神の一手を目指す究極の囲碁漫画「ヒカルの碁」
2016年2月12日 更新

神の一手を目指す究極の囲碁漫画「ヒカルの碁」

平凡な小学生の少年が天才囲碁棋士の霊に取り憑かれたことで囲碁の世界に巻き込まれ、「神の一手」を目指す姿を描く作品です。

15,906 view

ヒカルの碁

ヒカルの碁

ヒカルの碁

ほったゆみ(原作)と小畑健(漫画)による囲碁を題材にした日本の少年漫画。

日本棋院所属の女流棋士・梅沢由香里が監修を務めた。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、1999年(平成11年)2・3合併号から2003年(平成15年)33号にかけて連載された。
単行本は全23巻(完全版では全20巻)。累計発行部数は2500万部。2000年に第45回小学館漫画賞 、2003年に第7回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した。

あらすじ

主人公・進藤ヒカルは、運動好きで頭を使うことが嫌いなごく普通の小学校6年生。たまたまに祖父の家の倉を物色していた際、古い碁盤に血痕を見つけたヒカルは、その碁盤に宿っていた平安時代の天才棋士・藤原佐為(ふじわらのさい)の霊に取り憑かれる。囲碁のルールも、佐為がかつて憑いていた棋聖・本因坊秀策の強さも知らないヒカルは、「神の一手を極める」という彼の壮大な目標に付き合わされ、彼にせがまれるままに碁を打つことになる。以降、佐為はヒカル以外には姿も見えず会話もできず、物を動かすことすら出来ない存在であることを前提に物語は進む。

メインキャラクター

進藤ヒカル(しんどう ヒカル)

進藤ヒカル(しんどう ヒカル)

本作の主人公。性格はやんちゃで無鉄砲、思ったことをすぐ言ってしまうトラブルメーカー。佐為と邂逅したばかりの頃は、場所を考えず声を出して佐為と会話するため、他人に変な目で見られることもしばしばだったが、途中から言葉を交わさず心で会話することが出来るようになった。

小学6年の冬に祖父の蔵で見つけた古い碁盤に宿っていた佐為に取り憑かれる。
佐為と出会い囲碁に興味を持つようになり、プロを目指す。
藤原佐為(ふじわらの さい)

藤原佐為(ふじわらの さい)

ヒカルの祖父の蔵にある本因坊秀策所縁の碁盤に眠っていた平安時代の天才棋士の霊。身長、体重、生年月日、血液型、年齢、血縁関係、すべてが不明。ガマガエルが苦手。かつては内裏で天皇の囲碁指南役として活躍していたが、指南役仲間だった菅原顕忠(すがわらの あきただ)の謀略に嵌められ都を追放、失意のうちに入水自殺してしまった。

。当初は「神の一手」を極めるために現世に固執していたが、ヒカルの成長を見守るうちに段々保護者のような存在になっていった。
 
ネット上でハンドルネーム「sai」を名乗ってネット碁を打ったりしていた
塔矢行洋(とうや こうよう)

塔矢行洋(とうや こうよう)

アキラの父で囲碁界の頂点に君臨する棋士。名人をはじめとする多くのタイトルを持ち、一時は五冠(名人・十段・碁聖・天元・王座)を持っていた(引退時は四冠)。神の一手に一番近い人物と言われ、佐為に並々ならぬライバル心を向けられている。棋士業の他に碁会所の経営も行っている。アキラに勝ったヒカルに非常に強い関心を寄せていて、いつも多忙で断っていた新初段シリーズにヒカルを指名して参加する。その際はヒカル(佐為)が自らハンデをしょっていたこともあって中押し勝ちするが、佐為の気迫を感じとり、ヒカルの評価を下げずに次は互戦で打つことを約束した。
塔矢アキラ(とうや アキラ)

塔矢アキラ(とうや アキラ)

ヒカルと同い年の天才少年棋士。父に名人の塔矢行洋を持ち、2歳の頃から直々に囲碁の教育を受けてきたエリート中のエリート。誰よりも囲碁を心から愛している。院生ではないが、アマチュアの囲碁大会に出ることは父親から認められていないため、実績はない。

同じ年頃のライバルの不在に漠然とした不満を持っていた頃にヒカル(佐為)に敗れ、ヒカルを猛烈にライバル視して追いかける。

ヒカルと佐為の日常

ヒカリは、祖父の蔵で見つけた古い碁盤に宿っていた佐為に...

