2017年1月26日 更新
ワンランク上のオーラをまとった 「特別な女優」 宮沢りえのデビュー作『ぼくらの七日間戦争』。 15歳のりえちゃんの輝きは永遠です!
「特別な女優」の系譜がここにある。賛否はともかく、彼女たちは10代のころから特別なオーラをまとい、さまざまな時間を得て、いまここに立っている。彼女たちの生き様は普通の人間には想像できないほどの光と闇に覆われているといってもいい。その中でも、いま最も充実の時を迎えている女優がいる。宮沢りえ。数々の話題を世に提供しながら、現在、女優として最高のランクにいる。10代から持つオーラをそのままに、芸能界で眩いばかりの輝きを放つ宮沢りえの原点がこの『ぼくらの7日間戦争』なのだ。
大地康雄
こちらも曲者である。映画『マルサの女2』や『ミンボーの女』『バカヤロー!私怒ってます』で印象的な演技を見せていた。何があったかしばらく見ない時があったが、最近はまたちょいちょい。個人的にはもっと見たい俳優である。
金田龍之介
名前がポンと思いつかない人でも勧善懲悪モノには必ず出てくる悪役のうまい金田さんの顔、覚えてないですか? ホントに憎たらしい顔。もっとも、こういう人がいてはじめてドラマは成り立つんですな。
倉田保昭
1971年、この当時、香港映画界の最大勢力だったショウ・ブラザーズのオーディション(日本の帝国ホテルで開催)に合格したのを機会に、折りからブームとなっていたカンフー映画へと転進。同年『悪客』で香港映画デビュー。以降、悪役俳優として活躍した。
1974年には出演した香港映画『帰ってきたドラゴン』が日本でも公開され「和製ドラゴン」として凱旋帰国したほか、東京12チャンネルのテレビドラマ『闘え!ドラゴン』に主演した。日本映画復帰出演第一作目となった千葉真一主演の『直撃! 地獄拳』や、志穂美悦子主演『女必殺拳 危機一発』、『必殺女拳士』など、東映製作の格闘映画の助演。1976年には東映映画『武闘拳! 猛虎激殺』で主演を果たした。
1975年よりTBS系のドラマ『Gメン'75』に草野刑事役として、1979年4月までの4年間、レギュラー出演する。特に『香港カラテロケシリーズ』(第105、106、126、127、175、176、201、202話.等)では主導的な役割を負い、現地の役者の通訳や食事の手配までこなし、番組内の人気シリーズとなった。
ご存知、小室哲哉率いる、「TMネットワーク」が主題歌を歌っていたのだ!
まあ、あえて紹介することもないが、主題歌はTMネットワーク。ご存知、小室哲哉のグループ。この言い方は語弊があるかもしれない。一世を風靡した「TRF」のように「Tetsuya Komuro Rave Factory」という小室の名前ありきではなく、TMは、ウィキペディアによると、「音楽活動を始めたホームタウンとも言える東京都多摩地域の「多摩」 (TaMa) がその由来」ということだ。公式には、「タイムマシン(Time Machine)の略」という話もあるが、この際、どうでもよくて、とにかく日本の音楽シーンで「新しい音楽」を模索中だった小室哲哉が生み出した音楽がこの映画の主題歌になっているのだ。日本中を席巻したのちの小室ブームの胎動がここにあるといってもいいだろう。
ということで、「特別な女優」宮沢りえの胎動を感じられる、こちらをどうぞ!
-
すべてのコメントを見る (1)
コメントを書く
※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。