via ja.wikipedia.org
1981年から1986年にかけて生産されていた初代ソアラ。「未体験ゾーンへ。」「SUPER GRAN TURISMO」のキャッチコピーで、メルセデス・ベンツ・SLクラスなどの欧州車に対抗し得る国産車として売り出されました。前述のオートエアコンのほか、現代における高級車の基礎となる機能が多数搭載されており、また電子制御式サスペンション(TEMS)など、当時のトヨタの最先端技術を惜しげもなく採用した同社のイメージリーダーとして君臨していました。1981年には、第2回日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
via ja.wikipedia.org
1986年から1991年にかけて生産されていた2代目ソアラ。「世界にひとつ、日本にソアラ。」のキャッチコピーで、初代のイメージを踏襲したその曲線美のフォルムは、バブル景気に沸いた当時の若者たちの憧れの的となりました。また漫画「シャコタンブギ」に登場するなど、ヤンキー・暴走族といった層にも人気が浸透していました。
via ja.wikipedia.org
トヨタ《マークII》
1968年から2004年にかけて生産されたトヨタ《マークII》。クラウンとコロナの中間車種という扱いであったマークIIがハイソカーとして注目を集めるようになったのは、1980年に登場した4代目からのことでした。この4代目X60型では、直線を基調としたスタイリッシュなフォルムと「4ドアハードトップ」が採用され、その実用性の高さから中高年のみならず若年層にも人気を博しました。
via ja.wikipedia.org
1984年には、モデルチェンジした5代目X70型が登場。この代より車名が正式に「トヨタ・マークII」(車名からコロナの名前が外れた)となり、モデルの高級化・大型化が加速していきました。姉妹車として販売されていたチェイサー、クレスタとともに「マークII三兄弟」と呼ばれるようになったのもこの時期で、ハイソカーの代表格として、ソアラに負けず劣らずの争いを繰り広げていました。
via ja.wikipedia.org
トヨタ《チェイサー》
1977年から2001年にかけて生産されたトヨタ《チェイサー》。マークII及びクレスタの姉妹車という扱いであり、1980年に登場した2代目の時代から前述の「マークII三兄弟」を形成するようになりました。またスポーツカーとしての一面もあり、2代目においては最高級グレードにミシュランタイヤなどを採用した「アバンテ」を設定していました。なおアバンテについては、1984年に登場した3代目ではラグジュアリー系のグレードとなります。
via ja.wikipedia.org
トヨタ《クレスタ》
1980年から2001年にかけて生産されたトヨタ《クレスタ》。前述のとおり「マークII三兄弟」の一角であり、登場したのは1980年と三兄弟の中では最も登場の遅い車種でした。その初代は4ドアピラードハードトップを採用したスタイリッシュなデザインとなっており、その高級感から一躍注目の的に。その影響で、マークIIとチェイサーがクレスタを意識したフルモデルチェンジを行い、その結果「マークII三兄弟」が形成されていきました。また、ヤンキーや暴走族の間で初代ソアラと双璧の人気を獲得していたことでも有名です。
via ja.wikipedia.org
トヨタ《クラウン》
1955年より生産されているトヨタ《クラウン》。日本を代表する高級乗用車としての地位を確立しているクラウンですが、ハイソカーブームの際に販売されていたのは7代目(1983年~1987年)であり、石坂浩二のCMで有名な「いつかはクラウン」というキャッチコピーはこの代で使用されていたものです。直線が主体のフォルムと4ドアハードトップの端正なデザインにより、ハイソカーという視点からも根強い人気を誇っていました。
via ja.wikipedia.org