世界のたけしの代表的作品『HANA-BI』
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『HANA-BI』(はなび)は、1998年公開の日本映画。監督・脚本・編集・挿入画・演出北野武。主演はビートたけし、岸本加世子。
妻や同僚の生と死、そして妻との逃亡を敢行する一人の孤独な刑事の人生模様を描く。
第54回ヴェネツィア国際映画祭にて金獅子賞を受賞しており、日本映画の受賞作品は「無法松の一生」以来40年ぶりである。
Hana-Bi - Trailer - (1997) - HQ - YouTube
Trailer for Takeshi Kitano's film starring 'Beat'Takeshi Kitano,Kayoko Kishimoto,Ren Osugi,Susumu Terajima,Tetsu Watanabe,
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お笑いだけでなく、今では映画界でも世界的に有名になった北野武の代表的な作品です!第41回ブルーリボン賞・作品賞、監督賞や、第22回日本アカデミー賞など日本だけの受賞ではなく、ヴェネツィア国際映画祭・グランプリ(金獅子賞)など数々の賞を受賞しています!
ストーリー
不治の病に冒され余命いくばくもない妻(岸本)を見舞っていた西(たけし)は、自分の代わりに張り込んでいた同僚の堀部(大杉漣)が犯人(薬師寺保栄)に撃たれたとの知らせを聞く。堀部は命こそ取り留めたものの、車椅子を使わなければならない体になってしまった。西らはその後犯人を追い詰め、捕らえようとするも抵抗する犯人が発砲、部下の田中(芦川誠)が犠牲になる。西は犯人を射殺し、何発も銃弾を撃ち込む。
刑事を退職した西はヤクザから金を借り、妻に不自由ない生活を送らせようとするが、返済が滞っていく。妻と子供と別れた堀部は絵を描き始める。
半身不随となった同僚、余命の少ない奥さんに借金地獄と、さまざまな不幸が降り掛かります。それぞれの思いや、不器用にしかできない男が最後どうやって結末を迎えるのかが見所ですね!
たけしの映画らしく、痛々しいほどの暴力シーンはありますが、奥さんに見せる優しい姿もあり、女性にも人気の作品になっているそうですよ!
作中に出てくる絵はたけしが描いたもの!
作中に堀部泰助の描いたものとして使われる絵は、実際には北野武自らが描いたものである。点描画法でシュールレアリスティックな美を捉えたものが多い[要出典]。
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本作の特徴は、時々挿入される「絵」にもあります。
以前バイク事故で入院・謹慎をしていた際に、武自身が書きためていたという「絵」。
西の同僚であり、犯人に撃たれた後遺症で車椅子生活になった堀部(大杉連)が、自殺未遂の果て、絵を描くことになるという場面で多用されます。