「Edelweiss(エーデルワイス)」は、学校で習った方も多いのではないでしょうか。トラップ大佐がこの曲をギターの弾き語りで、長女と一緒に歌うシーンに感動した方もいるでしょう。マリアや子供たちに対して厳しく接していたトラップ大佐、一気に皆と心から打ち解けるきっかけになったシーンにでしたね。そして、ザルツブルク音楽祭で優勝した時にも歌った一曲でもあります。祖国オーストリアを思う歌詞と繊細で美しいメロディは、会場の皆さんをも巻き込んだ素晴らしい場面でした。物語の重要な場面で登場する、貴重な曲になりました。
So Long, Farewell(さようなら、ごきげんよう)
The Sound Of Music (1965) - So Long, Farewell (Türkçe Altyazılı)
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劇中、トラップ家でパーティーが開かれるシーンがありました。その時のイベントとして歌われたのが「So Long, Farewell(さようなら、ごきげんよう)」です。可愛い動きで踊りながら、子供たち1人ずつ順番に「おやすみなさい」のあいさつをして部屋に戻っていきます。最後の末っ子グレーテルが、階段で眠くなる仕草はとても可愛く、ゲストもほっこり。長女のリーズルがパーティーに残りたいけどいいという呼びかけに「NO」と大佐が応える瞬間もあり、とてもコミカルで楽しかったですね。
The Lonely Goatherd(ひとりぼっちの山羊飼い)
"The Lonely Goatherd" - THE SOUND OF MUSIC (1965)
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「The Lonely Goatherd(ひとりぼっちの山羊飼い)」は、マリアと子供たちが。お父さんのトラップ大佐と婚約者の伯爵夫人、そして二人の共通の友人であるマックスに人形劇を披露するシーンで登場します。ポルカ風のリズムに合せたヨーデルが、とてもリズミカルでユーモラスな楽曲になっています。映画では、観覧者の3人も大喜びで、見ている私たちも観客の一人になって見入ってしまいます。出演している人形のキャラクターが多い上に動きも複雑、かなり高度な人形劇になっていましたが、軽快なリズムで歌いながら楽しく操るチームワークは、さすがといったところですね。
まだまだ数多くの曲が
Wedding (Maria Reprise) — The Sound of Music
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映画の中では、まだまだたくさんの感動的な場面や素晴らしい曲を、見て聞くことができます。今だ色褪せない素敵な映画ですので、未だ見てない方は是非ご覧になってください。そして見たことのある方なら、もう一度鑑賞してみてはいかでしょう。きっと、新たな感動に浸ることができますよ。最後の添付動画は、マリアとトラップ大佐の結婚式のシーンです。実はロケ地となったこの教会、大きな教会のようですが、ザルツカンマングートにある湖のほとりに建つ、美しい小さな教会なんです。