笑いと涙のロードムービー『菊次郎の夏』
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『菊次郎の夏』(きくじろうのなつ)は、北野武の監督作品。1999年公開。第52回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式参加作品。
映画「菊次郎の夏」劇場予告 - YouTube
1999年 日本 第23回日本アカデミー賞・助演女優賞:岸本加世子 監督、脚本:北野武 出演:ビートたけし、関口雄介、岸本加世子 音楽:久石譲
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ストーリー
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夏休み、一人ぼっちの小学三年生の正男(関口雄介)は、遠く離れて暮らしているという母親に会うために、お小遣いを持って家を飛び出す。それを知って心配した近所のおばさん(岸本加世子)は、自分の旦那でチンピラ中年、菊次郎[1](ビートたけし)を正男に同行させて豊橋の母親のもとへと旅に出る。
早くお母さんに会いたい正男ですが、菊次郎はなかなか旅に出ず、旅行代を競艇につぎこんでしまいます!正男と菊次郎のやりとりが面白く、なんだか相性の良さを感じさせるシーンです!
道中に出会う人々との交流もこの映画の面白さです!たけし軍団との掛け合いは、まるでバラエティを観ているようで笑えます!どこまでが台本でアドリブなのかわからない感じがいいですね!
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旅を続けるうちにふたりの関係も深くなっていきます。どうしようもないチンピラおじさんが見せるやさしさがとても良かったですね!
タイトルが「菊次郎の夏」となっていますが、まさしくこれは正男の夏休みを描いただけでなく、菊次郎自身の旅なんだなと感じさせるストーリーになっています!
久石譲が手がけたテーマ曲も話題に!
おそらく北野映画の音楽で最も有名で、久石譲の代表曲ともなっている『Summer』がテーマ曲です。その名の通り「夏休み」を描いた作品。
Summer (菊次郎の夏 OST) - Joe Hisaishi - YouTube
아름다운 피아노 연주곡 (34) - Summer - Joe Hisaishi
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本作では映画製作前に北野から「リリカルなピアノものでいきたい」と、具体的なイメージによる注文がされた[2]。北野がイメージを具体的に示すのは珍しく、余程のこだわりがあったのだろうと久石のアルバム『joe hisaishi meets kitano films』のライナーにて森昌行が回想しコメントしている。