2017年12月5日 更新

80年代はホットハッチ全盛期♪ 「スターレットターボS」「シティターボⅡ」等、ブームを牽引したクルマたち

安価で使い勝手の良いハッチバックボディとスポーツカー顔負けのパワフルなエンジンを両立させたホットハッチは、当時多くの若者を魅了しました。「ボーイズレーサー」とも呼ばれた、ホットハッチブームを牽引したクルマたちを振り返ります。

196,574 view

ホットハッチとは?

ホットハッチの正確な定義はないが、スポーツカーよりも安価だがスポーツカーに負けない実力とベース車の実用性とを併せ持つハッチバック車のことを指す。安価な大衆車をベースとし、「普段使いに不自由せず、ひとたびムチを入れると結構速くて楽しめる」というものから、競技用のベース車両となるものまで、その幅は広い。
“ボーイズレーサー”とも呼ばれたホットハッチは、かつて若者を中心に人気を博しました。

ホットハッチのルーツ“フォルクスワーゲン・ゴルフGTI”

はじまりは、1977年に登場した初代フォルクスワーゲン・ゴルフGTIでした。
【フォルクスワーゲン】ゴルフGTI

【フォルクスワーゲン】ゴルフGTI

標準のゴルフ(1,100/1,500cc)をベースに1,600ccエンジン(後に1,800~2,000cc)を搭載。標準モデルの特徴である室内の広さや操縦安定性はそのままに、ハイパワーかつ足回りの強化で非常に高いパフォーマンスを持っていました。
一般的に1977年登場の初代フォルクスワーゲン・ゴルフGTIが「ホットハッチ」のルーツとされる。フランスのVWディーラーが西ドイツの本社に働きかけ、GTIモデルを誕生させたのが始まりとされる。イタリア人と並んで小さな車を飛ばすことの好きなフランス人はこのゴルフGTIに熱狂し、大ヒットとなった。フランスでの成功を受け、ゴルフGTIの販売が全欧州から世界へと広がっていくにつれ、一時代のホットハッチの代名詞となった。
この初代ゴルフGTIは日本には正規輸入されずに終わりましたが、2代目は8バルブが日本に輸入開始されるやいなや大ヒットしました。
ちなみに、日本におけるホットハッチのルーツは、1974年に発売されたホンダ・シビック RSとする見方もあります。
【ホンダ】シビック RS (1974年- )

【ホンダ】シビック RS (1974年- )

固められた足まわりと高性能エンジン、わずか705kgの車重とも相まってハンドリングは軽快かつスポーティ。スポーツカーに乗りたいという若者の夢を叶えることをめざした、HONDAらしい身近なスポーツモデルでした。
そして、バブル全盛になっていく頃、ホットハッチブームが日本にも訪れたのです。

80年代のホットハッチブームを支えたクルマたち

【ホンダ】シティターボ

【ホンダ】シティターボ (1982年- )

【ホンダ】シティターボ (1982年- )

1.5BOXと言われるほどに短いノーズに、走るために必要なエンジンとFFメカニズムを詰め込み、その後ろには1470mmという高い車高を生かした広い居住空間を作り上げた、遊びゴコロ満載のカッ飛び1.5BOXカー。
現在の軽自動車よりも全長が短く車重も軽い車でありながら、最高出力100PS/5,500rpmというスペックであり、そのルックスに加速とパワーが加わった事から当時の若者を中心に人気を博した。本エンジンには、ホンダ独自の電子燃料噴射装置「PGM-FI」が初めて採用された。
 (1633926)

ターポモデルはノンターポと比ぺて明らかにスポーツ志向に振っており、シートはコンパクトなパケットタイプでした。

なつかしのCM 「ホンダ シティターボ」

【ホンダ】シティ ターボII (通称:ブルドッグ)

【ホンダ】シティターボII (1983年- )

【ホンダ】シティターボII (1983年- )

従来のターボ・パージョンを、さらにパワーアップしたエンジンをひっさげて登場!

