冨田勲の追悼公演の為に描き下ろされた“手塚治虫タッチの初音ミク”が話題に!
「マンガの神様」として知られる故・手塚治虫さんの画風で描かれた、人気ボーカロイド「初音ミク」の公式イラストの完成度があまりにも高く、反響を呼んでいる。
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手塚プロダクションが、11月11日と12日に東京・Bunkamuraオーチャードホールにて上演される「冨田勲 追悼特別公演 冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』」に初音ミクのイラストを描き下ろした。
5月に亡くなった音楽家・冨田勲さんが、晩年の5年間に残した作品をメインに構成される同公演。
冨田さんは「ジャングル大帝」「リボンの騎士」など手塚さんによるアニメ作品の楽曲を多く手がけ、2012年にはボーカロイド・初音ミクを用いた楽曲「イーハトーヴ交響曲」を発表している。
5月に亡くなった音楽家・冨田勲さんが、晩年の5年間に残した作品をメインに構成される同公演。
冨田さんは「ジャングル大帝」「リボンの騎士」など手塚さんによるアニメ作品の楽曲を多く手がけ、2012年にはボーカロイド・初音ミクを用いた楽曲「イーハトーヴ交響曲」を発表している。
冨田勲「イーハトーヴ交響曲 Blu-ray」ダイジェスト映像
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丸くデフォルメされた足やスカートをはじめ、手塚さんが描く女性キャラクターの「特徴」を盛り込んだ形で描かれた初音ミク。その姿に、「世界観にマッチしていて違和感がない」「すごく手塚作品っぽい」といった好意的な意見が、ツイッターをはじめインターネット上に相次いだ。
この“手塚治虫タッチの初音ミク”イラストはグッズ化され、11月11、12日の「冨田勲 追悼特別公演 冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』」の会場で限定発売される予定。
この“手塚治虫タッチの初音ミク”イラストはグッズ化され、11月11、12日の「冨田勲 追悼特別公演 冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』」の会場で限定発売される予定。
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また、冨田さんが手掛けた手塚アニメの貴重な音源集が「冨田勲 手塚治虫作品 音楽選集」として5枚組のCD-BOXで11月9日にリリースされることも、あわせて発表された。
「ジャングル大帝」「リボンの騎士」「どろろ」「ビッグX」のほか、劇場公開された大人向けアニメ「千夜一夜物語」「クレオパトラ」の音楽も収録された豪華な作品となっている。
「ジャングル大帝」「リボンの騎士」「どろろ」「ビッグX」のほか、劇場公開された大人向けアニメ「千夜一夜物語」「クレオパトラ」の音楽も収録された豪華な作品となっている。
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虫プロダクションと数多くの仕事をした冨田勲さん
1950年代、慶應義塾大学文学部在学中に作曲家として活動を始め、NHKや民放における数々のテレビ番組、また映画や虫プロダクション関連のアニメーションなど多くの作品で音楽を担当した。特に大河ドラマやNHK番組、虫プロアニメの主題曲、BGMは、繰り返し単独やオムニバスでレコードやCDが発売されて今なお愛され続けている。これらの多くではまだ電子音はほとんど取り入れられていないが、メロディ作りにもアコースティックのオーケストレーションにも才能を発揮し、各社のオファーは絶えなかった。
初期のころにおいては、作曲家として活動する一方、従来のオーケストラという演奏形態に飽きたらず、新たに出現してきた電子機器と古典的な楽器を融合させるなど、様々な音楽の可能性を追求した。
その後1969年にモーグ・シンセサイザーと出会ったことが転機となり、これ以降は古典的名曲をシンセサイザーによって現代的な解釈を加えて発表するという活動が中心となった。その音楽は「トミタ・サウンド」と呼ばれ「イサオ・トミタ」の名は、広く世界に知られている。
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