ブラックユーモアからエッセイまで幅広く描く藤子不二雄Ⓐこと安孫子素雄はバラエティ番組にも出演!
2019年4月29日 更新

ブラックユーモアからエッセイまで幅広く描く藤子不二雄Ⓐこと安孫子素雄はバラエティ番組にも出演!

「忍者ハットリくん」や「怪物くん」の少年向け作品からブラックユーモアと怪奇色の強い「笑ゥせぇるすまん」、「魔太郎がくる!!」など幅広い作風を生み出してきた藤子不二雄Ⓐこと安孫子素雄。漫画だけでなバラエティ番組に出演したり映画の原作を手掛けたり、マルチな才能を生かして活躍していたことを覚えてますか?

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藤本弘と安孫子素雄の共同ペンネームである藤子不二雄。
1951年に高校生で合作をし、1954年に「藤子不二雄」のペンネームを使うようになり、1987年にコンビを解消するまで使用していたペンネームである。

大人向けの作品やファンタジーではない怪奇モノなどで知られるのが、藤子不二雄Ⓐ。
サングラスをかけた姿をテレビで拝見できた時代もありました。コツコツとマンガ執筆に専念していたイメージが強い藤子・F・不二雄とは違い、社交的でテレビ出演やエッセイ執筆、ゴルフなどもこなした藤子不二雄Ⓐを作品と共に振り返る。

藤子不二雄Ⓐ 略歴

81歳いまだまんが道を…

81歳いまだまんが道を…

藤本弘氏とのコンビの共同ペンネーム「藤子不二雄」で漫画家デビューを果たして以来、歩み続けた漫画家人生六十余年!その寄り道回り道、波瀾万丈の「まんが道」をユーモアたっぷりに綴る。単行本『78歳いまだまんが道を…』刊行後の三年間を加筆、改題したファン待望の文庫版。
本名は安孫子素雄(あびこ-もとお)。

昭和9年3月10日に住職の息子として、富山県氷見郡氷見町(現:氷見市)の光禅寺に生まれる。
1944年に父を亡くして高岡市に転居し、転入先の高岡市立定塚国民学校(現・定塚小学校)で藤本弘と知り合う。富山県立高岡高等学校在学中、1951年に毎日小学生新聞でデビュー。

高校卒業後、1952年に、伯父が専務を務める富山新聞社に入るが、1954年、藤本に誘われる形で新聞社を退社し共に漫画家となるために上京。

その後、『オバケのQ太郎』、『忍者ハットリくん』、『魔太郎がくる!!』などのヒット作にめぐまれる。2人の合作によるヒット作は『オバケのQ太郎』で、これ以降の作品はは藤子不二雄名ではあっても、ほとんどはどちらかの単独作品である。

1987年にコンビを解消し、藤子不二雄Ⓐとして活動している。

「ギミア・ぶれいく」にレギュラー出演!

「ギミア・ぶれいく」に出演時の藤子不二雄Ⓐ
藤子不二雄コンビ解散後の1989年10月10日から1992年9月29日まで、TBS系列で毎週火曜日21時00分~22時54分に放送された2時間枠の大型エンターテインメント番組『ギミア・ぶれいく』に出演していた。

番組タイトルは「いい加減にしろ」の意味の「gimme a break」から付けられ、キャッチフレーズは「社運バラエティー」と銘打ち、番組は大橋巨泉(番組スーパーバイザーを兼任)、関口宏、石坂浩二、ビートたけし、竹下景子、関口照生、森口博子、藤子不二雄、森光子と豪華メンバーが出演。

出演していたメンバーが企画するバラエティーとドキュメンタリーが中心の「ギミア・ぶれいくスペシャル」を番組のメイン据えており、サイドコーナーとして『笑ゥせぇるすまん』、「巨泉の使える英語」などが放送されていた。

『笑ゥせぇるすまん』のアニメも番組内で放送

笑ゥせぇるすまん 藤子不二雄 ギミアぶれいく テレカ

笑ゥせぇるすまん 藤子不二雄 ギミアぶれいく テレカ

今では珍しくない深夜帯のアニメ放送だが、番組放映当時(1980年代後半)にアニメが夜の時間帯に放送されるのは非常に珍しいことであった。

しかも、大人向け番組である『ギミア・ぶれいく』のサイドコーナーとしてアニメ化されており、大人向けに作られたアニメ番組であった。大人向けに作られていたことと番組内での放送で放映時刻も一定ではなかったが、アニメは小中学生にもヒットし、オリジナルストーリーも作られるようになる。

