グロイザーX
桜多吾作の漫画『グロイザーX』、および同名のテレビアニメ(1976~77年)に登場する超爆ロボ。身長100メートル、重量1200トン。操縦者は海阪譲(かいさかじょう)、リタ。爆撃機形態から人型ロボットへの変身が可能。
ナック社長の西野聖市によれば、永井豪が当時『マジンガーZ』をめぐって、東映を相手に裁判を始め、東映が「一切、永井豪の作品をやらない」という姿勢を見せたため、ナックに持ちこまれた企画
あらすじ
地球を守る飛島パイロットチーム
飛島パイロットチーム
飛島パイロットチーム(以降「TPC」と表記)は、飛島秀樹博士をオーナーとした民間航空会社である。
リタとグロイザーXの亡命により、吉田局長率いる国防軍国家保安局の管理下に置かれることとなり、地球を守る砦となった。
リタとグロイザーXの亡命により、吉田局長率いる国防軍国家保安局の管理下に置かれることとなり、地球を守る砦となった。
海阪 譲(かいさか じょう)
TPCのエース パイロット。通称「ジョー」。飛行機の中で生まれるも、やがて両親を亡くし、飛島博士に引き取られる。
学生時代は一番の不良だったが、飛行機との出会いが彼を変える。
熱血漢でやや無鉄砲なところもあるが、気は優しく、子供達には好かれており、持ち前の正義感の強さでガイラー帝国と空爆ロボに挑んでいった。
学生時代は一番の不良だったが、飛行機との出会いが彼を変える。
熱血漢でやや無鉄砲なところもあるが、気は優しく、子供達には好かれており、持ち前の正義感の強さでガイラー帝国と空爆ロボに挑んでいった。
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リタ
ガイラー星人。ゲルドン帝王の地球侵略に反対する父のヤン博士からグロイザーXを託され、負傷しながらも帝国を脱出。茜島に不時着し、TPCに助けられる。
外見のわりに芯は強く、ゲルドン帝王を始めとするガイラー帝国に裏切者と罵られても、自分の信念を曲げない強い心の持ち主。しかし、ケントやビッキーといった、かつての仲間と交戦し、戦死した際には悲しみを素直に表していた。
外見のわりに芯は強く、ゲルドン帝王を始めとするガイラー帝国に裏切者と罵られても、自分の信念を曲げない強い心の持ち主。しかし、ケントやビッキーといった、かつての仲間と交戦し、戦死した際には悲しみを素直に表していた。
飛島秀樹博士
PCのオーナーで、科学者。宇宙工学の世界的権威である。11月25日生まれ。通称「先生」。譲とリタの司令官を務める。譲の育ての親でもあり、不良行為に走った譲に飛行機乗りへの道を示し、更生させた。自身も筋金入りのパイロットであり、操縦士としての魂に誇りを持っている。
厳しい目で周囲を管理しつつも、仲間達の不安や不満、気持ちを理解して受け容れる包容力も兼ね備えた人物。
厳しい目で周囲を管理しつつも、仲間達の不安や不満、気持ちを理解して受け容れる包容力も兼ね備えた人物。
放送局・東京12チャンネルほか。全39話
第1話のサブタイトルから「大空の王者 グロイザーX」や「空爆ロボ グロイザーX」とも呼ばれるが、公式には単に「グロイザーX」である。