2巻作家の誕生^^;
連載終了を受け、84年9月に1巻が、続いて翌10月に2巻が出て完結します。
その後、中津氏は翌85年から86年に週刊少年サンデー増刊号で「黄門★じごく変」を連載。これが全2巻の単行本に。
小学館の雑誌で読み切り短篇を3本ほど描いた後、同じく増刊号で87年から88年まで「徳川生徒会」を連載、これも全2巻で単行本化されます。
その「徳川生徒会」2巻の「巻末付録」で「2巻作家の中津です」「別に好きでやってるワケじゃないんだよ/ほんとうは2巻以上出したいと思ってるんだけどね〜。」と作者自身、自虐的にネタにしておりました、、
ところがっ
その後、中津氏は翌85年から86年に週刊少年サンデー増刊号で「黄門★じごく変」を連載。これが全2巻の単行本に。
小学館の雑誌で読み切り短篇を3本ほど描いた後、同じく増刊号で87年から88年まで「徳川生徒会」を連載、これも全2巻で単行本化されます。
その「徳川生徒会」2巻の「巻末付録」で「2巻作家の中津です」「別に好きでやってるワケじゃないんだよ/ほんとうは2巻以上出したいと思ってるんだけどね〜。」と作者自身、自虐的にネタにしておりました、、
ところがっ
2巻作家、卒業^^
「徳川生徒会」が春に連載終了した86年、同じ年の夏に、同じく増刊号で「帰ってきたスーパーヒーロー」というタイトルの一話読み切りで「ふぁいてぃんぐスイーパー」が掲載されます。
実は香奈が暴走族時代に、その犠牲となった女の子のために族をたった一人で壊滅に追い込んだのが、総司だったというおハナシになっております、、
実は香奈が暴走族時代に、その犠牲となった女の子のために族をたった一人で壊滅に追い込んだのが、総司だったというおハナシになっております、、
その2年も経た88年になんと、「ふぁいてぃんぐスイーパー」の3巻が出ます。2巻発売から数えると実に4年後!
もちろん86年の一話だけで単行本一巻は成り立ちません。
ふぁいてぃんぐスイーパー連載の前年83年に、増刊号に掲載された一話読み切りのふぁいてぃんぐスイーパー(単行本では2話目に「い・け・な・い そうじMAGIC」のタイトルで収録されていますが、これが入選作の「ふぁいてぃんぐ清掃人」ではないでしょうか?)、
これに、全体のハナシの流れには関係しないので量調整に外されていたのか、84年、連載の後半に掲載されていた回「呪われたじさま」(じさま主役(?)回!)、
計3本の単行本未収録だったスイーパーものと、
前述の84年誌面掲載の「にゅうたあHERO」ほか、86年別冊掲載の「ぶらでぃSCHOOL」、87年週刊サンデー掲載の「せいけつ学園戦記」を加えて、一冊になっております。
(作品の時代は前後するけど、かならずしも古い画が拙いともかぎらないのです、、にゅうたあの方がスイーパー第1話より画がしっかりしてたり(連載じゃないから時間かけれたかもですしね)、もろに細野不二彦画が入っていたり森秀樹画が入っていたり、、やっぱ、ムラの人なのか?中津氏^^;)
公に発表された初作品、初連載、2巻作家誕生となった作品、2巻作家を返上した作品、、いずれもスイーパーなわけで、中津氏には大きな作品ですね^^
もちろん86年の一話だけで単行本一巻は成り立ちません。
ふぁいてぃんぐスイーパー連載の前年83年に、増刊号に掲載された一話読み切りのふぁいてぃんぐスイーパー(単行本では2話目に「い・け・な・い そうじMAGIC」のタイトルで収録されていますが、これが入選作の「ふぁいてぃんぐ清掃人」ではないでしょうか?)、
これに、全体のハナシの流れには関係しないので量調整に外されていたのか、84年、連載の後半に掲載されていた回「呪われたじさま」(じさま主役(?)回!)、
計3本の単行本未収録だったスイーパーものと、
前述の84年誌面掲載の「にゅうたあHERO」ほか、86年別冊掲載の「ぶらでぃSCHOOL」、87年週刊サンデー掲載の「せいけつ学園戦記」を加えて、一冊になっております。
(作品の時代は前後するけど、かならずしも古い画が拙いともかぎらないのです、、にゅうたあの方がスイーパー第1話より画がしっかりしてたり(連載じゃないから時間かけれたかもですしね)、もろに細野不二彦画が入っていたり森秀樹画が入っていたり、、やっぱ、ムラの人なのか?中津氏^^;)
公に発表された初作品、初連載、2巻作家誕生となった作品、2巻作家を返上した作品、、いずれもスイーパーなわけで、中津氏には大きな作品ですね^^
その後、、?
