車小屋の火事で放火の疑いをかけられ村八分にされたりと、不運に不運がかさなり、最終回にてアントワープの大聖堂で飾られているルーベンスの絵を見た後、パトラッシュと共に天に召される。
コンクールの審査員であるヘンドリックによると、絵の才能はルーベンスを継ぐ事ができるレベルとのこと。
パトラッシュ(Patrasche)

パトラッシュ(Patrasche)

金物屋に酷使されていた大型犬。非常に頭が良くネロたちの言うことを理解し、自分で考えてネロ達のためになる行動を取る。瀕死のところをネロに助けられ、以後ネロやジェハンと一緒に毎朝荷車を引いて牛乳缶をアントワープまで運んでいた。助けられてからその最期の時まで、主人であるネロに寄り添っていた。
ジェハン・ダース(Jehan Daas)

ジェハン・ダース(Jehan Daas)

声 - 及川広夫
ネロの祖父。ネロの両親が亡くなった後、ネロを引き取って共に生活している。アントワープまでの牛乳運びと庭で育てている薬草の販売のわずかな収入で生活を営んでいる。ネロの良き理解者。「ネロ、良い絵を描くんだぞ」という言葉を残し第44話で死去した。ネロがコンクールに応募したのはジェハンとの思い出を題材にしたジェハンとパトラッシュの絵だった。
アロア・コゼツ(Alois Cogez)

アロア・コゼツ(Alois Cogez)

声 - 桂玲子(#1#2話麻上洋子、#12のみ松尾佳子)
ヒロイン。常に白い三角巾を被った姿が愛らしい8歳の少女。勝ち気で天真爛漫な性格をしている。とてもネロを信頼しており、仲が良くいつも一緒に遊んでいる。好奇心旺盛で、ネロが何かをしていると自分もやりたがり、ネロの心配をよそに「へいきよ~」と少々危なっかしい行動をすることも多い。一時期行儀見習としてイギリスに留学させられるが、ほどなくして心を病んで戻ってきた。ネロに冷たく当たる父と衝突することがしばしばあり、その強い姿勢が最終的に父を改心させる事になる。
トレードマークである三角巾にエプロン姿は、フランダース地方の習俗に馴染みが薄い日本人の為に、オランダの民族衣装を元にデザインされた。
バース・コゼツ(Baas Cogez)

バース・コゼツ(Baas Cogez)

声 - 大木民夫
アロアの父親。村一番の金持ち。原作では粉屋だが、アニメ版では村の土地の殆どを所有する大地主で事業家になっている。。娘がネロと付き合うのを好ましく思っておらず、ネロに対して「馬鹿げた夢を見ている怠け者」として辛く当たる。
風車小屋の火事でもネロが放火したというハンスの思い込みの言葉によりネロに対する怒りを爆発させ、その事が原因でネロは村八分にされる事になる。後に自らが紛失した二千フランが戻ってきた際、アロアからネロが届けたものと知らされると、今までネロにしてきた仕打ちを深く後悔し、さらにはネロの風車小屋の放火は無実のうえ、火事の真の原因はハンスと自分の過失(後述)である事をノエルから聞かされると、今までの事も含みネロに謝罪しようとするも既に手遅れだった。
ネロの友達 ~ ジョルジュとポール兄弟

ネロの友達 ~ ジョルジュとポール兄弟

ジョルジュ
声 - 駒村クリ子

ポール
声 - 菅谷政子
ジョルジュ
アニメオリジナルキャラクター。12歳。アントワープで知り合ったネロの親友。牛乳運びが終わった後のネロと遊んだり、交際を禁じられたネロとアロアの間を取り持った。一見わんぱくな少年のようだがとても面倒見がよく、ネロの良きアドバイザー。また、牛乳運びの仕事が減ったネロに仕事を探してくれたり、ネロの事を大切に思っている。後に鍛冶屋の見習いとして働きに出る事になり、ネロとは別れることになる。

ポール
ジョルジュの弟で、同じくアニメオリジナルキャラクター。6歳。いつもジョルジュにぴったりくっついていて、ジョルジュがなにか言うたびに仕草や言葉(例:ジョルジュ「ネロ、元気だせよな!」、ポール「だせよな!」等)をマネするのが特徴。元気で明るく頑張りやだが、張り切りすぎて失敗することもある。ジョルジュが働きに出た後、ジョルジュの代わりにネロを気にかけてくれる。

懐かしのアニメソング

フランダースの犬 ~ オープニングテーマ 「よあけのみち」

歌 - 大杉久美子、アントワープ・チルドレン・コーラス

「ラララ~、ラララ~♪ ・・・・・・ パトラッシュ!!」 思わず口ずさんでしまうオープニングテーマです。

フランダースの犬 ~ エンディングテーマ 「どこまでもあるこうね」

歌 - 大杉久美子

「パトラッシュ、・・・・・・ 一緒にあるこうね、息が切れてもあるこうね~♪ ・・・・・・」
パトラッシュとネロの姿が目に浮かぶような歌詞のエンディングテーマです。
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