『年の差カップル刑事』(1998年・フジテレビ系列) 主演・村崎茜 役:高橋由美子
『ケイゾク』(1999年1月8日・TBS系) 主演・柴田純 役:中谷美紀
ケイゾク(1999年1月 - 3月、TBS)【主演】 - 柴田純 役:中谷美紀
シリーズ前半は持ち込まれる事件を解決する刑事物として、小ネタを散りばめたコメディー要素の強い一話完結のスタイルを採りつつ、シリーズ後半に向けての伏線を少しずつ描いてゆく。
シリーズ後半では真山と快楽殺人犯・朝倉の因縁を巡る物語をシリアスに展開させるという構成となっている。タイトルの『ケイゾク』は「現在も鋭意“継続”捜査中である」という事に由来している。
警察の実情とは異なる設定が多いほか、これまでの刑事ドラマと比べ無機質で暗鬱とした雰囲気を醸し出しており、メイン演出の堤幸彦による演出スタイルは新鮮さと特異性に溢れていた。過去の刑事ドラマへのリスペクトを感じさせながら、2000年代以降につながる斬新さを持つドラマであるとも評価されている。
『ボーダー 犯罪心理捜査ファイル』(1999年1月11日・日本テレビ系列) 主演・杉嶋桐惠 役:中森明菜
ボーダー 犯罪心理捜査ファイル(1999年1月11日 - 3月8日、日本テレビ) - 主演・杉嶋桐惠 役:中森明菜
主演の中森明菜が収録中の事故により胸部挫傷、肋軟骨骨折を診断され、更にインフルエンザにも罹患するなどといったアクシデントの連続から収録を続けることが困難となり、当初の全10回予定から1話短縮された。
警視庁捜査一課特殊犯罪捜査係に、心理技官として派遣された杉島桐恵は、科学警察研究所の犯罪心理学研究員で捜査一課の刑事・辻良介と組むことに。
プロファイリングにより犯人を追いつめ事件を解決していくが、時に異常なまでに執念深く犯人を追い詰める桐恵には、幼い頃に遭遇した凶悪事件のトラウマがあった。
幼い頃に遭遇した凶悪事件のトラウマを持った杉島桐恵(中森明菜)と猟奇的な凶悪犯のシリアスでダークな対決の展開。
映像ソフト化はVHSのみのリリースとなっていますが、内容的に平成向きでない猟奇性ゆえにDVD化は難しいかもしれません。ネット配信などをぜひ期待したいところです。
科捜研の女シリーズ(1999年 - 、テレビ朝日)- 主演・榊マリコ 役:沢口靖子
科捜研の女シリーズ(1999年10月 - 、テレビ朝日)- 主演・榊マリコ 役:沢口靖子
榊マリコは京都府警科学捜査研究所に所属する法医学研究員である。「科学は嘘をつかない」を信条とし、研究所のチームと共に、最新技術やデータを武器として数々の事件を解決に導いていく。
科学を信じる彼女は警察組織の論理、科学捜査を嫌う刑事たちや、時には同僚たちとも反発するが、決して自分の信条を曲げることなく、真実を追い求め続ける……。
榊 マリコ(さかき まりこ)
演 - 沢口靖子(主人公)
京都府警科学捜査研究所の法医学研究員。
村崎茜(むらさきあかね)
演 - 高橋由美子
警視庁江戸前署交通課勤務。ミステリー大好きが高じて警察官になったが、交通課に配属された不満から事件が起きる度に事件に首をつっこんでいる。
優れた観察眼と推理力、加えて藤吉の鋭い推理によって事件を解決に導く。2作目では捜査一課への転属願を出したが受理されていない。つばきという名の従姉がいる。姪の名はすみれ。大学の恩師である藤吉と恋愛し同棲中だが周囲には秘密にしている。
2作目では警視庁の副総監の息子(菊池均也)にプロポーズされた。3作目では従姉のつばきの家で読んだクリスティーヌ・ヒムカイの占いの本通りのシチュエーションで出会ったジュエリーデザイナー(沢村一樹)に恋心を抱く。大学時代のフランス語の成績はC。料理はかなり下手。密室殺人やダイイングメッセージという言葉が大好き。