ノッポさんから、子育て世代の私たちへメッセージ
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「親は我が子の弱点をけなさず、優れた点だけほめて」
親は子供の味方、長所を伸ばしてあげるのがよいですね。
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「工作や絵は苦手です。小さいときから」。4歳の頃、模型飛行機を作ろうと竹ひごを曲げていたがうまくできず、失敗した竹ひごが山積みになった。母親が「あんたみたいなぶきっちょな人は見たことないわ」と笑った。「この一言で、手先の器用さに対する希望を全て失ったんです」
だから「親は我が子の弱点をけなさず、優れた点だけほめて。母は一言多かった」と言う。一方、父親はどんな時も「たまたま運の悪い所にいるだけで、この子がダメなわけではない」と疑わなかった。「死ぬまで私を買いかぶっていました。おやじのそばにいると私は安心でしたよ」
「失敗するのが怖くて」だけど「一生懸命やるしかない」
「失敗するのが怖い」からこそ「一生懸命」になれることもあるんですね。
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「できるかな」で帽子姿のノッポさんは、セリフなしで相棒のゴン太くんに工作を作る。苦手な工作だが「一生懸命やるしかない」。紙にテープを貼っても、すぐはがれてしまうことも。だからこそ、できたときは本当に喜んだ。不得意な絵を描いていたのは「好きな音楽にのったから」。
人気者になり、ノッポさん以外の仕事を断り続けた時期もあった。「失敗するのが怖くて」。個人の自分には何があるのか。今後どうしよう。40歳を過ぎて、「今までの自分には何もないと認めよう」と、絵本や番組の台本など新たな分野の仕事に挑戦した。
大人ぶっていませんか
子どもはとても賢い、そう考えて接することで素敵な付き合いが出来そうですね。
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子どものことを「小さい人」と呼ぶ。自分が一番賢くて鋭くてきれいなときはいつかと考えると、5歳。大人が「子どもだからわからないだろう」と侮った言動は、ちゃんと見透かしていた。「そのつもりで小さい人と接するから、真剣です。あんな大人にはなりたくもない」
「子ども目線」という言葉も大嫌いだ。「訳知り顔で『子どもの目線に下がって』なんて、あほらしい」。「小さいときを忘れ、大人ぶって上から言っていませんか。そんな時は命令でなく相談してごらんなさい。小さい人は、とんでもなく賢いんですよ」
そんなノッポさんにとって大事な言葉とは。
「強い人間なんだから、誇りをもって我慢だって出来る」
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おやじはよく、幼い私を喫茶店に連れていきました。京都に住んでいたので、嵐電に乗って。
2歳半くらいで、電車に乗ったときのことです。空いていた座席に「座りたい」と言うと、おやじは両足の間に私をぴたっとはさみ「隣の席は、あとから乗ってくるおじいさんたちに譲ってあげましょう」と話しました。そしてこう言ったのです。「あなたは強い人ですからね」
これが私に「ぴしゃーっ」と来た。「そうだ、僕は強い人なんだから我慢しよう」っていう誇らしい気持ち。そのまま、おやじの足の間に入って寝ちゃいました。
それから、私はお年寄りを差し置いて座ったことは一回もありません。だって、強い人ですから。
高見のっぽ(81)
高見のっぽさん。
まだまだお元気に活躍し続けていただきたいですね。
まだまだお元気に活躍し続けていただきたいですね。
そんなノッポさんから、私たち世代へのメッセージとは。