「中国の山口百恵」コン・リー
山東省済南で育ったコン・リーは、子供の頃から歌や踊りが好きで、歌手を目指していたという。1983年の大学入試試験に失敗、翌年も合格できなかった。
同時期に中国で山口百恵が注目される。1985年に中国全土で日本のドラマ「赤いシリーズ」吹き替え版が、放送されたのだ。ヒロインの山口百恵は中国で知られるようになりドラマの視聴率は北京で75.9%を記録した。そして当時20歳だったコン・リーは山口百恵に似ていると言われるようになる。
コン・リーは百恵より約7歳年下だ。
百恵ブームが起きていた1987年に女優デビューを果たす。映画『紅いコーリャン』はヒットした。そして、コン・リーは一躍有名になった。 同年、『ハイジャック 台湾海峡緊急指令』に出演し、百花奨最優秀助演女優賞を受賞。1989年に中央戯劇学院を卒業した。
1991年に『紅夢』で百花奨最優秀主演女優賞を、1992年には『秋菊の物語』でヴェネツィア国際映画祭最優秀主演女優賞と金鶏奨最優秀主演女優賞を受賞してスター女優の階段を登って行った。
コン・リーのデビュー映画『紅いコーリャン』(原題:紅高粱)はチャン・イーモウ監督デビュー作品でもある。無垢な少女が、美貌と性的魅力を武器に男を籠絡支配していくコン・リーの圧巻の演技も見どころだ。
#自分の人生においてトップ10に入る映画をあげてけ#さらば我が愛覇王別姫
— はがねん@映画や音楽など垢 (@haganen1979) January 30, 2021
🇨🇳の激動の50年を駆け抜けた、京劇の2人の名手と女性を時代を描いた一大抒情詩✨
時代の波に翻弄される姿は心苦しい🥲#チェン・カイコー 監督#レスリー・チャン#コン・リー#チャン・フォンイーhttps://t.co/rS228HXjR6 pic.twitter.com/pDMdA0Pwwc
監督との不倫関係
チャン・イーモウ監督と別れて結婚、シンガポールの市民権取得
※1年後の1997年7月1日に、香港はイギリスから中華人民共和国へ返還された。
1998年には、日本のハウス食品「とろみ好麺」のCMに出演し、日本でも有名になる。
1999年映画『きれいなおかあさん』(原題:漂亮媽媽)で主役を演じ、第24回モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を第10回百花奨・第20回金鶏奨で最優秀主演女優賞を受賞した。200年以降は国際女優として活動を開始した。
形式: DVD