ミドルエッジ世代で村上龍という作家を知らないというのはあまり信じたくはないが、それは人それぞれの人生の歩き方によるところで、それについてとやかくいう資格など、一小市民の私にあるはずもないのだから、やっぱり言わないでおこうと思うが、いちおう、あの村上春樹と一時期は並び称される作家ではあったということはお伝えしておこうと思う。念のため(W浅野ならぬW村上などと言われていた)。
で、作家としては、『限りなく透明に近いブルー』という衝撃的な作品でデビューし、そのまま芥川賞を受賞し、ターンと一世風靡をし、その後もヒット作を連発し、小説やら、エッセイやら、売れまくって、映画を作ったり、キューバ音楽をプロデュースしたり、テレビ番組のMCやったり、まあ多彩な人なのである。もちろん、作家としても数々の賞を受賞していて、日本では確固たる地位を築いてもいる。
その村上龍のこれまた人気作『トパーズ』の第2段的な意味合いをもつのが、この『ラブ&ポップ』なわけで、それを日本アニメ界の風雲児、庵野秀明が出がけたのがこの映画だったのである。
で、作家としては、『限りなく透明に近いブルー』という衝撃的な作品でデビューし、そのまま芥川賞を受賞し、ターンと一世風靡をし、その後もヒット作を連発し、小説やら、エッセイやら、売れまくって、映画を作ったり、キューバ音楽をプロデュースしたり、テレビ番組のMCやったり、まあ多彩な人なのである。もちろん、作家としても数々の賞を受賞していて、日本では確固たる地位を築いてもいる。
その村上龍のこれまた人気作『トパーズ』の第2段的な意味合いをもつのが、この『ラブ&ポップ』なわけで、それを日本アニメ界の風雲児、庵野秀明が出がけたのがこの映画だったのである。
村上龍の長編小説たち。とにかく多作。これ以外に短編集やエッセイなども多数。
『限りなく透明に近いブルー』(1976年、講談社)のち文庫
『海の向こうで戦争が始まる』(1977年、講談社)のち文庫
『コインロッカー・ベイビーズ』(1980年、講談社)のち文庫
『だいじょうぶマイ・フレンド』(1983年、集英社)のち文庫
『テニスボーイの憂鬱』(1985年、集英社)のち文庫
『69 sixty nine』(1987年、集英社)のち文庫
『愛と幻想のファシズム』(1987年、講談社)のち文庫
『ラッフルズホテル』(1989年、集英社)のち文庫
『コックサッカーブルース』(1991年、小学館)のち集英社文庫
『超電導ナイトクラブ』(1991年、講談社)のち文庫
『イビサ』(1992年、角川書店)のち講談社文庫、角川文庫
『長崎オランダ村』(1992年、講談社)のち文庫
『エクスタシー』(1993年、集英社)のち文庫
『フィジーの小人』(1993年、角川書店)のち文庫
『368Y Par4 第2打』(1993年、講談社)のち文庫
『音楽の海岸』(1993年、角川書店)のち講談社文庫
『昭和歌謡大全集』(1994年、集英社)のち文庫
『五分後の世界』(1994年、幻冬舎)のち文庫
『ピアッシング』(1994年、幻冬舎)のち文庫
『KYOKO』(1995年、集英社)のち文庫
『ヒュウガ・ウイルス 五分後の世界II』(1996年、幻冬舎)のち文庫
『メランコリア』(1996年、集英社)のち文庫
『ラブ&ポップ トパーズII』(1996年、幻冬舎)のち文庫
『はじめての夜 二度目の夜 最後の夜』(1996年、集英社)のち文庫
『オーディション』(1997年、ぶんか社)のち幻冬舎文庫
『ストレンジ・デイズ』(1997年、講談社)のち文庫
『イン ザ・ミソスープ』(1997年、読売新聞社)のち幻冬舎文庫
『ライン』(1998年、幻冬舎)のち文庫
『共生虫』(2000年、講談社)のち文庫
『希望の国のエクソダス』(2000年、文藝春秋)のち文庫
『タナトス』(2001年、集英社)のち文庫
『THE MASK CLUB』(2001年、メディアファクトリー)のち幻冬舎文庫
『最後の家族』(2001年、幻冬舎)のち文庫
『悪魔のパス天使のゴール』(2001年、幻冬舎)のち文庫
『2days 4girls|2days 4girls 2日間で4人の女とセックスする方法』(2002年、集英社)のち文庫
『半島を出よ』(2005年、幻冬舎)のち文庫
『歌うクジラ』(2010年、講談社)のち文庫
『心はあなたのもとに』(2011年、文藝春秋)のち文庫
『55歳からのハローライフ』(2012年、幻冬舎)
『オールド・テロリスト』 2011年5月より2014年9月まで『文藝春秋』にて掲載(全39回)2015年、文藝春秋より単行本刊行
このエンディングは秀逸! ビバ、渋谷川!
主演の三輪明日美が歌う主題歌「あの素晴しい愛をもう一度」をバックに女子高生4人が渋谷川をひたすら歩き続けるという象徴的なエンディング。ホント、素晴らしい。
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