『ギミア・ぶれいく』で喪黒の実写化として藤子不二雄Ⓐが扮装したことがある。視聴者の質問に喪黒が答えるとして、視聴者と同等の姿(実写)になるというもので、この時は喪黒の目を描いた眼鏡をかけて出演した。

大のゴルフ好き!今でも週2回はラウンドしている??

ゴルフ好きは、有名でゴルフに関する著書は漫画以外も非常に多い。
漫画作品で外せないのが、「プロゴルファー猿」。作品に出てくる必殺技は、作者である藤子不二雄Ⓐが、プレイ中に遭遇した偶然のプレイをヒントに描かれているものが多いそう。

平成元年からは自ら音頭をとり、7人の仲間で「イージー会」というコンペを結成しており、初回のメンバーは、石ノ森章太郎、ちばてつや、さいとうたかお、園山俊二、つのだじろう、芦田伸介ら、そうそうたる面々でゴルフを楽しんでいる。

2018年に行われた「藤子不二雄(A)展 -(A)の変コレクション-」のオープニングセレモニー後の会見でも、1週間に2回ゴルフをしていて優雅な生活を送っています。“終活”ではなく“老活”といって、老いてもますます元気で生きられるように課している」と話している。

「ホアー!!小池さん」ラーメン大好き小池さんがゴルフに熱中!

ホアー!!小池さん

ホアー!!小池さん

「コンセントレーション!!」のかけ声と共にミラクルショットを決める謎のアマゴルファーの正体は……なんと、あのラーメン大好き小池さん。箸をクラブに持ち替えて、普段はさえない小池さんがゴルフ場でスーパースターに大変身。
興奮するとついつい一方的にゴルフ講釈を始めてしまう程のゴルフ狂で、正体不明の奇怪ゴルファー「小池さん」が箸をクラブに持ち替えて大活躍。

1ホールで7打も叩いたかと思えば、ショートホールではプロゴルファー猿の″旗つつみ″でホールインワンをしたり、ロングドライバーを使ってプレーする小池さんのゴルフの本当の腕前は分からない。コースで知り合った「多振玉雄・31歳・サラリーマン」と共に、今日も様々なコースで様々なゴルフを繰り広げていくゴルフ漫画。

ゴルフ雑誌「ALBA」に連載していた。

社交的な面が見られる『PARマンの情熱的な日々』

PARマンの情熱的な日々 なんでもかんでも面白がろう編

PARマンの情熱的な日々 なんでもかんでも面白がろう編

漫画界の巨人・藤子不二雄A氏=PARマンの日常を綴ったエッセイマンガ集第3弾。
パーティーにゴルフ、旅行、そして仕事・・・今年3月に80歳を迎える藤子A氏のパワフルな日々に脱帽請け合い! ?
『PARマンの情熱的な日々』は、PARマンこと藤子不二雄Ⓐの社交的な部分が見られるコミックエッセイで『ジャンプスクエア』(集英社)2007年12月号(創刊号)より連載が開始された。
自らを『PARマン(ゴルフ用語のPARが由来らしい)』と呼んでいるが、漫画の『パーマン』とは、無関係らしい。『パーマン』は藤子・F・不二雄の作品。

作品は、藤子不二雄Ⓐの日常を漫画と解説文、そして実際に撮影した写真などで構成されており、黒赤二色刷りというビジュアルにもインパクトがあるものとなっている。

藤子不二雄Ⓐの日常を描いているので、もっぱらゴルフネタが多くなっているが仲間の漫画家たちとの交流した話や師匠とも言える手塚治虫との思い出など漫画好きには嬉しい話の回もある。そもそも第1話からスタジオ入りしながら30分で帰ってしまい、「ゴルゴ13」のさいとう・たかをと飲みに行ってしまう話である。

連載は、2015年に12月号で休載となっており、連載再開が待ち望まれている。

2018年12月に「嵐にしやがれ」に藤子不二雄Ⓐが出演!

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