愛称の「ブルドッグ」は、前後のブリスターフェンダーや愛らしいグリルの顔だちからきたもの。
 (1634394)

インタークーラーの追加により、最高出力は110PS/5,500rpmとなった。エンジン回転数が3,000rpm以下の時にアクセルを全開にすると、10秒間だけ過給圧が10%アップする「スクランブルブースト」と呼ばれる機能も装備されていた。

【GT5】 ホンダ シティ ターボ II '83 【DEMO】 - YouTube

走行風景がメチャカッコイイです♪

【ダイハツ】シャレード・デトマソ・ターボ

【ダイハツ】シャレード・デトマソ・ターボ (1984年- )

【ダイハツ】シャレード・デトマソ・ターボ (1984年- )

2代目シャレードにはデトマソターボがありました。シャレードのデ・トマソ仕様車としては、これが初代になります。
 (1634317)

エンジンはベースとなったシャレード・ターボと共通で、内外装のデザインをデトマソが手がけました。
 (1634333)

 (1634334)

「Cats' Turbo」(猫科のターボ)の異名をとる...

「Cats' Turbo」(猫科のターボ)の異名をとる、世界初の3気筒1リッター・ターボ

アクセルを踏んだ瞬間、ターボが効きはじめ、一気に吹き上がる加速感=3

ハードにチューニングしたターボ・サスと絶妙のマッチングをみせて、その走りは、まさしく獲物を追う猫科の敏捷な走り。

CM /DAIHATSU Charade DETOMASO TURBO `84 - YouTube

ダイハツシャレード デ・トマソ・ターボCM

【トヨタ】カローラFX GT

【トヨタ】カローラFX GT (1984年- )

【トヨタ】カローラFX GT (1984年- )

1984年にデビューしたカローラFXの最強グレードが、MR2と同じDOHC16バルブ1.6リッターの4A-GELUを積んだ3ドア 1600GTです。

日本で初めて2ボックスボディーにDOHCエンジンを搭載!

ひと月ほど遅れて登場した、ホンダの市販四輪車としては16年ぶりにDOHCエンジンを搭載したホンダ・シビック Si とは、市場でもサーキットでもライバルとして火花を散らしました。
出典 gazoo.com
初代モデルのGTは、日本国産2ボックスとしては初のツインカムエンジン(4A-GE)搭載である。GTは、1980年代中後期の全日本ツーリングカー選手権にカローラレビンやスプリンタートレノと共に参戦し、激闘を繰り広げた。

【ホンダ】シビック Si

【ホンダ】シビック Si (1984年- )

【ホンダ】シビック Si (1984年- )

1984年10月24日に追加されたZC型 1.6L DOHCを載せた「Si」は、全日本ツーリングカー選手権 (JTC) などのレースにおいても用いられ、走りのよさから若者や走行性を重視する層の支持を得た。ボンネットには、エンジンのカムカバーとの干渉を避けるためS800以来のパワーバルジが付けられた。シビックのスポーティイメージの源流となったモデルといえる。
1984年度「グッドデザイン大賞」受賞!(自動車として...

1984年度「グッドデザイン大賞」受賞!(自動車としては初!)

ホンダ初の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、3ドアハッチバックは、自動車としては初の大賞、1984年度グッドデザイン賞を受賞。
 (1634886)

フロントからリアまで大きくまわりこんだフルラップラウンドのコクピットがもたらす、クルマとの自然な一体感♪

1984 HONDA CIVIC Ad - YouTube

【マツダ】ファミリア フルタイム4WD GT-X

【マツダ】ファミリア フルタイム4WD GT-X (1...

