蓋をあけたらボコッとアイス部分もはずれてしまって焦ったり。まるごと冷凍されているせいかコーンがふやけやすく、コーンの下をかじって溶けたアイスを吸いだしたり。食べ方にも様々な思い出があります。
このエルコーン、デザインも当時と変わらず販売され続けてきましたが遂に2019年3月末で製造終了となってしまいました。もう食べられなくなるのかと思うと、やはり寂しいものですね。
今年の夏はまだ販売されているお店もあるので、もし見かけたらぜひ手に取ってみてください。
『ビエネッタ』
エスキモー ビエネッタCM 15秒 1984年
アイスを銀のスプーンですくう際の「ザク!!」という音。「どんだけパリパリなんだ!?」という想像力をかきたてます。アイスの見た目の美しさも相まって「ビエネッタ」に対する憧れみたいなものが当時は誰しもありました。
当時で500円というのも高級なイメージの原因です。ちょっと大き目サイズで切り分けて食べるアイスとはいえ500円。うまか棒50円の時代ですから、子どもには当然高級品です。どの家庭でも「買いません!」と言われて終了だったり、買ってもらうとしても何か特別な時のみだったのではないでしょうか。
結局食べてみたら思ったほどではなかった、という感想が多いのもこのCMのせいではないかと思われます。
紙蓋のアイスたち
『バニラブルー』
『イタリアーノ』
ロッテ イタリアーノが食いたいな!子供の頃、夏場の土曜夜に「8時だョ!全員集合」でCMを見掛ける度、翌日買いに行った記憶がある。植物性脂肪のサッパリした味が好きで特に私はバニラ&チョコ、バニラ&ストロベリーのハーフのヤツが好きだった pic.twitter.com/L1VHHlrMYa
— motoichi (@million7000) August 10, 2016
『シャーベットメイト』
名糖 シャーベットメイトのオレンジ味 pic.twitter.com/whSJDRs2WD
— 井上 誠 (@inomako0524) April 20, 2019
紙カップでもプラスチックの蓋が主流になった現代とは違い、当時は紙の容器にベロの付いた紙の蓋でした。紙製の容器も、今に比べてふやけるのが早かったような気がします。
そして、紙の蓋といえばついついくっついたアイスを舐めてしまった思い出。今はフィルムが貼ってあったりで、あまり蓋にアイスがつかなくなりました。まず蓋を開けたら蓋の裏についたアイスを舐めてから優雅に本体へ…なんでだろう、得した気分になったものです(笑)
木のスプーンももちろんセットですね。あの頃は木のスプーンがアイスケースの上の入れ物にどっさり入っていたりしました。今ではなかなかスーパー等でも置いておらずお目にかかれません。
ついついアイスを食べ終わっても木のスプーンをガリガリ噛んでしまい、縦に割れたスプーンから木の味が!せっかくのアイスの後味が!なんて経験ありませんでしたか?