デビューから35年を超えてもなお衰えない人気を誇るミュージシャン『野宮真貴』
2017年1月16日 更新

デビューから35年を超えてもなお衰えない人気を誇るミュージシャン『野宮真貴』

1981年にソロデビューしてから、1990年にピチカート・ファイヴ(PIZZICATO FIVE)の3代目ボーカルとして加入。90年代の渋谷系の中心的役割を担いました。2001年の解散以降もソロとして音楽活動を継続。ファッションアイコンとしても注目を浴びる彼女をまとめました。

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1981年にソロデビューを果たす「野宮真貴」

「野宮真貴」

「野宮真貴」

のみやまき

生年月日:1960年3月12日
出身地:北海道白糠郡音別町
1981年7月に、ムーンライダースの鈴木慶一プロデュースにてソロデビューを飾ります。しかし、アイドル全盛期だった当時、テクノ歌謡などと呼ばれた彼女の作品は、完成度が高かったにも関わらず、時代を先取りし過ぎた音だったためか思うようにセールスが伸びませんでした。
アルバム「ピンクの心」

アルバム「ピンクの心」

1. 女ともだち
2. モーター・ハミング
3. フラフープ・ルンバ
4. シャンプー
5. 原爆ロック
6. 船乗りジャンノ
7. 17才の口紅
8. 恋は水玉
9. 美少年
10. 絵本の中のクリスマス
11. ツイッギー・ツイッギー
12. ウサギと私
13. ピンクの心
ムーンライダーズ一派のミュージシャン達のバックアップをうけて,乙女心をプラスチックで加工したようなテクノ世代向けのアイドル・ポップを披露。
その後、バンド「ポータブル・ロック」を結成しアルバムをリリースするなど活動するものの、こちらもなかなか思うようなセールスは望めず、他のアーティストのバックボーカルやCMソングなどを歌うなどをして過ごしていました。

1990年にピチカート・ファイヴ(PIZZICATO FIVE)に加入

PIZZICATO FIVE

PIZZICATO FIVE

1984年12月、小西康陽を中心に結成されたピチカート・ファイヴ(PIZZICATO FIVE)。
1988年ごろから、ピチカート・ファイヴのゲストコーラスに参加、その後、1990年に3代目ヴォーカリストとして正式に加入。その完璧なスタイルと美貌を武器に、国内のみならず世界の音楽シーンへ進出していきました。国内では90年代に圧倒的な支持を受けた「渋谷系」ムーブメントの音楽およびファッションアイコン的な存在に。同時に精力的な海外ツアーの実施によって、海外からも高い評価を受けることとなりました。

アルバム「女性上位時代」

3代目ボーカル「野宮真貴」が参入した後にリリースされた5thアルバム。
この作品の全てが「野宮真貴」の為に構成されており、曲の合間にインタビューや対談が入る等、アルバムとして面白みのある作りになっている。
「女性上位時代」

「女性上位時代」

1:女性上位時代#4
2:私のすべて
3:お早よう
4:サンキュー
5:大人になりましょう
6:女性上位時代#5
7:ベイビィ・ラブ・チャイルド
8:トゥイギー・トゥイギー
9:トゥイギー対ジェイムズ・ボンド
10:神様がくれたもの
11:パーティー
12:しりとりをする恋人たち
13:マーブル・インデックス

他 全18曲

アルバム「SWEET PIZZICATO FIVE」

野宮真貴のアイドル性とギミックに満ち満ちたポップ指向が見事に共鳴したお洒落なポップスを展開するピチカートの新作。コズミックなイメージが気持ちいいソウル~ハウス的なビートと、キャッチーで下世話なファンキーなサウンドが堪能できる。
「SWEET PIZZICATO FIVE」

「SWEET PIZZICATO FIVE」

1.万事快調
2.フラワー・ドラム・ソング
3.キャッチー
4.テレパシー
5.ショック療法
6.CDJ
7.パリコレ
8.ファンキー・ラヴ・チャイルド
9.コズミック・ブルース

アルバム「BOSSA NOVA 2001」

「今、何が新しくて、キャッチーなのか?」それを見抜く鋭いセンスで、ボサノヴァ、ロックンロール、ソウル、ファンク、ハウスなど、多種多様なサウンドを1つにまとめあげた、「渋谷系」を代表する作品。

プロデューサーに小山田圭吾(コーネリアス)を起用、ピチカートの最大の魅力であるピカピカのポップ感を全面に押しだした。タイトルでも示唆されているように、20世紀最大のカルチャーであるポップミュージックへの敬意も込められている。
「BOSSA NOVA 2001」

「BOSSA NOVA 2001」

1.ロックン・ロール
2.スウィート・ソウル・レヴュー
3.マジック・カーペット・ライド
4.我が名はグルーヴィー
5.ソフィスティケイテッド・キャッチー
6.ピース・ミュージック
7.ストロベリィ・スレイライド
8.スリーパー
9.sweet thursday - 優しい木曜日
10.レイン・ソング

他 全16曲

アルバム「オーヴァードーズ」

1994年10月リリースの作品。全体的に、一度きりの人生、楽しくやりましょうよ、というお気楽な極楽的な色濃い今作。13曲目の「陽の当たる大通りで」の中で、“死ぬ前に一度だけでいい 思いきり笑ってみたい”という歌詞が印象的。そのほかシングルでは「東京は夜の7時」「ハッピーサッド」「スーパースター」などを収録し、ピチカートのオリジナルアルバムとしては最高の売上となった。
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