あなたの家にもありましたか?ソニーのハイビジョンテレビ「トリニトロン」が未来技術遺産に!!
2017年9月6日 更新

あなたの家にもありましたか?ソニーのハイビジョンテレビ「トリニトロン」が未来技術遺産に!!

国立科学博物館はこのたび、「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」としてソニーのハイビジョンテレビ「トリニトロン」やカラーネガフィルム「フジカラーREALA」など新たに15件を追加しました。あなたの家にも遺産が眠っているかも?

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「トリニトロン」が未来技術遺産に選ばれる!!

国立科学博物館(科博)はこのたび「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」として、ソニーのハイビジョンテレビ「トリニトロン」や、人間型ロボット「HRP-2 PROMET(プロメテ)」、カラーネガフィルム「フジカラーREALA」など新たに15件を追加しました。
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こちらは1996年製のトリニトロン・カラーテレビ「KV-6PR1」

未来技術遺産って?

重要科学技術史資料(未来技術遺産)とは、国立科学博物館が定めた登録制度により保護される文化財。①科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つもの、②国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えたもの、という2点を選定基準として決定します。今年新たに15件が加わったことで、合計240件となりました。
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重要科学技術史資料の楯。日本初のポケットベル「ポケットベル B型 RC11」のもの。

今回選ばれた「トリニトロン」って?

今回選ばれたトリニトロンは、1990年に登場した「36型HD(ハイビジョン)トリニトロンカラーテレビ KW-3600HD」。アナログ放送の時代にハイビジョンテレビが普及する先駆けとなった商品です。
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こちらが「36型HD(ハイビジョン)トリニトロンカラーテレビ KW-3600HD」。
「トリニトロン」はソニーが開発したアナログ方式のテレビ。開発の背景には1964年の東京五輪後にNHKで始まった新たなテレビ方式の研究があります。その成果は走査線数1,125本、アスペクト比5:3(後に16:9)の暫定規格へと結び付きました。
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1990年当時のカタログ。
高品位テレビ方式の実現のためには、伝送方式と大画面ディスプレイが必須であるとして、1980年代後半にはMUSE方式が登場します。そして、世界初の高品位テレビ(ハイビジョン)の実験放送が日本で始まることとなります。
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1990年当時のカタログ。
「KW-3600HD」は「高輝度」「大画面の高精細CRT」「MUSEデコーダー接続端子」という特長を備えた上で、まだハイビジョンが定時実験放送中だった1990年に発売されました。
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1990年当時のカタログ。
アナログ方式はその後デジタル方式に移行しましたが、「KW-3600HD」は高精細テレビ放送の将来性を実証したものであり、ハイビジョン普及の先駆けとして重要であると科博は評価しました。
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1990年当時のカタログ。

そして懐かしのCM!!

SONY トリニトロン1985

技術の進歩も商品の売上があってこそ。CMも技術開発に大きく貢献していたはずです。

「人型ロボット」や「カラーネガフィルム」も未来技術遺産に!

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