今見てもカワイイ!!あらいぐまラスカルを覚えていますか?
2015年10月3日 更新

今見てもカワイイ!!あらいぐまラスカルを覚えていますか?

モンストのCMで若い人たちにもおなじみ、あらいぐまラスカル。キャラクターは知っているけど、内容まではよく知らないという人が多いのではないでしょうか。ここではそんなラスカルについて詳しくご紹介します!

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「あらいぐまラスカル」とは?

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『あらいぐまラスカル』は、アメリカの作家・スターリング・ノースが自らの少年時代を回想した小説、『はるかなるわがラスカル』を原作とした日本のテレビアニメ。11歳の少年、スターリング・ノースとあらいぐまの「ラスカル」の友情物語とされるが、その一方で自然と人間の共存の難しさに関しても触れている。フジテレビ系の世界名作劇場枠で放送された作品で、放映期間は1977年1月2日から12月25日で全52話が放送された。

【懐かしアニメ】あらいぐまラスカル オープニング - YouTube

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あらいぐまラスカル 世界名作劇場 おいでラスカル - YouTube

EDテーマ - 「おいでラスカル」
大杉久美子さんのさわやかな歌声がアメリカの大自然にピッタリ合った名曲ですね。
子供の頃は英語の歌詞は適当に歌ってたなあ・・・

「あらいぐまラスカル」のあらすじ

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舞台は1914年のアメリカ合州国。ウィスコンシン州のブレールスフォードという小さな町にスターリング・ノースという名前の11歳になる動物好きの少年が住んでいました。
スターリングは大の動物好きだったので、犬のハウザー、カラスのポー、そしてスカンクたちを飼っていました。

ある日友人のオスカーと一緒に、ウエントワースの森の奥へ釣りに出かけたスターリングは偶然あらいぐまの親子に遭遇します。
動物好きのスターリングはあらいぐまを飼おうと考え、あらいぐまの母親と赤ちゃんを捕まえようとしましたが、母親の方は居合わせた猟師に撃たれてしまいます。
残されてた子供のあらいぐまはまだ目も開かない赤ちゃんでした。スターリングはその赤ちゃんを「ラスカル」と名付け、大切に育てることにしました。
当時あらいぐまをペットとして飼うことはほとんど先例が無く、手探りの状態での毎日でしたが、ラスカルはすくすくと育ち、スターリングの友達からも可愛がられるようになります。
その一方で、ラスカルは成長するにつれて野生のあらいぐま本来の姿を見せ始めることで、一部の人たちからは敬遠される存在になってしまいます。
ラスカルはとても賢く、飴の包みを取ったり、コップのミルクを飲んだり、ジャムのビンを自分で開けたり、たりと、動物とは思えないような驚くような動作を覚えていきます。
しかしその分イタズラもひどく部屋の中の物を荒らし回ったり、近所のトウモロコシ畑を荒らしたりと被害は大きくなっていくのでした。
主人公・スターリング少年があらいぐまを拾って世話をするシーンは覚えていましたが、あらすじを振り返ってみると、野生のアライグマは「害獣」であり、人間との共生は難しいという深いテーマも描かれていたことがわかります。

大人になった今見てみると「ラスカルかわいい!」だけでなく、また違う見方ができそうです。

気になる最終回は?

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トウモロコシの味を覚え、畑を荒らすようになったラスカルは大人たちの恨みを買い、スターリングはラスカルを檻に入れて飼育するようになります。
自由にのびのびとラスカルを飼育することができなくなり心を痛めていたスターリング。
ラスカルとの生活が1年経とうとしていたころ、父親の事業が失敗し家を売却せざるを得ない状況に。母親も病気で亡くなっているためスターリングはミルウォーキーに住む姉夫婦と一緒に暮らす事になります。
スターリングは泣く泣くラスカルを森に返す決心をし、手作りのカヌーを使って、人里へ二度と戻って来られないように、また猟師に狙われなくて済むように、森の奥深くにラスカルを返します。
最後にスターリングが森に旅立ったラスカルをそっと見に行くと、ラスカルはかわいいメスのあらいぐまといっしょにいて、幸せそうにしているのを見届けます。
そしてスターリングも父親や友人達と別れ、涙をこらえながらミルウォーキーへと旅立っていきます。
不幸が重なり、ラスカルを野性に返すことになったスターリング少年。
ペット問題が深刻化した今、見返してみるといろいろ考えさせられるものがあります。

「あらいぐまラスカル」にまつわるトリビア

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ラスカルの声(鳴き声)を担当することになった野沢雅子は、役作りのために動物園に行き一日中アライグマを観察したというが、その時学んだことは“アライグマは鳴かない”という事であった。しかしその後TVにおいて鳴き声をようやく聞くことが出来たため、それを真似たという。
アリスは原作には登場しないアニメオリジナルのキャラクターである。その他、アニメオリジナルのエピソードが追加されていたり、物語の展開が細部で若干異なっている。
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