イメージポスターの雰囲気が前2作とは変わっていますが、こりゃまたオシャレですね。
主演は中山“ミポリン”美穂です。相手役は前作に続いて織田裕二がまたまた熱演。
主演は中山“ミポリン”美穂です。相手役は前作に続いて織田裕二がまたまた熱演。
ですが、なんと言ってもミポリンです。登場シーンが、可愛くってたまりません。
波の数だけ抱きしめて:Key Largo - Bertie Higgins
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そして、ユーミン、サザンときた音楽ですが、今作ではAORの名曲の数々が物語の要所要所で流れます。湘南のミニFM局が舞台なだけに洋楽も自然な感じです。
波の数だけ抱きしめて:You're Only Lonely - J.D. Souther
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「あのさ、大事な話があるんだ」何度も出てくるこのセリフですが、なかなか本心を伝えることが出来ない織田裕二。
煮え切らない彼氏に、イライラするミポリン・・・・。なんとも80年代的で切ない恋心です。観ている方も思わずイライラしてしまいますが、これがいいんですよね。
煮え切らない彼氏に、イライラするミポリン・・・・。なんとも80年代的で切ない恋心です。観ている方も思わずイライラしてしまいますが、これがいいんですよね。
波の数だけ抱きしめて
ダイジェスト版
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実はこの映画、現在(1991年)がモノクロ、過去(1982年)がカラーになっているのですが、最後の最後に現在の主人公たちが湘南の海岸を歩いていくシーンがカラーになっていきます。その時に流れているのがユーミンの「真冬のサーファー」なのですが、なんかもう泣けてくるんですよね。徐々にセリフはなくなり、音は「真冬のサーファー」だけになるのですが言葉はいらないって感じです。いろんな思いがいっぱい詰まった素晴らしいラストシーンです。
ホイチョイ・プロダクションは、バブル崩壊後にも映画「メッセンジャー」を大ヒットさせ、2007年には「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」を発表するなど、今なお素晴らしい活動をしています。
ホイチョイ・プロダクションは、バブル崩壊後にも映画「メッセンジャー」を大ヒットさせ、2007年には「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」を発表するなど、今なお素晴らしい活動をしています。