「手塚治虫『火の鳥』展-火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴-」が開催!!
東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)にて、「手塚治虫『火の鳥』展-火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡(どうてきへいこう)=宇宙生命(コスモゾーン)の象徴-」の開催が決定しました。会期は3月7日~5月25日。
本展覧会は、数々の名作を生みだした手塚治虫が、みずからのライフワークと宣言したマンガ『火の鳥』の大型展覧会。直筆原稿を中心に、映像、関連資料、そして『火の鳥』の世界観を表現したグラフィック等、計約800点の展示を通して、企画監修を担う生物学者・福岡伸一氏が、この壮大な叙事詩を生命論の視点から読み解きます。このたび、本展の新たな展示情報や展覧会オリジナルグッズなど、最新情報が公開されました。
追加の展示情報が公開!
第2章「読む!永遠の生命の物語」:手塚治虫の直筆原稿を約400点展示
第2章は、手塚治虫の直筆原稿が約400点も並ぶ圧巻の展示空間です。福岡氏の提唱する生命論「動的平衡」をキーワードに、『火の鳥』の現代的意味を読み解きます。
第3章「未完を読み解く」:横尾忠則氏の作品「火の鳥」を特別展示
手塚治虫が描くことを約束しながら、果たせなかった『火の鳥』の結末について、福岡氏が1つの答えを導き出します。また、現代美術家・横尾忠則氏と福岡氏が『火の鳥』について語り合う対談映像も閲覧可能です。横尾氏が描いた作品「火の鳥」も展示します。
横尾忠則氏プロフィール
現代美術家。1936年兵庫県生まれ。1972年にニューヨーク近代美術館で個展。その後もパリ・ベネチア・サンパウロの世界3大ビエンナーレに招待出品。アムステルダムのステデリック美術館、パリのカルティエ財団現代美術館、東京都現代美術館、東京国立博物館など世界各国の美術館で多数の個展を開催。2012年神戸に横尾忠則現代美術館が開館。2013年香川県豊島に豊島横尾館が開館。2000年ニューヨークアートディレクターズクラブ殿堂入り。2015年高松宮殿下記念世界文化賞受賞。2023年文化功労者、日本芸術院会員。著書に小説『ぶるうらんど』(泉鏡花文学賞)、『言葉を離れる』(講談社エッセイ賞)、小説『原郷の森』など多数。2025年4月26日から6月22日まで、世田谷美術館で全新作の油彩画の個展を開催する。
小学生のための『火の鳥』から学ぶ特別企画を開催!
マンガの神様・手塚治虫の最高傑作『火の鳥』から考える「生きること、死ぬこと」ってなんだろう?
東京シティビューと朝日小学生新聞は、『火の鳥』が描く哲学的なテーマである、「生と死」「生命とは何か」について、紙面とポスターを使用し、子どもたちに考えてもらう企画を実施します。展覧会会場でも参加型のコーナーをご用意しています。さらに都内1300校の小学校へもこの企画のポスターを配布し『火の鳥』から生と死について考える機会を創出します。
オリジナルグッズ
“「火の鳥」展ミュージアムショップ”では、「火の鳥」展グッズが勢ぞろい。本展でしか手に入れることのできない展覧会限定グッズは必見です。