有名過ぎるフレーズ「昔の友は今も友 俺とお前と大五郎」
協和発酵が発売していた焼酎『大五郎』のCM。
見ればほっこりする賑やかな雰囲気、そしてCMソングとして長年に渡って流され続けたフレーズ「昔の友は今も友 俺とお前と大五郎」は今も多くの人の記憶に残っている。
見ればほっこりする賑やかな雰囲気、そしてCMソングとして長年に渡って流され続けたフレーズ「昔の友は今も友 俺とお前と大五郎」は今も多くの人の記憶に残っている。
「大五郎」と言えば『子連れ狼』の拝大五郎
「大五郎」というと世代的にどうしても『子連れ狼』の拝大五郎を思い出してしまう人も多いはず。
念のため調べてみたが、父を呼ぶ時の「ちゃん!」が有名な『子連れ狼』の大五郎と、焼酎の大五郎に関係があるとの事実は見当たらなかった。
念のため調べてみたが、父を呼ぶ時の「ちゃん!」が有名な『子連れ狼』の大五郎と、焼酎の大五郎に関係があるとの事実は見当たらなかった。
via blogs.c.yimg.jp
大五郎のCMに出演していたおじさんは誰なの?
大五郎のCMに1980年代後半~1997年頃まで出演していた豊田泰光。
あまりに長期間出演していたことから、野球に興味のない人からは、「CMに出演しているおじさんの名前が大五郎。」と思われてしまうこともあった。
あまりに長期間出演していたことから、野球に興味のない人からは、「CMに出演しているおじさんの名前が大五郎。」と思われてしまうこともあった。
via i.imgur.com
豪快な打撃でプロ野球を盛り上げた大打者・豊田泰光
豊田泰光(とよだ やすみつ)
茨城県水戸商業高校で甲子園に出場し、ベスト16入り。
高校卒業と同時に西鉄ライオンズに入団。
リーグ優勝、日本一へ導いた中心選手となった。
首位打者1度、ベストナインには6度選出された。
二試合連続サヨナラホームランや通算1000試合出場などの記録を残し、日本選手権(現在の日本シリーズ)MVPを始め数多くのタイトルを得た。
引退してからは近鉄でコーチを務めた後、テレビやラジオで野球評論家として活動していた。
2006年に野球殿堂入り。
2016年8月14日、誤嚥性肺炎のため死去。81歳没。
高校卒業と同時に西鉄ライオンズに入団。
リーグ優勝、日本一へ導いた中心選手となった。
首位打者1度、ベストナインには6度選出された。
二試合連続サヨナラホームランや通算1000試合出場などの記録を残し、日本選手権(現在の日本シリーズ)MVPを始め数多くのタイトルを得た。
引退してからは近鉄でコーチを務めた後、テレビやラジオで野球評論家として活動していた。
2006年に野球殿堂入り。
2016年8月14日、誤嚥性肺炎のため死去。81歳没。
via www.nikkei.com
協和焼酎『大五郎』のCMソング「俺とお前と大五郎」
CMで流れる箇所だけの歌かと思っていたが、ところがどっこい。
2番まであるちゃんとした歌であった。
2番まであるちゃんとした歌であった。
【CM動画】協和焼酎『大五郎』ロングバージョン
30秒のロングバージョンだとサビ以外の歌詞も少し含まれている。
via www.youtube.com
『俺とお前と大五郎』の歌詞
---1番---
お前に会いに来たよ
お前が来ると聞いて
お前も元気そうだね
お前とはとことん飲もう
久しぶりだと言うより早く
お互いグラスに手を伸ばす
昔の友は今も友
昔の友は今も友
俺とお前と大五郎
---2番---
お前を忘れないさ
お前に借りもあるし
お前は覚えてないな
お前ってそういつ奴だ
みんな昔と変わりはしない
止まった時計が動き出す
昔の友は今も友
昔の友は今も友
俺とお前と大五郎
昔の友は今も友
昔の友は今も友
ラーラーラ・ラ・ラーラ・ラ~
ただのアル中ソングとネット上で馬鹿にされていたりするが、良い歌だ。
若い時にはなんとも思わなかったが、40歳を超えて聴くとなんだか胸にジーンと響くものがある。
若い時にはなんとも思わなかったが、40歳を超えて聴くとなんだか胸にジーンと響くものがある。
そうそうたるメンバーが作り上げた『俺とお前と大五郎』
作詞:伊藤アキラ
歌謡曲やアニメソング、コミックソング、CMソングなどの作詞を幅広く手がけ、その作品数は1,000曲を超える。
秋元康は「筋金入りの作詞家」と称賛している。
CMソングとしては「この木なんの木(日立の樹)」、「パッ!とさいでりあ(新興産業)」「幸せの青い雲(青雲のうた 日本香堂)」「やめられない とまらない(カルビー かっぱえびせん)」「ただいまのあとは(イソジン)」などが有名。
秋元康は「筋金入りの作詞家」と称賛している。
CMソングとしては「この木なんの木(日立の樹)」、「パッ!とさいでりあ(新興産業)」「幸せの青い雲(青雲のうた 日本香堂)」「やめられない とまらない(カルビー かっぱえびせん)」「ただいまのあとは(イソジン)」などが有名。
作曲:鈴木キサブロー
アニメ・特撮作品の主題歌からJ-POP、歌謡曲に至るまで、幅広いジャンルの曲を作曲。
1986年には、中森明菜に提供した「DESIRE -情熱-」が第28回日本レコード大賞を受賞している。
H2O「想い出がいっぱい」、徳永英明「輝きながら…」、南野陽子「悲しみモニュメント」などが有名。
1986年には、中森明菜に提供した「DESIRE -情熱-」が第28回日本レコード大賞を受賞している。
H2O「想い出がいっぱい」、徳永英明「輝きながら…」、南野陽子「悲しみモニュメント」などが有名。
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歌:とみた いちろう(MoJo)
フォークシンガーとして活動後、1978年の独立以降、「富田 伊知郎」「とみたいちろう」名義でCMソングなどの作曲・歌唱を手がける一方、「MoJo(モジョ)」名義でアニメソング歌手としても活動している。
CMソングとしては「パッ!とさいでりあ(新興産業)」「お〜い北海道(サッポロ)」「ビックカメラの歌」などが有名。
CMソングとしては「パッ!とさいでりあ(新興産業)」「お〜い北海道(サッポロ)」「ビックカメラの歌」などが有名。
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歌のタイトル「●と●と~」の元祖は『俺とお前と大五郎』なのか?
「●と●と~」という珍しい流れのタイトルで有名になった『部屋とYシャツと私』(平松愛理・1992年)よりも、1991年からCMで使用されている『俺とお前と大五郎』の方がわずかながら古い。
そうしたことから、「●と●と~」タイトルの元祖ではないかと思い、有名な作品と比較してみた。
『僕と彼女と週末に』(浜田省吾・1982年)
『部屋とYシャツと私』(平松愛理・1992年)
『シェリーと夏と僕』(松岡英明・1992年)
『風と星とメビウスの輪』(Mr.Children・2008年)
おお!ハマショーが最も古かった。
「僕と彼女と~」に対し「俺とお前と~」と大五郎とも雰囲気が似ている
だが、まだ調べたりない。
「●と●と」形式や「●と●と●と」形式などについても調べてみた。
◆「●と●と」形式
『君とピアノと』(東野純直・1993年)
『真実と幻想と』(L'Arc〜en〜Ciel・1997年)
◆「●と●と●と」形式
『愛しさと切なさと心強さと』(篠原涼子・1994年)
◆「●と●と●と●」形式
『酒と泪と男と女』(河島英五・1975年)
という感じで類似形式まで含めると、河島英五の『酒と泪と男と女』が最も古かった。
今回調べた曲以外にもこうした形式のタイトルはあるかもしれないが、いずれにしても『俺とお前と大五郎』が元祖というわけではないようだ。
なお、「と」が多いからと言って『おっととっと夏だぜ!』(EE JUMP・2001年)はこの流れに関係ない。
そうしたことから、「●と●と~」タイトルの元祖ではないかと思い、有名な作品と比較してみた。
『僕と彼女と週末に』(浜田省吾・1982年)
『部屋とYシャツと私』(平松愛理・1992年)
『シェリーと夏と僕』(松岡英明・1992年)
『風と星とメビウスの輪』(Mr.Children・2008年)
おお!ハマショーが最も古かった。
「僕と彼女と~」に対し「俺とお前と~」と大五郎とも雰囲気が似ている
だが、まだ調べたりない。
「●と●と」形式や「●と●と●と」形式などについても調べてみた。
◆「●と●と」形式
『君とピアノと』(東野純直・1993年)
『真実と幻想と』(L'Arc〜en〜Ciel・1997年)
◆「●と●と●と」形式
『愛しさと切なさと心強さと』(篠原涼子・1994年)
◆「●と●と●と●」形式
『酒と泪と男と女』(河島英五・1975年)
という感じで類似形式まで含めると、河島英五の『酒と泪と男と女』が最も古かった。
今回調べた曲以外にもこうした形式のタイトルはあるかもしれないが、いずれにしても『俺とお前と大五郎』が元祖というわけではないようだ。
なお、「と」が多いからと言って『おっととっと夏だぜ!』(EE JUMP・2001年)はこの流れに関係ない。
甲類焼酎の大五郎は、スッキリと口当たりがよく、割り材の味の邪魔をしないのが特徴。
水割り、お湯割りだけでなく、お茶割り、サワーにホッピーと、飲み方は自由自在で長年親しまれている。