以後、中津氏は角川や少年画報社などで作品を発表しますが(いずれも筆者未読。92年の「戦え!! 清掃人」というのが気になりますね、、やはりスイーパーシリーズなのでしょうか?)、
作品リスト
漫画作品
にゅうたあHERO(『週刊少年サンデー』1984年41.42号)
ふぁいてぃんぐスイーパー(1985年 - 1988年、『週刊少年サンデー』連載)
黄門★じごく変(1985年 - 1986年、『週刊少年サンデー増刊号』連載)
桃(『ビッグコミックスピリッツ』1986年3号)
愛と悲しみのマンボ(『週刊ビッグコミックスピリッツ』1986年)
せいけつ学園戦記(『週刊少年サンデー増刊号』1987年5月号)
徳川生徒会(1987年 - 1988年、『週刊少年サンデー増刊号』連載)
SNOW WHITE 疾風怒濤(1988年、『週刊少年サンデー スペシャル増刊号』)
てっぺー参上(1989年、『月刊コミックコンプティーク』創刊号.創刊2号)
ちぇりーげいる金(1989年 - 1991年、『月刊コミックコンプ』連載)
源平討魔伝(1988年、『増刊マル勝ファミコン コミックスペシャル』掲載)
ハイランダー<悪魔の雀士>(『別冊近代麻雀』1989年2・3月号)
めたもる伊助(1990年、『月刊コミックコンプ』連載)
快傑イーピン・ゴッド(『別冊近代麻雀』1989年11・12月号)
God(1992年、角川書店)
戦え!! 清掃人(1992年、竹書房)
桃色サバス(1993年 - 1997年、『ヤングキング』連載)
ふぁいてぃんぐスイーパー(愛蔵本)(1996年、YKコミックス)
妖怪仕置人(1997年 - 2001年、『ヤングキング』連載)
大江戸せくすぽっぷ(2006年 - 2007年、『ヤングキング』連載)
2007年の〈お色気コメディ〉という「大江戸せくすぽっぷ」を最後に、掲載や単行本は見当たりません、、
漫画家活動はもうなさってないのでしょうか、、断定できる情報には行き当たりませんでしたorz
「2巻作家」などとご自身で笑いにされていましたが、短いからよくないということもなく、
2巻くらいがちょうどよい、という作品や資質もあるのだろうと思います。それでは作家当人はたいへんなのかもしれませんが、、
「2巻作家」という称号(?)とともに懐かしい漫画家—。筆者にとっての中津氏はそういう存在であります。
漫画家活動はもうなさってないのでしょうか、、断定できる情報には行き当たりませんでしたorz
「2巻作家」などとご自身で笑いにされていましたが、短いからよくないということもなく、
2巻くらいがちょうどよい、という作品や資質もあるのだろうと思います。それでは作家当人はたいへんなのかもしれませんが、、
「2巻作家」という称号(?)とともに懐かしい漫画家—。筆者にとっての中津氏はそういう存在であります。
ちなみに総司はこんな感じ。