『はれときどきぶた』
via www.mxtv.co.jp
原作を読み、劇場版もテレビで見ていたため、「絵がかわいくなった」程度の認識でした。放送が始まるまでは。展開や演出が凄まじくなっており、賛否両論のようですが、このくらい突き抜けていれば逆に「どこまでも行ってください」という気にもなります。
概要
1997年7月方翌9月まで放送。
監督はワタナベシンイチ氏であり、後に「ナベシンワールド」と呼ばれる世界をすでに確立している。
原作のストックがあまりなかったこともあり、そのぶっ飛んだ内容、展開、セリフの大半がオリジナル。
大概原作者は自作の映像化作品の内容がかけ離れていたりすると抗議するものだが、本作品の原作者矢玉四郎氏は作品自体ではなく、低評価であることに嘆いている。
丸々一話ミュージカル調だったり、実験的でもありました。
あらすじ
ちょっと空想壁がある以外取り立てて特徴のない少年、畠山則康。
母親に日記を見られた怒りから「嘘の日記」を書いたところ、それが次々現実化。
「ブタが降ってくる」と書けばその通りになってしまい、あわてて消しゴムで内容を消していくのだが、一匹だけ消し忘れのブタがいた。
以降、「はれぶた」と名付けられたその子ブタは畠山家のペットとして住むことになるのだが・・・?
母親に日記を見られた怒りから「嘘の日記」を書いたところ、それが次々現実化。
「ブタが降ってくる」と書けばその通りになってしまい、あわてて消しゴムで内容を消していくのだが、一匹だけ消し忘れのブタがいた。
以降、「はれぶた」と名付けられたその子ブタは畠山家のペットとして住むことになるのだが・・・?
登場人物
主人公にして、作中ほぼ唯一の常識人。
ごく普通の小学校3年生、と言いたいところだが、10歳に満たない身ながらあきらめムードあふれるセリフを口にしたり、空想癖が強かったりする。しかも空想の内容がぶっ飛んでいる。
「十円安」というあだ名がある。
ごく普通の小学校3年生、と言いたいところだが、10歳に満たない身ながらあきらめムードあふれるセリフを口にしたり、空想癖が強かったりする。しかも空想の内容がぶっ飛んでいる。
「十円安」というあだ名がある。
「明日はブタが降ってくる」という則安の日記が実現し、彼の部屋にまでなだれ込んできたブタの一匹。
「消しゴムで日記の内容を消せばいいんだ」との機転で他のブタは消え去るが、唯一の消し忘れとして残り、そのまま畠山家の一員に。
思考(主に則安の)を吸って現実化する特殊能力を持つ。
元は「ぶた王国」なる国の王子。
「消しゴムで日記の内容を消せばいいんだ」との機転で他のブタは消え去るが、唯一の消し忘れとして残り、そのまま畠山家の一員に。
思考(主に則安の)を吸って現実化する特殊能力を持つ。
元は「ぶた王国」なる国の王子。
則安の妹。
通称玉ちゃん。
3歳だが、異様に大人びているというか、侮れない幼女。
通称玉ちゃん。
3歳だが、異様に大人びているというか、侮れない幼女。
via www.nicozon.net
則安の両親。パパ、ママと呼ばれる。
父玉則は一流大学を卒業したもののリストラに遭い、妻の実家の工場で名前だけの部長職を務める身。
母安江はそのせいもあって、学歴や勉強など何の役にも立たないと、則安に「勉強」の一切を禁じている。夏休みの宿題すらダメ。
父玉則は一流大学を卒業したもののリストラに遭い、妻の実家の工場で名前だけの部長職を務める身。
母安江はそのせいもあって、学歴や勉強など何の役にも立たないと、則安に「勉強」の一切を禁じている。夏休みの宿題すらダメ。
via blog.goo.ne.jp
ナレーター的な役割で、番組を「アナウンス」し、時にはしゃべらないキャラクターの「通訳」もこなす。
矢玉アナとは別人。
口調や態度がやる気なさげでガサツ。
口調や態度がやる気なさげでガサツ。