怪物くん
「怪物ランドのプリンス」怪物くん」と、「フンガーフンガー」フランケン、「ザマスザマス」のドラキュラ、「ウォーでガンス」のオオカミ男の怪物3人組。
そんな「怪物くん」が初登場したのは1965年のこと。
筆者は1980年にコロコロコミックで読んでいたのですが、それは当初連載からのリバイバルだったんですね。
そんな「怪物くん」が初登場したのは1965年のこと。
筆者は1980年にコロコロコミックで読んでいたのですが、それは当初連載からのリバイバルだったんですね。
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1965年1月 - 1969年4月迄、少年画報社の『少年画報』にて連載。そして1967年6月 - 1969年5月に『週刊少年キング』でも連載。さらに1980年 - 1982年迄の間リバイバル版が小学館の『月刊コロコロコミック』、『学習雑誌』、『てれびくん』等で連載。
「怪物くん」に歴史あり。
筆者はといえば1980年くらいに「コロコロコミック」や「小学〇年生シリーズ」で読んでいたり、カラーアニメで観たオープニングやエンディングを歌っていた「怪物くん」ですが、元々の怪物くんは1960年代に人気となっていたのです。
筆者はといえば1980年くらいに「コロコロコミック」や「小学〇年生シリーズ」で読んでいたり、カラーアニメで観たオープニングやエンディングを歌っていた「怪物くん」ですが、元々の怪物くんは1960年代に人気となっていたのです。
「少年画報」「週刊少年キング」そしてモノクロアニメ時代の怪物くん
作者によると「お供の3匹のデフォルメ化は簡単だったが、主人公である怪物くんの顔は締め切りギリギリまで決まらなかったため『少年画報』での新連載予告は「後ろ姿の怪物くんと、それを見て恐れおののくお供の3匹」というものであった。
マンガに初登場したのは1965年1月「少年画報」誌面だった怪物くん。
読んだことはないのですが下記のように直前まで制作は腐心されたようで、引用画のように「顔が決まらないので後姿」での新連載予告となったようです。
読んだことはないのですが下記のように直前まで制作は腐心されたようで、引用画のように「顔が決まらないので後姿」での新連載予告となったようです。
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60年代の「怪物くん」は、少年画報誌で1965年1月~1969年4月、少年キング誌で1967年6月~1969年5月と同時期に連載を持っていました。
そして2誌における最終回は、内容が少し異なるものだったそうです。
そして2誌における最終回は、内容が少し異なるものだったそうです。
少年キング版
カメラマン怪物「カメラ魔」に人間界の様子を事細かく撮らせる太郎。ヒロシは太郎が怪物ランドへ帰るのではないかと感じ始めた。アルバムを見せてもらったヒロシは、太郎が常に帽子を取らないことを不審に思い、帽子の下の正体を知りたがる。太郎がついに帽子を取って見せると、その下は禿げ頭。実はそれはかつらであり、太郎の頭には怪物大王と同じ2本の大きな触角があった。そして怪物ランドへと帰っていく。
少年画報版
ヒロシに別れを告げられず、屋敷に書き置きだけを残し怪物ランドへ帰る。そこで怪物大王からの王位継承、そして怪子を妃として迎え入れるという話が持ち上がる。父の命により、禁断の地である「幻の花園」へ婚約発表パーティで使う花を摘みに来る太郎。そこには大王の妃、つまり太郎の母の姿があった。怪物ランドには「王子が生まれた場合、妃はすぐに離れなくてはならず、彼が王位を正式に継承するまで別れて暮らす」という掟があったのである。
そして、こちらが当時のモノクロアニメ(1968年4月21日~1969年3月23日TBS系列の「不二家の時間」枠で放送)。
筆者はカラーアニメ版で野沢雅子さん演じる怪物くんを観ていましたが、このモノクロ版は白石冬美さんが怪物くんを演じていました。
筆者はカラーアニメ版で野沢雅子さん演じる怪物くんを観ていましたが、このモノクロ版は白石冬美さんが怪物くんを演じていました。
モノクロ版TVアニメ 怪物くん DVD-BOX上・下巻
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「コロコロコミック」「小学〇年生シリーズ」そしてカラーアニメの怪物くん
ミドルエッジ世代は、こちらで初めて「怪物くん」に触れた人が多いのではないかと思います。
1980年~1982年迄の間、リバイバル版として小学館「月刊コロコロコミック」「小学〇年生シリーズ」「てれびくん」等で連載されました。
1980年~1982年迄の間、リバイバル版として小学館「月刊コロコロコミック」「小学〇年生シリーズ」「てれびくん」等で連載されました。
カラーアニメはテレビ朝日系で、1980年9月2日~1982年9月28日の放送でした。
オープニングもエンディングも、いまでも歌えるほど印象に残っています。
オープニングもエンディングも、いまでも歌えるほど印象に残っています。