脱アイドルを目指した原田知世の「黒いドレスの女」
2017年1月24日 更新

脱アイドルを目指した原田知世の「黒いドレスの女」

1987年3月14日に公開された本作は角川事務所制作、東宝の配給されました。当時アイドルとして大活躍していた、原田知世に拳銃をもたせ、黒ドレスを着せて、ミステリアスに演じる脱アイドル作品に仕上げています。脇をかためる、豪華な俳優陣の名演技も見ものです。

4,169 view

1.大人の雰囲気を醸し出す原田知世?

角川3人娘としてデビューし、清純派アイドルとして、世間の注目を浴びていた原田知世でしたが、本作品で新境地を開く挑戦をしています。それもハードボイルド作品、黒いドレスを着こんで、無口でクールに怪しげな女を演じています。

原田知世 CM 黒いドレスの女

2.比べてみよう、清純派の原田知世と脱アイドルのこの映画!!

1983年16歳、時をかける少女でデビュー翌年天国に一番近い島で純朴な少女を演じています。
そして1985年18歳の原田知世は、早春物語で、少しだけ背伸びをして大人の恋をする少女を演じていました。
そして二十歳を迎えて臨んだ本作は、ガラッと雰囲気が変わっています。ちょっと比べてみましょう。
時をかける少女の時の原田知世

時をかける少女の時の原田知世

天国に一番近い島、地味な少女を演じていました。

天国に一番近い島、地味な少女を演じていました。

ちょっとだけ大人になった原田知世

ちょっとだけ大人になった原田知世

そして、脱アイドル妖艶になりました。

そして、脱アイドル妖艶になりました。

3.映画は初めからハードボイルド

出だしから暗い雰囲気ではじまります。高速道路を歩く原田知世演じる朝吹冽子が、BMWに持った男に話しかけられます。それが藤たかしが演じるアキラです。アキラの横に乗って東京につれて行かれる、朝吹冽子。訳あり感に満ちてます。
こんな感じで登場します。

こんな感じで登場します。

こんな感じでナンパされちゃいます。

こんな感じでナンパされちゃいます。

4.永島敏行登場

場面は変わって大井競馬場「どこでもいい。外国に飛ばしてくれ。方法はお前に任せる」この会話は時任三郎演じる弁護士と永島敏行演じる田村の会話です。二人が見つめる先には、任侠映画の名優菅原文太です。役名は庄司。この庄司を海外に逃がそうとしているのです。そう、この映画の準主役と言うべき永島敏行が演じる田村は表では、バーテンですが、裏では逃がしや家業をしているのです。
『黒いドレスの女』(1987) - メランコリア (1805103)

バーテンダーの田村

バーテンダーの田村

5.ヤクザの庄司刺される

逃し屋のターゲットだった庄司ですが、大井競馬場で田村と弁護士の山本の目の前で背後から近づいてきたチンピラ風の男に腹を刺されてしまいます。
刺した相手は、れいこをBMWに乗せて東京まで送ってくれたアキラ、それを遠くでみている冽子という、なにやら訳ありな展開で序盤がスタートします。
刺された庄司

刺された庄司

50 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

【週刊 20世紀Walker】Vol23号 新企画!「編集長と助手の昭和ヒットパレード!」第2弾は「原田知世」

【週刊 20世紀Walker】Vol23号 新企画!「編集長と助手の昭和ヒットパレード!」第2弾は「原田知世」

さあ~【週刊 20世紀Walker】の新企画!その名も「編集長・山本圭亮と助手・富田葵の昭和ヒットパレード!毎週1アーティストをチョイスして編集長と助手のオススメを1曲ずつお送りする至ってシンプルな企画。一部では企画の内容より二人のやり取りが面白いとの怪情報も~w
「私をスキーに連れてって」が公開30周年!トークイベントは応募多数につき受付ストップ!上映会も開催!

「私をスキーに連れてって」が公開30周年!トークイベントは応募多数につき受付ストップ!上映会も開催!

映画「私をスキーに連れてって」から今年で30周年を迎えるのを記念し、東京都内にて「ホイチョイ・プロダクション」の当時の関係者らが参加するトークイベントが開催されます。J-WAVEも特別上映会を開催します。
隣人速報 | 5,446 view
『吉原炎上』メイン5人の出演者の今を追ってみた!!

『吉原炎上』メイン5人の出演者の今を追ってみた!!

1987年の映画で名取裕子、かたせ梨乃、西川峰子、藤真利子ら今では考えられないような当時の有名女優の大胆なヌードシーンや名取と二宮さよ子のレズビアンシーンがあった事が大きな話題を呼んだ。出演者を追ってみました。
ギャング | 86,992 view
『私をスキーに連れてって』30年たった、あの人は今・・・

『私をスキーに連れてって』30年たった、あの人は今・・・

1987年11月21日に公開された映画。当時はバブル時期とスキーブームが重なり都心から近いスキー場は連日大混雑でした。特に苗場スキー場はリフトが1時間待ちなどざらでMAX状態。それに輪をかけ映画のヒットでスキー人口も増えたと言われました。そんな出演者の今を追ってみました。
ギャング | 151,416 view
誰も反対してないのに駆け落ち!?役者の勢いがありすぎる「青春かけおち篇」

誰も反対してないのに駆け落ち!?役者の勢いがありすぎる「青春かけおち篇」

1987年公開の「青春かけおち篇」はつかこうへいの原作・脚本。つかこうへいの映像化ファンの期待を裏切らない秀作です。30歳で仕事もしないでフラフラしているボンヤリ男を風間杜夫が好演しています。大竹しのぶの両親役の杉浦直樹・岸田今日子の夫婦も魅力的でした。勢いがある芝居に引き込まれた「青春かけおち篇」を振り返ります。
けん | 5,779 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト