ミドルエッジ内にも同様の記事があった!!
80年代中学生のオシャレアイテム男性化粧品編!! - Middle Edge(ミドルエッジ)

1980年代始めの頃、男性化粧品は、とにかく種類が全然ありませんでした、ホント限られてました、中でも中学生の間で爆発的に流行った『タクティクス』や『MG5』などを振り返りってみます。
ギャングさんの記事ですが、見た所、表題にもあるように1980年代を中心にしておられるようなので、私はそれより前の1960年代初頭から書き始めようと思います。でも多少ダブルかも・・・?!
整髪料は髷を結う時代より存在した!!
日本では、古来より男も女も髷を結う習慣があり、その髷をある期間、保持させなければならなかったため、いにしえより整髪料でも特にワックス関連が豊富であった。
<オススメ商品>1階向正面、書籍番付売店にて、「びんづけ油(オーミすき油)」1100円(税込)。力士の香り漂う逸品を体感できます!#sumo pic.twitter.com/cHFUiY7DsI
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) January 20, 2014
ただ、現在は女性は正月や成人式などで自分の髪で日本髪(髷)を結う人が若干いる程度で、男性では皆無に等しい。現在も残っているとしたら、それはお相撲さんではなかろうか!?。詳しいことを言うと、相撲の力士の髷を結い上げる床山(とこやま)が使用している鬢付け油は、島田商店(東京都江戸川区)が製造している製品とされる。
この店が製造している「オーミすき油」(成分は木ロウ、菜種油、ヒマシ油、香料、dℓ-α-トコフェロール(ビタミンEで酸化防止剤)と明記されている)の名の鬢付け油は両国の薬局や国技館売店でも市販されている。
この店が製造している「オーミすき油」(成分は木ロウ、菜種油、ヒマシ油、香料、dℓ-α-トコフェロール(ビタミンEで酸化防止剤)と明記されている)の名の鬢付け油は両国の薬局や国技館売店でも市販されている。
via www.amazon.co.jp
私の親父の時代はポマードとチックが主流だった!!
柳屋 ポマード 大 120g 整髪料 YANAGIYA POMADE
パッケージには「髪をみつめて四世紀 Since 1615」とあるので、まさかとビックリしたが,柳屋さんが創業したのが1615年のことで,食紅や香油等を販売したそうだ。1850年に,香木・麝香などのフェロモン効果物質を加えて作った「柳清香油」が大ヒット、ポマードがはじめて製品化されたのは1920年のことだそうだ。以来ずっと生産してはいるが、一度生産中止にしようとしたが、愛好家の嘆願が相次ぎ、生産中止を中止したそうだ、ただ、販売数は最盛期の昔と比べ、一割にも満たないそうだ。
ポマードと言うと、なぜかこの人を思い出す!!
橋本 龍太郎(2002年10月16日、バージニア州 アーリントン郡のペンタゴンにて)
橋本元首相と言えば、一般的に整髪剤の「ポマード」で”べったり”と認識されている。私もそうでした。しかし、実際には水性のヘアクリームを使っていたと本人が語っているそうだ。
『ある時、鈴木宗男が橋本に隠れて「あのポマード野郎」と悪口を話していた所、偶然後ろに橋本が現れたため鈴木は顔面蒼白となったが、当の本人は「鈴木君、これはムースだよ」と言って快活に笑った。』という逸話があるそうだ。本当かどうか確かめることはできないが・・・??。
『ある時、鈴木宗男が橋本に隠れて「あのポマード野郎」と悪口を話していた所、偶然後ろに橋本が現れたため鈴木は顔面蒼白となったが、当の本人は「鈴木君、これはムースだよ」と言って快活に笑った。』という逸話があるそうだ。本当かどうか確かめることはできないが・・・??。
via ja.wikipedia.org
実は、橋本元首相より私の父がポマード頭だった!!