ヒカリは、祖父の蔵で見つけた古い碁盤に宿っていた佐為に取り憑かれます。

ヒカルは最初の頃、佐為に言われるがままに仕方なく碁を打...

ヒカルは最初の頃、佐為に言われるがままに仕方なく碁を打っていました。

佐為はヒカルに囲碁のやり方を教えますが、

佐為はヒカルに囲碁のやり方を教えますが、

ヒカルとの勝負の時に手加減しない時もありました。

ヒカルとの勝負の時に手加減しない時もありました。

そして気まぐれで入った囲碁の店で打つようになります。

そして気まぐれで入った囲碁の店で打つようになります。

佐為と会ったとはいえ、まだまだ囲碁の知識は浅いヒカルでした。

佐為と会ったとはいえ、まだまだ囲碁の知識は浅いヒカルでした。

そんなヒカルですが、集中力と記憶力が優れており、囲碁の...

そんなヒカルですが、集中力と記憶力が優れており、囲碁の才能が元からあったのかもしれません。

そんな中、ヒカルは塔矢アキラの出会いによって囲碁に興味...

そんな中、ヒカルは塔矢アキラの出会いによって囲碁に興味を持ちます。

相変わらず佐為に協力してもらいながら囲碁を打っていまし...

相変わらず佐為に協力してもらいながら囲碁を打っていましたが、ヒカルは自分でも考えながら打つようになっていました。

55 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

選ばれし勇者が宇宙の平和のために戦うバトルアニメ『NG騎士ラムネ&40』

選ばれし勇者が宇宙の平和のために戦うバトルアニメ『NG騎士ラムネ&40』

ゲームが大好きな主人公が、アララ王国の仲間と共に。世界を破滅に導く「妖神ゴブーリキ」の復活を企むドン・ハルマゲ軍団を倒すために戦います。最後は妖神ゴブーリキが復活してしまいますが・・・。
星ゾラ | 8,000 view
【PR】大人気マンガ「ヒカルの碁」をお得に読める電子書籍サイト・アプリをご紹介!!

【PR】大人気マンガ「ヒカルの碁」をお得に読める電子書籍サイト・アプリをご紹介!!

集英社の週刊少年ジャンプに掲載されていた人気マンガ「ヒカルの碁」がお得に読める電子書籍サイト・アプリをご紹介します!あらすじや登場人物などマンガ・コミックの見どころも一緒にまとめました!
「親が子どもにおすすめしたい少年マンガ」ランキングが発表される!注目の第1位は!?

「親が子どもにおすすめしたい少年マンガ」ランキングが発表される!注目の第1位は!?

​ARINA株式会社が運営する幼児、小学生の親御さん向けの教育メディア「おうち教材の森」が、日本全国の中学生以下のお子さんをお持ちの親御さんを対象に「親が子どもにおすすめしたい少年マンガは?」というアンケート調査を実施し、このたびその結果が発表されました。
隣人速報 | 1,481 view
「刃牙」シリーズの連載30周年記念!シリーズ全1248話から最強のシーンを決める投票が開催中!その他最新情報もチェック!

「刃牙」シリーズの連載30周年記念!シリーズ全1248話から最強のシーンを決める投票が開催中!その他最新情報もチェック!

秋田書店は、週刊少年チャンピオン連載中の大人気格闘マンガ「刃牙」シリーズが連載30周年を9月に迎えたことを記念した特別プロジェクトの一環として、投票企画「刃牙最強シーン決定戦」を開始しました。
隣人速報 | 408 view
アニメ「ヒカルの碁」は原作とどう違う?最終回は?

アニメ「ヒカルの碁」は原作とどう違う?最終回は?

ほったゆみさん作、小畑健さん作画で週刊少年ジャンプで連載されていた「ヒカルの碁」。2001年からアニメも放送されていました。アニメは原作と同じなのでしょうか?どこまでアニメで描かれたのかについても見ていきましょう。
saiko | 8,153 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト