PROFILE
わたなべまさこ(渡辺雅子、渡辺まさ子、わたなべ雅子)
マンガ家。1929年5月16日東京都生まれ。
結婚後手塚治虫の作品に出会いマンガ家を志し、1952年赤本『小公子』でデビュー。若木書房の貸本単行本のほか貸本短編誌『泉』、少女マンガ雑誌『少女』『少女ブック』『りぼん』などに次々作品を発表。戦後間もない時代に可憐な少女たちが登場する洋風で夢のある作品が人気を集め、女性マンガ家の草分けとして活躍する。60年代は『週刊マーガレット』などで連載作品をヒットさせる。ホラーやミステリー作品も得意とし、レディース向けの作品も数多い。代表作に「ガラスの城」「聖ロザリンド」「悪女シリーズ」「金瓶梅」など。2006年、女性マンガ家として初の旭日小綬章受勲。2020年にはコロナ禍に一人で描いた新作を電子配信で連載した。水野英子発起の「少女マンガを語る会」メンバー。
X公式アカウント @masako_wtnb
水野英子
マンガ家。1939年10月29日山口県生まれ。
中学卒業後16歳の時、手塚治虫に見いだされ、1955年、15歳で『少女クラブ』にコママンガでデビュー。翌56年ストーリーマンガ「赤っ毛小馬(ポニー)」が掲載されて以後、57年開始の長編連載「銀の花びら」がヒット、続く「星のたてごと」で不動の人気を得る。「トキワ荘」唯一の女性マンガ家としても知られる。他の代表作に「白いトロイカ」、70年小学館漫画賞受賞作「ファイヤー!」など多数。神話、バレエ、オペラに造詣が深く、それらを基にした幻想的な物語も多い。99年「少女マンガを語る会」を主宰し初期少女マンガの証言を集めた『少女マンガはどこからきたの?—「少女マンガを語る会」全記録』が2023年に発行された(青土社)。2010年日本漫画家協会賞文部科学大臣賞、23年文化庁長官表彰。
Xアカウント @MizunoHideko
むれあきこ
マンガ家。1934年11月23日兵庫県生まれ。
1951年、16歳の時『神戸又新日報』掲載の「又子と新ちゃん」でデビュー。翌52年から『神戸新聞』などに4コママンガを連載した(みやざきあきこ名義)。ストーリーマンガを志向し、手塚治虫の世話で水谷武子、楳図かずおらと同好会を作った。55年に上京し『少女クラブ』など雑誌にも作品を発表したが、やがて若木書房やきんらん社などの貸本単行本や貸本短編誌での仕事が中心となる。若木書房の人気レーベル「ひまわりブック」ではシリーズ第1巻をはじめ21作品を担当するなど描き下ろし貸本単行本の総数は100冊以上。水野英子のアシスタントも務めた。水野発起の「少女マンガを語る会」メンバー。
花村えい子
マンガ家。1929年11月9日埼玉県生まれ。
女子美術大学絵画科中退。結婚後に大阪へ転居、階下の貸本屋店主に勧められて描いた処女作「紫の妖精」が1959年、金竜出版社の貸本短編誌『虹 別冊』に掲載されてマンガ家デビューする。このころ楳図かずおや谷悠紀子らと知り合う。東京へ戻り64年『なかよし』11月号発表の「白い花につづく道」で雑誌デビュー。以後、多数の連載を持つ人気作家となる。代表作に『週刊マーガレット』連載の「霧のなかの少女」(75年にテレビドラマ化)、『女性セブン』連載のレディースコミック「不機嫌家族」「花影の女(ひと)」など多数。日本のミステリー小説や「源氏物語」などの古典文芸作品のマンガ化も数多く手がけている。欧州でも人気を得て、2007年にはフランス国民美術協会(SNBA)サロン展覧会にて特別賞を受賞し正会員となる。日本漫画家協会名誉会員。水野英子発起の「少女マンガを語る会」メンバー。2020年、91歳で逝去。
谷ゆき子(谷悠紀子、谷ゆきこ)
マンガ家。1935年7月7日兵庫県生まれ。
高校卒業後、大阪のテレビ局で美術の仕事をしていたが、1958年に金竜出版社より貸本単行本『夕映の詩集』でデビューしマンガ家となる。同社発行の貸本短編誌『虹』『すみれ』にマンガ作品の他、カットや表紙イラストを長期間担当。センスの良さと画力の高さで人気作家となる。このころ、花村えい子、楳図かずお、高橋真琴らと知り合う。64年に講談社の誘いにより活躍の場を東京に移し『少女フレンド』に「スズラン天使」などの作品を発表。その後66年から小学館の学年雑誌に10年にわたり連載した『バレエ星』をはじめとする悲しいバレエマンガシリーズが大ヒットとなる。また、谷の美しいイラストが描かれた文房具は少女たちの人気を集めた。80年代にはマンガを描くのをやめて関西に転居した。99年、病気のため64歳で逝去。
マンガ家。1929年5月16日東京都生まれ。