ショート・バック・アンド・サイドのデヴィッドベッカム
私のオヤジの髪型は頭のサイドと後ろを刈上げ、上の髪の毛をバックに流す、今流に言うと、ショート・バック・アンド・サイド+オールバックだろうか??。似たような髪形がないか検索してたら、ベッカムが同じような髪型をしていた(あいにく、私のオヤジは短足でブサイクだったけど・・・!!)し、まさに今年の流行しそうな髪形として紹介しているではないですか!!。流行は回り回るんですね!!。
私のオヤジはこんな髪型で、ポマードで固めて、そして最後は洗面台でチックを使って微調整していた思い出がある。
私のオヤジはこんな髪型で、ポマードで固めて、そして最後は洗面台でチックを使って微調整していた思い出がある。
via johnny-fan.com
マンダム丹頂チック 100g
昔私が小学校高学年の頃に親父のチックを興味本位でちょろっと髪に塗った時、油の香りが漂って来て、思わずこれが”おとな”の香りなのかと胸が熱くなった記憶がある!!ただ、後で親父にこっぴどく叱られた覚えも残っている・・・!!。
via www.amazon.co.jp
1960年前半に男性用の油性液体整髪料が人気を博す!!ーそれはアイビールックの流行による
絵本アイビー図鑑 The Illustrated Book of IVY 単行本
1964(昭和39)年の東京、銀座みゆき通りに現れた風変わりなファッションの若者たち。“みゆき族”と呼ばれた彼らは、こんな格好をしていた。アウターはナチュラルショルダーでずん胴型シルエットのスーツやブレザー。インナーは洗いざらしのボタンダウンシャツ。ボトムはシンプルなコットンパンツで、なぜかくるぶしが見えるほど裾を上げている。小脇に抱えているのは、「VAN」のロゴが入った紙袋・・・。
アイビールックはアメリカに生まれ、日本ではVANヂャケットが火を付けて大きなブームになった。私たち団塊の世代にとっては、リアルタイムで経験した大きなファッションムーブメントであり、60年代以降の若者文化の象徴として語られることも多い。
アイビールックはアメリカに生まれ、日本ではVANヂャケットが火を付けて大きなブームになった。私たち団塊の世代にとっては、リアルタイムで経験した大きなファッションムーブメントであり、60年代以降の若者文化の象徴として語られることも多い。
via www.amazon.co.jp
現代風のアイビーカット
アイビーカットとは、アメリカのアイビー・リーグ(東海岸の私立大学8校)の学生たちが好んで着ていたファッション「アイビー・ルック」での定番的な髪型。七三に分けたショートヘアにして前髪を上げるもので、スポーティで清潔、さわやかなイメージがあり、アイビー・ルックとともに日本でも大流行した。「若大将」で知られる加山雄三が代表的な存在であった。
アイビーカットは髪を自然のままソフトに仕上げるため、ポマードやチックではうまく整髪することができない。それでみゆき族はポマードやチックには見向きもせず、発売されたばかりの新しい油性液体整髪料に目を向けたのだ。
アイビーカットは髪を自然のままソフトに仕上げるため、ポマードやチックではうまく整髪することができない。それでみゆき族はポマードやチックには見向きもせず、発売されたばかりの新しい油性液体整髪料に目を向けたのだ。
油性液体整髪料のさきがけがバイタリスだった!!
バイタリス ヘアリキッド 355ml
1962(昭和37)年にライオン歯磨(現ライオン)から発売された「バイタリス」は油性液体整髪料のさきがけだった(米ブリストル・マイヤーズ社の製品を提携販売)。油性の液体整髪料なので、ポマードやチックに劣らない整髪力を持ちながらも、テカテカ、ベタベタしない。若者向けのマーケティングが功を奏したこともあり、バイタリスは瞬く間に若者たちの間に浸透していった。
ちなみに、油性の液体整髪料のことを”ヘアー・リキッド”と読んでいるが、これはバイタリスが初めて命名したそうです。
ちなみに、油性の液体整髪料のことを”ヘアー・リキッド”と読んでいるが、これはバイタリスが初めて命名したそうです。
via www.amazon.co.jp