4幹部の実質的なリーダー格。人間換算で25歳前後。残忍かつ冷酷な野心家で、異常なまでに執念深い。人間の情愛などを「愚劣な感情」などと軽んじる一方、マリアに対しては倒錯した感情を抱いていた。
尊大かつ傲岸不遜な性格で、自分の上に立つ者の存在を決して認めず、他者が必死で努力する姿を敵味方関係なく「健気」と皮肉を交えて嘲笑し、相手を見下しきった態度であしらう姿がしばしば見受けられた。
元スカイフォース隊員で、竜の恋人。鳥人戦隊の隊員にも選ばれていたが、バイラム襲撃の際に次元の歪みに吸い込まれてしまい、ラディゲの洗脳を受ける。ただし竜はリエの死亡を確信しており、マリアをリエと同一人物だとは第31話まで知ることはなかった。
かつてのリエはピアノを愛する心優しい女性だったが、洗脳されて以来、烈しい闘争心を持った好戦的な性格へと変貌する。恋人だった竜も倒すべき仇敵としか認識していない。しかしマリアとなってもピアノの腕は全く衰えておらず、その美しい演奏はグレイを惹きつけた。
ロボット幹部。その出生については全く不明。背中に必殺砲グレイギャノンを、腕にはマルチショットガン・ハンドグレイザーを装備している。掌からは衝撃波も放つ。鋼鉄のボディの防御力は高く、パワー・格闘戦にも秀でるなど戦闘力は高い。
ロボットではあるがマリアに恋心を持ったり、ワインと煙草(指に装備された超小型の火炎放射器をライターのように使い火をつける)とクラシック音楽を好むという人間的な面を持ち、バイラムのメンバーでは比較的理性的な性格。ラディゲとは対照的に卑怯な手を使わず、正々堂々の戦いを好む。他の幹部たちと違って侵略などの野心をあまり持たず、純粋に強い相手との戦いだけを楽しんでいた節がある。
超能力を使う少年幹部。人間換算で9歳。ゲーム感覚で作戦を立案し、相手の被害はおろか味方の犠牲などですら「ゲームを楽しむためだけの要素」と捉える冷酷な性格。ジェットマンを倒した者がバイラムの頂点に立つルールも彼の考案によるもの。
第37話より登場。敵味方両方から子ども扱いされ、フラストレーションが限界に達したトランが怒りによって大人に成長した姿で、帝王を自称する。髪の色は銀色をしており、唇は紫である。能力が急上昇していることに反して精神面はあまり成長しているとは言えず、非常に自己顕示欲が強い。
オープニングテーマ 『鳥人戦隊ジェットマン』
鳥人戦隊ジェットマン OP - YouTube
印象に残る戦隊シリーズだったのです。
【定期】只今鳥人戦隊ジェットマン、ウルトラマンコスモス視聴中!
— ラディゲと化した いずみん (@akabeko428) October 22, 2015
力ずくで愛を奪おうなんざ、モテねぇ野郎のする事だぜ
— ヒーロー格言bot (@maxim_of_hero) October 21, 2015
(鳥人戦隊ジェットマン・結城凱)
なりたてオタクにおススメする「見ておくべき戦隊シリーズ」
— 十佳@三日目東シ-08a (@Denpatounokai) October 21, 2015
一位 五星戦隊ダイレンジャー:全戦隊随一のキレッキレ生身アクションもに加え、大極思想をふまえた衝撃のラストは必見
二位 鳥人戦隊ジェットマン:「戦うトレンディドラマ」と呼ばれたシナリオはまさに金字塔
三位 とくになし
最終回『はばたけ!鳥人よ』ネタばれあらすじ
ジェットマン達はジェットイカロスに搭乗して巨大獣ラゲムと地球の運命をかけた最後の戦いに挑む。
攻撃をことごとく跳ね返されピンチにおちいるジェットマン達。そこへジェットガルーダに搭乗した小田切長官が現れジェットイカロスとジェットガルーダの変形合体でグレートイカロスとなり巨大獣ラゲムにいどむ!
しかし、それでも巨大獣ラゲムの圧倒的な力にかなわない。たまらず小田切長官はテトラボーイを呼び巨大獣ゲラムの背中を攻撃させた。すると巨大獣ゲラムは激しくダメージを受けた。
弱点が無いように見えたゲラムだが、マリアから受けた背中の傷が巨大化によって広がっていたのだった。
背中の傷を集中攻撃するジェットマン達!しかし、ラゲムはバイロックと融合してさらに強化されて第二形態へと進化してしまった。
テトラボーイも破壊されバードメーザーも跳ね返され万策尽きた時、竜は合体を解除して単身飛びかかり、ラゲムを、羽交い締めにした。
「バードニックセイバーでラディゲを、背中の傷を貫くんだ!」竜は自分ごと攻撃するよう凱達に言った。
バードニックセイバーがラゲムを貫き「これで、このラディゲを倒したつもりだろうが、俺の魂は裏次元から永遠に貴様達を呪い続けるだろおおおおう!!!」と捨て台詞を残しラディゲは死んでいった。
竜はからくも脱出して生還していた。心配して駆け寄るみんなと勝利をかみしめ、長い戦いの終わりを喜び合った。
3年後、雷太は幼なじみのサツキと幸せな生活を送っていた。アコはアイドル歌手になり忙しくしている。そして竜と香の結婚式に参加するために、かつての仲間達が集まった。
その頃、凱は花屋で結婚する二人のために花束を買っていた。店を出ようとするとき、女性からバッグを奪い取る強盗に出くわす。凱はすぐさま強盗を追いかけて捕まえ「めでたい日にけちつけやがって!くだらねぇマネすんじゃねぇ!!」と強盗をたしなめた。そう言って立ち去る凱に向かって強盗がナイフを取り出し、凱の腹部を刺した。
式が終わり、教会の庭園でみんなから祝福を受ける竜、ふと見るとベンチに座っている凱に気がつき竜は駆け寄って行った。
「来てくれたんだな」そう呼びかける竜に凱は力なく相づちを打つ。様子がおかしい凱を心配する竜に「いつもの二日酔いだ」と凱は誤魔化した。
「空が目にしみやがる、綺麗な空だ」そう言って凱は空を見上げた。
「ああ、俺たちが守ってきた青空だ」竜もベンチに座り凱と一緒に空を見上げる。
みんなで写真を撮ろうと集まるが、凱はベンチに座って微笑み、手を振るだけだった。
みなが幸せそうに戯れる中、凱は静かに目を閉じた。