結婚後手塚治虫の作品に出会いマンガ家を志し、1952年赤本『小公子』でデビュー。若木書房の貸本単行本のほか貸本短編誌『泉』、少女マンガ雑誌『少女』『少女ブック』『りぼん』などに次々作品を発表。戦後間もない時代に可憐な少女たちが登場する洋風で夢のある作品が人気を集め、女性マンガ家の草分けとして活躍する。60年代は『週刊マーガレット』などで連載作品をヒットさせる。ホラーやミステリー作品も得意とし、レディース向けの作品も数多い。代表作に「ガラスの城」「聖ロザリンド」「悪女シリーズ」「金瓶梅」など。2006年、女性マンガ家として初の旭日小綬章受勲。2020年にはコロナ禍に一人で描いた新作を電子配信で連載した。水野英子発起の「少女マンガを語る会」メンバー。
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水野英子
マンガ家。1939年10月29日山口県生まれ。
中学卒業後16歳の時、手塚治虫に見いだされ、1955年、15歳で『少女クラブ』にコママンガでデビュー。翌56年ストーリーマンガ「赤っ毛小馬(ポニー)」が掲載されて以後、57年開始の長編連載「銀の花びら」がヒット、続く「星のたてごと」で不動の人気を得る。「トキワ荘」唯一の女性マンガ家としても知られる。他の代表作に「白いトロイカ」、70年小学館漫画賞受賞作「ファイヤー!」など多数。神話、バレエ、オペラに造詣が深く、それらを基にした幻想的な物語も多い。99年「少女マンガを語る会」を主宰し初期少女マンガの証言を集めた『少女マンガはどこからきたの?—「少女マンガを語る会」全記録』が2023年に発行された(青土社)。2010年日本漫画家協会賞文部科学大臣賞、23年文化庁長官表彰。
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むれあきこ
マンガ家。1934年11月23日兵庫県生まれ。
1951年、16歳の時『神戸又新日報』掲載の「又子と新ちゃん」でデビュー。翌52年から『神戸新聞』などに4コママンガを連載した(みやざきあきこ名義)。ストーリーマンガを志向し、手塚治虫の世話で水谷武子、楳図かずおらと同好会を作った。55年に上京し『少女クラブ』など雑誌にも作品を発表したが、やがて若木書房やきんらん社などの貸本単行本や貸本短編誌での仕事が中心となる。若木書房の人気レーベル「ひまわりブック」ではシリーズ第1巻をはじめ21作品を担当するなど描き下ろし貸本単行本の総数は100冊以上。水野英子のアシスタントも務めた。水野発起の「少女マンガを語る会」メンバー。
花村えい子
マンガ家。1929年11月9日埼玉県生まれ。
女子美術大学絵画科中退。結婚後に大阪へ転居、階下の貸本屋店主に勧められて描いた処女作「紫の妖精」が1959年、金竜出版社の貸本短編誌『虹 別冊』に掲載されてマンガ家デビューする。このころ楳図かずおや谷悠紀子らと知り合う。東京へ戻り64年『なかよし』11月号発表の「白い花につづく道」で雑誌デビュー。以後、多数の連載を持つ人気作家となる。代表作に『週刊マーガレット』連載の「霧のなかの少女」(75年にテレビドラマ化)、『女性セブン』連載のレディースコミック「不機嫌家族」「花影の女(ひと)」など多数。日本のミステリー小説や「源氏物語」などの古典文芸作品のマンガ化も数多く手がけている。欧州でも人気を得て、2007年にはフランス国民美術協会(SNBA)サロン展覧会にて特別賞を受賞し正会員となる。日本漫画家協会名誉会員。水野英子発起の「少女マンガを語る会」メンバー。2020年、91歳で逝去。
谷ゆき子(谷悠紀子、谷ゆきこ)
マンガ家。1935年7月7日兵庫県生まれ。
高校卒業後、大阪のテレビ局で美術の仕事をしていたが、1958年に金竜出版社より貸本単行本『夕映の詩集』でデビューしマンガ家となる。同社発行の貸本短編誌『虹』『すみれ』にマンガ作品の他、カットや表紙イラストを長期間担当。センスの良さと画力の高さで人気作家となる。このころ、花村えい子、楳図かずお、高橋真琴らと知り合う。64年に講談社の誘いにより活躍の場を東京に移し『少女フレンド』に「スズラン天使」などの作品を発表。その後66年から小学館の学年雑誌に10年にわたり連載した『バレエ星』をはじめとする悲しいバレエマンガシリーズが大ヒットとなる。また、谷の美しいイラストが描かれた文房具は少女たちの人気を集めた。80年代にはマンガを描くのをやめて関西に転居した。99年、病気のため64歳で逝去。
立東舎 公式サイト
立東舎
立東舎は出版社リットーミュージックの中の、おもしろレーベルです。
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