「男はつらいよ 寅次郎真実一路」
人妻に想いを抱く寅次郎の姿を描く「男はつらいよ」シリーズ34作目。
脚本は「男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎」の山田洋次と同作の朝間義隆の共同執筆。監督も山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
【記録】
配給収入:12億7千万円
観客動員数:114万8千人
【受賞歴】
第3回ゴールデングロス賞優秀銀賞、マネーメイキングスター賞
【ロケ地】
ロケ地は鹿児島県(枕崎市や指宿市等)、茨城県(つくば市牛久沼)が選ばれました。
配給収入:12億7千万円
観客動員数:114万8千人
【受賞歴】
第3回ゴールデングロス賞優秀銀賞、マネーメイキングスター賞
【ロケ地】
ロケ地は鹿児島県(枕崎市や指宿市等)、茨城県(つくば市牛久沼)が選ばれました。
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キャッチコピー
せつない恋です今度の恋は つらい旅ですこの旅は 真実一路 遥かです。
今度の恋は、人妻・・・予告です!
男はつらいよ 寅次郎真実一路 HDリマスター版(第34作) - YouTube
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あらすじ
タコ社長の娘・あけみ(美保純)のことで喧嘩となり、家を飛び出した寅さんは上野の焼き鳥屋で酔ってウサ晴らし。
ところがカネがない。払ってくれたのは見知らぬ男(米倉斉加年)。男は証券会社の課長だった。
翌日、寅さんは課長を焼き鳥屋に誘う。
翌朝目覚めたのは茨城県牛久沼の課長の家だった。
課長は早朝に出勤、家には美しい妻のふじ子(大原麗子)がいた。
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数日後、寅次郎は再び牛久沼を訪ねた。が、ふじ子の様子がおかしい。
健吉が先週の金曜に家を出たっきり帰ってこないと言うのだ。
何かあったらすぐ連絡しろよと言い残し、寅次郎は牛久沼を後にした。
とらやに戻った寅次郎は、占いで健吉が北海道にいると出たから、探しに行くためにお金を借してくれとまた騒動を起こす。
ふじ子が息子の隆を連れてとらやを訪ねて来た。二人を慰めようとする寅次郎の考えだった。
とらやの人々に囲まれて、久しぶりにふじ子に笑顔が戻った。
ふじ子と隆を送って行く道すがら、これからも相談相手になってほしいと言われた寅次郎は、有頂天になり、頼もしげにうなずくのだった。
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しばらくして、課長を故郷の鹿児島で見た人がいるという情報が入り、ふじ子は出発する。
寅さんもタコ社長に借金して同行する。あちこちと探しまわるが課長の行方はわからない。沈みがちなふじ子を寅さんはなぐさめる。
二人の旅が徒労に終わって数日後。
旅に出ようとする寅さんの前に、ひょっこり課長が現れた。寅さんは課長をタクシーに押しこんで牛久沼へと急いだ。
息子と親子三人抱き合う姿を見とどけ、寅さんはそつと課長の家を後にした。
寅さんはさくらに電話をしただけで柴又には帰らず、その足で旅に出た。
冬の到来を告げる冷たい風が吹きすさんでいた。
今回の「マドンナ」は大原麗子
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NHKドラマ「幸福試験」(64年)で本格デビュー後、東映に入社。
「網走番外地」シリーズや、渥美清主演の『喜劇 急行列車』(67年)などに出演。
その後、テレビに活躍の場を移し、お茶の間の人気者に。
シリーズは22作『噂の寅次郎』と、34作『寅次郎真実一路』で二回マドンナを演じている。