プライベート・レッスン
1974年公開の映画「エマニエル夫人」で一躍スターとなったシルビア・クリステルの初ハリウッド・デビュー作となるのが1981年の映画「プライベート・レッスン」です。
何をプライベートにレッスンするのかといいますと、それはポスターを見ると一目瞭然です。
何をプライベートにレッスンするのかといいますと、それはポスターを見ると一目瞭然です。
via eiga.com
映画公開時は「プライベイト・レッスン」だった邦題が、DVD化の際には、「プライベイト・レッスン 性の課外授業」となったのですが、これでこの映画のテーマがより明確になりましたね。美しい年上の女性から初体験を含む恋の手ほどきを受けた少年のお色気青春コメディ映画です。
主演はシルビア・クリステル、相手役の15歳の少年役をエリック・ブラウンが演じています。
年上のセクシーな女性をシルビア・クリステルに演じさせると、それはそれは、もうピッタリです!15歳の少年といえば性に対して興味津々のお年頃、メロメロにならないほいうがむしろ不自然というものでしょう。
主演はシルビア・クリステル、相手役の15歳の少年役をエリック・ブラウンが演じています。
年上のセクシーな女性をシルビア・クリステルに演じさせると、それはそれは、もうピッタリです!15歳の少年といえば性に対して興味津々のお年頃、メロメロにならないほいうがむしろ不自然というものでしょう。
via www.cineplex.com
この手の映画の主人公といえば内気でハンサムな男の子と相場は決まっていますが、ある意味それよりも大事なのが主人公の少年の友達です。悪友といっても良いでしょう。悪知恵を与えたり、一緒にドジを踏む役ですね。
この役にはいつもニコニコしていて太っちょという憎めない役者が理想だと思いますが、「プライベート・レッスン」でその役をつとめるパトリック・ピッチニンニはもうピッタリで、助演男優賞を与えたくなります。むしろこちらを主人公にしたほうが面白かったのではないかと思うほどです。
この役にはいつもニコニコしていて太っちょという憎めない役者が理想だと思いますが、「プライベート・レッスン」でその役をつとめるパトリック・ピッチニンニはもうピッタリで、助演男優賞を与えたくなります。むしろこちらを主人公にしたほうが面白かったのではないかと思うほどです。
リメイク版もあるプライベート・レッスン
実はこの映画、1993年に日本・アメリカの合作映画としてリメイクされました。主演はなんと稲垣吾郎。そうです。あのSMAPの稲垣吾郎です。俄かに信じがたいですね。舞台は日本に変更され、当然アイドル的な映画となっていますが、きわどいシーンもありますよ。
しかし稲垣吾郎、頑張っています。初々しいですし、美少年でお金持ちの息子という役柄にぴったりではありませんか。
via www.suruga-ya.jp
そして相手役である年上の美女を演じているのは、ポーランドの方ですが、アメリカに移住しモデルとしても活躍していたジョアンナ・パクラです。このキャスティングは良かったのではないでしょうか?日本人にしてしまうと重くなってしまいそうですからね。
もっとも、オリジナルもオランダ人のシルビア・クリステルがアメリカを舞台に演じるということもあり、ヨーロッパから来た三十路目前の女性という設定になっています。
もっとも、オリジナルもオランダ人のシルビア・クリステルがアメリカを舞台に演じるということもあり、ヨーロッパから来た三十路目前の女性という設定になっています。
主役の2人はいい。問題なのは悪友役です。この手の映画では、繰り返しますが、いつもニコニコしていて太っちょで憎めない役者がベストです。にも拘らず、このリメイク版で悪友を演じるのは中居正広です。そう、同じくSMAPの中居くんなんですね。
ハンサムすぎます!中居くんは頑張っていますが、この点が残念でなりません。
ハンサムすぎます!中居くんは頑張っていますが、この点が残念でなりません。
あらすじ
物語は、性に興味はあるものの奥手な15歳の少年フィリーの家に、ヨーロッパからお色気いっぱいのマロウというメイドが雇われるところから始まります。
父親が出張で家を空けることになり、広大な敷地の家にはフィリーのほか、メイドのマロウと運転手、庭師の4人だけとなったある日、シャイとはいえ、異性に興味津々のフィリーは、マロウの部屋の覗き見がばれてしまい、それをきっかけにプライベート・レッスンが始まります。
父親が出張で家を空けることになり、広大な敷地の家にはフィリーのほか、メイドのマロウと運転手、庭師の4人だけとなったある日、シャイとはいえ、異性に興味津々のフィリーは、マロウの部屋の覗き見がばれてしまい、それをきっかけにプライベート・レッスンが始まります。
このポスターが最高ですね。覗き見していたフィリーに対して、マロウが「そんなに裸が見たいのなら見せてあげる」と服を一枚ずつ脱いでいくところです。ドキドキする青春のあり得ない1ページですね。
この映画の見せ場は、まさにここです。そして、更にエスカレートして2人でお風呂に入るシーンへとつながります。
この映画の見せ場は、まさにここです。そして、更にエスカレートして2人でお風呂に入るシーンへとつながります。
現実的にはあり得ないシーンです。分かってはいますが、しかし、健全な青少年であれば、これはやはり憧れます。
そして、入浴シーンですね。
そして、入浴シーンですね。
Emmanuelle.. Sylvia Kristel.. private lessons.. (Funny Video)
via www.youtube.com
羨ましい限りです。自分が主人公だったらと思わない男性はいないといっていいでしょう。
一方、リメイク版にも同じシーンがあります。稲垣吾郎ガンバってます!ジョアンナ・パクラも美しいです。
一方、リメイク版にも同じシーンがあります。稲垣吾郎ガンバってます!ジョアンナ・パクラも美しいです。
製作総指揮:ドン・エンライト
製作:R・ベン・エフレイム
原案・脚本:ダン・グリーンバーグ
撮影:ヤン・デ・ボン
出演:シルビア・クリステル、エリック・ブラウン、パトリック・ピッチニンニ 他