『はれときどきぶた』トンでけ!平成の突き抜けシュールアニメの金字塔!
2016年2月18日 更新

『はれときどきぶた』トンでけ!平成の突き抜けシュールアニメの金字塔!

初期は兎も角、原作と全く違った展開、キャラデザです。

5,799 view

『はれときどきぶた』

 (1573658)

原作を読み、劇場版もテレビで見ていたため、「絵がかわいくなった」程度の認識でした。放送が始まるまでは。展開や演出が凄まじくなっており、賛否両論のようですが、このくらい突き抜けていれば逆に「どこまでも行ってください」という気にもなります。

概要

1997年7月方翌9月まで放送。
監督はワタナベシンイチ氏であり、後に「ナベシンワールド」と呼ばれる世界をすでに確立している。
原作のストックがあまりなかったこともあり、そのぶっ飛んだ内容、展開、セリフの大半がオリジナル。
大概原作者は自作の映像化作品の内容がかけ離れていたりすると抗議するものだが、本作品の原作者矢玉四郎氏は作品自体ではなく、低評価であることに嘆いている。
丸々一話ミュージカル調だったり、実験的でもありました。

あらすじ

ちょっと空想壁がある以外取り立てて特徴のない少年、畠山則康。
母親に日記を見られた怒りから「嘘の日記」を書いたところ、それが次々現実化。
「ブタが降ってくる」と書けばその通りになってしまい、あわてて消しゴムで内容を消していくのだが、一匹だけ消し忘れのブタがいた。
以降、「はれぶた」と名付けられたその子ブタは畠山家のペットとして住むことになるのだが・・・?

登場人物

畠山則安(はたけやま のりやす)

畠山則安(はたけやま のりやす)

主人公にして、作中ほぼ唯一の常識人。
ごく普通の小学校3年生、と言いたいところだが、10歳に満たない身ながらあきらめムードあふれるセリフを口にしたり、空想癖が強かったりする。しかも空想の内容がぶっ飛んでいる。
「十円安」というあだ名がある。
はれぶた

はれぶた

「明日はブタが降ってくる」という則安の日記が実現し、彼の部屋にまでなだれ込んできたブタの一匹。
「消しゴムで日記の内容を消せばいいんだ」との機転で他のブタは消え去るが、唯一の消し忘れとして残り、そのまま畠山家の一員に。
思考(主に則安の)を吸って現実化する特殊能力を持つ。
元は「ぶた王国」なる国の王子。
畠山玉江(はたけやま たまえ)

畠山玉江(はたけやま たまえ)

則安の妹。
通称玉ちゃん。
3歳だが、異様に大人びているというか、侮れない幼女。
畠山玉則(はたけやまたまのり)、畠山安江(はたけやまやすえ)

畠山玉則(はたけやまたまのり)、畠山安江(はたけやまやすえ)

則安の両親。パパ、ママと呼ばれる。
父玉則は一流大学を卒業したもののリストラに遭い、妻の実家の工場で名前だけの部長職を務める身。
母安江はそのせいもあって、学歴や勉強など何の役にも立たないと、則安に「勉強」の一切を禁じている。夏休みの宿題すらダメ。
矢玉アナ(やだまあな)

矢玉アナ(やだまあな)

ナレーター的な役割で、番組を「アナウンス」し、時にはしゃべらないキャラクターの「通訳」もこなす。
黒矢玉(くろやだま)

黒矢玉(くろやだま)

矢玉アナとは別人。
口調や態度がやる気なさげでガサツ。
38 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

【女子アナブームの先駆け】1980年代に活躍!フジテレビの人気女子アナは今!?

【女子アナブームの先駆け】1980年代に活躍!フジテレビの人気女子アナは今!?

「女子アナブーム」が始まったのは1980年代。そのブームを牽引していたのがフジテレビでした。以来、女子アナウンサーといえば、花形職業とみなされ、タレントのような扱いをされることも当たり前に。今回は、女子アナブームの先駆け的存在だった人気女子アナ、特にブームの走りだった1986年以前に入社した女子アナにフォーカスします。
izaiza347 | 584 view
元NHKアナ・鈴木健二さんの訃報に接し思い出す「クイズ面白ゼミナール」。80年代を代表する教養クイズ番組。

元NHKアナ・鈴木健二さんの訃報に接し思い出す「クイズ面白ゼミナール」。80年代を代表する教養クイズ番組。

NHKの元アナウンサーで、クイズ番組「クイズ面白ゼミナール」の進行役などで知られる鈴木健二(すずき けんじ)さんが3月29日、老衰のため福岡市内の病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。
隣人速報 | 348 view
「スイカップ」と言われてから20年・元NHKの『古瀬絵理』アナ 現在は何やってんの?!

「スイカップ」と言われてから20年・元NHKの『古瀬絵理』アナ 現在は何やってんの?!

2000年4月、NHK山形放送局に契約キャスターとして入局した古瀬絵理さん。スポーツ紙に推定Hカップと言われ尾花沢の名産品であるスイカを引っ掛けて「スイカップ」と大きく取り上げられました。あれから20年現在はなにをされてるのでしょ・・・。
ギャング | 5,021 view
【追悼】僅か43歳の若さでこの世を去った日テレ女子アナ『大杉君枝』!!

【追悼】僅か43歳の若さでこの世を去った日テレ女子アナ『大杉君枝』!!

2007年2月2日衝撃的なニュースが入ってきました!日本テレビのアナウンサー大杉君枝さんが自宅マンションから転落し死亡したと言うモノでした。今回は追悼の意味も含めてまとめてみました。
ギャング | 3,388 view
【追悼】僅か34歳の若さで亡くなった日テレ女子アナの『 山本真純』!!

【追悼】僅か34歳の若さで亡くなった日テレ女子アナの『 山本真純』!!

2010年7月27日に衝撃的なニュースがありました。育児休暇中の日テレ女子アナの山本真純さんが、宮城県仙台市青葉区内のマンション前で倒れているところを発見され死亡が確認されたと言うモノでした。
ギャング | 2,348 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト