日本初のオールカラー長編劇場用アニメーション「白蛇伝」がBlu-ray BOXで登場!
1958年に公開された日本初のオールカラー長編劇場用アニメーション映画で、その後のアニメ業界に多大な影響を与えた「白蛇伝」が、このたび「白蛇伝 Blu-ray BOX」として発売されることが明らかとなりました。発売予定日は2019年10月9日。
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今回のBlu-ray BOXでは、デジタルリマスターに際し、オリジナルネガを元素材として復元を行った「35mmネガスキャンテレシネ4Kマスター」を採用。現存するセル画等を参照しながら、公開当時の色彩を可能な限り再現しました。また、復刻台本(※縮小サイズ)、復刻絵コンテ(※縮小サイズ)といった当時の貴重なアイテムも特典として付属します。
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日本の長編アニメの原点「白蛇伝」とは?
「白蛇伝」とは、中国の四大民間説話である「白蛇伝」をアニメ化した作品で、上述の通り日本初のオールカラー長編劇場用アニメーションとして知られています。芸術祭団体奨励賞、ブルーリボン特別賞、毎日映画コンクール特別賞などを受賞し当時から高い評価を受けた、文部省選定映画でもあります。なお製作は、当時新興の映画会社であった東映が担当。
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森繁久彌が声優を担当!
声優は、俳優として活躍していた森繁久彌と宮城まり子が担当。また「ライブアクション」と言われる、人物の動きをトレースしてアニメを制作する技法を用いたため、その動きの担当として松島トモ子、佐久間良子といった女優も参加しました。
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およそ4000万円の製作費に加え、2年という歳月をかけて製作された「白蛇伝」。アニメーション制作の経験者などいない当時、40人を超える新人アニメーターが参加し、完成にこぎつけました。その過程で培われたノウハウは、その後の日本のアニメ界を牽引する役割を果たしていくこととなります。
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宮崎駿がアニメーターになるきっかけに!
また「白蛇伝」は当時の青少年の心を捉え、例えばスタジオジブリの重鎮・宮崎駿はこの映画を観たことがきっかけとなり、60年代からアニメ製作に携わることとなります。その後の彼の活躍は、皆さんご存知の通りです。
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日本のアニメーションの原点として、今なお色あせない輝きを放ち続ける「白蛇伝」。アニメファンであれば一度は観ておきたい作品となっています。Blu-rayの美麗な映像で、この機会にぜひ鑑賞してみましょう!
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発売予定日は2019年10月9日です。ただいま予約受付中です。