【その一言が人生を変えた】乱一世【今は声を中心に活動】
2017年5月26日 更新

【その一言が人生を変えた】乱一世【今は声を中心に活動】

1990年代にレポーターとして活躍、小倉智昭さんと2枚看板と期待された「乱一世」さん。1997年の番組で失言をしてしまい、あっという間に仕事が消えた恐怖と、そこからの立ち直りをテレビ番組で話していました。

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芸能界から消されてしまった乱さん。

しかし、いつまでたっても、復帰のオファーは、乱さんのもとには来ませんでした。
自宅謹慎の乱さんは、ついこの間まで自分が出ていた番組が、自分がいなくてもなんの変りもなく流れているという現実に、ショックを受けます。

ああ、干されたのだな、とその時感じたのでしょう。

「犯罪者」「重病人」扱いされてしまう。

そのうち、友人や仕事仲間からは、「どうなの?」「大丈夫なの?」「これからどうするの?」などと、連絡が入ってきます。
しかし、乱さんにはどうしようもありません。諦めの気持ちも入ります。
乱さんは、「犯罪者か重病人のような扱いだった」と表現していました。
そのうち、乱さんのまわりからは人が消えていきます。
テレビの世界は甘くなかった。

テレビの世界は甘くなかった。

事務所は乱さんを見捨てなかった。

それまで、乱さんの収入は最高月500万、平均でも月300万くらいあったそうです。それがゼロになってしまったということです。
当時乱さんは40代後半、家族の生計も立てるべき年代でしたが、事務所にも迷惑をかけたということで、事務所を退職することにしたそうです。

しかし、事務所は、乱さんを見捨てはしませんでした。
事務所はあくまでも、小倉智昭さんと乱さんの2枚看板で行く、という方針を崩さず、解雇をせずに、サラリーマンとして月給制で雇入れすることにしてくれたとのことです。

乱さんの今

失言報道から月日は流れ、徐々に仕事のオファーが再開されだしてきた乱さん。

自分がどん底だった時に支えてくれた人への感謝の思いは、今でも忘れないと言っていました。

今はラジオなど声の仕事を中心に、精力的に活動しているようです。

華やかなスターとしての活躍は失敗してしまいましたが、その苦い経験を乗り越えた今、乱さんは新たな仕事をしてくれるでしょう。
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