『ヨコハマ買い出し紀行』とは?
第1作は同誌1994年6月号に読み切りとして掲載(いわゆる第0話)、作者にとってはこの作品がデビュー作でもある。本作品が同年春のアフタヌーン四季賞で四季賞を受賞する。続いて9月号に続編が掲載され、同年12月号からは連載となり、2006年4月号まで掲載された。全140話。物語全体を通して、穏やかな独特の世界を描いていく。
本編の連載終了後、2006年7月号に描き下ろしとして掲載された短編『峠』は、同一の世界を舞台としたものと思われる(時代設定は連載終了時点から数十年後以上と推測される)。
また、ラジオドラマが椎名へきるのラジオ番組で放送され(後にドラマCD化)、二度OVA版が制作されている。
2007年には第38回星雲賞(コミック部門)を受賞した。
OVA版『ヨコハマ買い出し機構』
制作会社:ソニー・ミュージック
エンターテイメント
巻数 :全2巻
発売時期:1998年
メディア:VHS・LD
※2000年には全2巻の内容を
まとめたDVDも発売。
OVA版『ヨコハマ買い出し紀行』の本編動画・ストーリー
量産型の女性ロボット・初瀬野アルファを中心に、その周囲の人々との交流や平穏な暮らしぶりを描いた日常ドラマとなっています。
Vol.1
アルファ宛ての荷物に目を向けると、送り主はアルファのオーナーで、その中身は鮮明な記憶として画像を撮影し、保存しておける特殊なカメラでした。機器類の扱いに疎いアルファは、ココアに使い方を習い、被写体の第1号にココアを指名するのでした…
Vol.2
軽トラで病院に担ぎこまれたアルファは、修理を受け、なんとか一命を取り留めます。
アルファは居ても立ってもいられなくなり、オーナーとの思い出が詰まった場所に原付を走らせるのでした。そこでアルファが目にした光景とは…
OVA版『ヨコハマ買い出し紀行』の魅力とは?
ほのぼの描写と終わっていく世界観
キャラがロボットであり
この作品の世界が滅びに徐々に向かっているという世界観がまあ良かった
そういう描写が直接ある訳では無いが
OVAでのほのぼの描写がツボだった
日に日にゆっくりと滅びゆく世界の中で、人とロボットは絶望するでもなく、ただ一つの方向にむかって流れる時に身を任せるように生活している。
この滅びゆく世界には、現代のお祭りのような世の中にない、穏やかな流れが存在している。
必然的に、超自然的に終わりに近づいていくこの世界には、太陽が沈む夕暮れの、温かな穏やかさが漂っている。
今宵のアニメは……
— 夜桜UFO (@yozakura_ufo) January 3, 2021
ヨコハマ買い出し紀行 eps2
望月監督による02年作品。
厄災後、安定のなか人類が消えゆく世界。
1人が基本の独特の世界観が癒し。
三崎口から鎌倉、厚木と巡礼できそう。いつか行くw
久々に観たけど、ラストでアルファさんが涙ぐむ理由がわかる気がするようになったよw pic.twitter.com/LqOXt0sBHJ
音楽や景気に癒やされるんだけど、2話しかないのが残念
やさしい空気が流れているような作品だった。
ヨコハマ買い出し紀行って何回ぐらい見てるんだろう? pic.twitter.com/U0PML2XkRw
— hideaway (roy) (@hideawayajajaj) January 4, 2021
出版社 :講談社
連載誌 :月刊アフタヌーン
連載期間:1994年~2006年
コミック:全14巻