フェリス・ビューラー(マシュー・ブロデリック)はシカゴの郊外に住んでいる高校3年生。ある朝、熱はないけれども胃が痛いと両親に向かって訴えた。今学期9度目の仮病で、学校を休むことに決めたのだ。妹のジーニー(ジェニファー・グレイ)は仮病だと指摘したのに、両親はみごとに引っかかった。フェリスは“手を汗ばませることが肝心なのさ”と独り言。友人たちには電話を掛けて、腎臓が悪いから休むと言い訳をしておいた。真に迫ったその言葉に騙されて、腎臓病のフェリスのため、募金活動に乗り出す者まで出る始末。さらに校長(ジェフリー・ジョーンズ)にも電話を掛けてみて、ちゃっかり自分の恋人(ミア・サラ)を学校から連れ出すのにも成功。次に、本物の体調不良で学校を休んでいた親友のキャメロン(アラン・ラック)まで家から引っ張り出した。キャメロンの父はカーマニア。そのコレクションである61年型250GTカリフォルニア・フェラーリを拝借してシカゴの街へと繰り出す。
『恋しくて』
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『恋しくて』は1987年に公開されたジョン・ヒューズ脚本・製作、ハワード・ドゥイッチ監督によるティーン映画の決定版です。主演はエリック・ストルツ。共演にメアリー・スチュアート・マスターソン、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でもお馴染みのリー・トンプソン。
画家を志し、ガソリンスタンドでアルバイトする物静かな高校生のキースは、学園のマドンナのアマンダにひそかに恋をしていた。クラスからも浮き気味の彼の唯一の親友は、幼馴染のボーイッシュな同級生ワッツ。ドラムが趣味の彼女もまたひそかにキースに恋をしていた。
『ホーム・アローン』
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『ホーム・アローン』は1990年に公開され、今なお愛され続ける90年代を代表するホームコメディーの名作です。シカゴに住む裕福な大家族のマカリスター家。そんな一家のクリスマス休暇を利用した家族旅行に、1人家に取り残されてしまった8歳の少年ケビン。しかし家族の心配をよそに、プチ1人暮らしを大満喫している彼は、ひょんなことから泥棒コンビのハリーとマーヴに家が狙われていることを知る。ここからあの手この手で家を守る少年VS泥棒コンビのおかしな戦いが始まったのです。同作品はシリーズ化され、最終的には『ホーム・アローン4』(2002年)まで制作されました。(3と4は1~2とは物語に関連性はない)
主演を務めたマコーレ・カルキンは同作の大ヒットにより一躍世界一有名な子役となりました。ヒューズはこの作品で脚本と製作に携わり、『ホームアローン』は彼のキャリアの中で商業的に最も成功した作品となりました。ちなみに『ホーム・アローン4』には脚本のほか、キャラクター創造にも関わっています。
主演を務めたマコーレ・カルキンは同作の大ヒットにより一躍世界一有名な子役となりました。ヒューズはこの作品で脚本と製作に携わり、『ホームアローン』は彼のキャリアの中で商業的に最も成功した作品となりました。ちなみに『ホーム・アローン4』には脚本のほか、キャラクター創造にも関わっています。
『101』
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『101』は1996年に制作されたディズニー映画です。主演はクルエラ・デ・ビルを演じたグレン・クローズ。2匹のダルメシアンが恋に落ち、それぞれの飼い主であるロジャーとアニタも一目惚れし、結婚に至る所から物語は始まります。結婚後、15匹の子犬も生まれ、幸せいっぱいの毎日を送っていた矢先、アニタの勤めるファッションデザイン会社の社長で毛皮マニアのクルエラに子犬たちどころか街中のダルメシアンが誘拐されてしまう事態に・・。ヒューズはこの作品に脚本・製作として携わっています。
『メイド・イン・マンハッタン』
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映画『メイド・イン・マンハッタン』は、2002年に公開され大ヒットしたジェニファー・ロペス主演のロマンチックコメディーです。ホテルのメイド、マリサと名物宿泊客で大統領候補のクリストファー・マーシャル(レイフ・ファインズ)との恋模様にキュンキュンした人も多いはず。同作品にヒューズはジョン・ヒューズとしてではなく、ペンネーム「エドモンド・ダンテス」名義で原案を担当しています。