【マツダ】ファミリア フルタイム4WD GT-X (1985年- )

日本初のフルタイム4輪駆動を装備した3ドアハッチバックのターボエンジン車には、悪路を想定した2段階の車高調整も用意。当時1600㏄クラスで国内最強のスペックを誇りました。
型式名「BFMR」。
投入されたフルタイム4WDのBFMRは、マツダ・ヨーロッパのラリーチームにより、RX-7と入れ替えで参戦。スエディッシュラリーでの優勝などから、雪の女王とも呼ばれるようになった。

1985 MAZDA FAMILIA FULLTIME 4WD Ad - YouTube

全ての季節が、全ての道が、今、私のものになる。日本初、フルタイム4輪駆動。ファミリア・フルタイム四駆。
74 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • あよぶ 2017/12/13 16:02

    CR-Xはホットハッチに含まれないんでしょうか?
    リッター100馬力でものすごく軽量ボディ。上り坂の加速は誰にも負けませんでしたけどね。

    ゴリライモ 2017/12/4 00:12

    カローラⅡが無いなぁ
    ボーイズレーサーだとカローラⅡ 1,5RSかなぁ

    すべてのコメントを見る (2)

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

   

20世紀交歓所この記事に関連する商品一覧

関連する記事こんな記事も人気です♪

主なリトラクタブル・ヘッドライト採用車(格納できる方式のヘッドライト)まとめ

主なリトラクタブル・ヘッドライト採用車(格納できる方式のヘッドライト)まとめ

80年代〜90年代のスポーツカーと言えば、ヘッドライトが格納できるタイプの車が多かったですよね。正式名称は「リトラクタブル・ヘッドライト」または「格納式前照灯」と言うそうで、リトラクタブル、リトラとも略されています。
M.E. | 129,553 view
カーマニア必携!「国産名車 昭和を駆け抜けた日本のスポーツカー」8月7日より発売開始!!

カーマニア必携!「国産名車 昭和を駆け抜けた日本のスポーツカー」8月7日より発売開始!!

66年~88年に販売された国産スポーツカーを厳選した「国産名車 昭和を駆け抜けた日本のスポーツカー」が8月7日より発売されます。全107車種の懐かしい国産スポーツカーの姿とデータが収められた、カーマニア必携の一冊!
隣人速報 | 2,355 view
日本の自動車業界を支えてきた名車が一堂に会す「AUTOMOBILE COUNCIL 2017」が8月4日開幕!

日本の自動車業界を支えてきた名車が一堂に会す「AUTOMOBILE COUNCIL 2017」が8月4日開幕!

8月4日から、日本の自動車マーケットをけん引してきた80台を超える往年の名車を展示・紹介・販売する「AUTOMOBILE COUNCIL 2017」が開催。テーマは「CLASSIC MEETS MODERN」。
ホンダ新型「シビック TYPE R」320馬力の量産モデルが公開!次世代のタイプRを目指す!!

ホンダ新型「シビック TYPE R」320馬力の量産モデルが公開!次世代のタイプRを目指す!!

ホンダの「シビック TYPE R」の欧州仕様となっている量産モデルが、2017年ジュネーブモーターショーにて発表された。新型は、最大出力320馬力と最大トルク400N・mを発揮する「次世代のTYPE R」となっている。
red | 5,729 view
時空探偵マツ・de・デラックス【case LEOPARD-美しき獣-】第4話

時空探偵マツ・de・デラックス【case LEOPARD-美しき獣-】第4話

とある町の1台しか在庫を持たない中古車屋”ガレージ MIDDLE EDGE”。店主は性別不明の「マツ・ド・デラックス」。そしてその2階には謎の探偵「松田K介」と助手の「富田葵」が事務所を構える。そこには店舗に飾られた「名車」に係る「依頼人」が訪れ、様々な人間模様が・・・・。第1話は「日産レパード」を中心に親子の絆を再確認させるため時空探偵「マツ・de・DX」が時を超えて奔走する!!ベテラン実力派漫画家「なかがわひろき」×昭和の生き証人「山本圭亮」がお送りするSF昭和ファンタジー!ミドルエッジだけで読めるスペシャル連載が満を持して登場!!

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト