「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」ジョン・ローンとミッキー・ロークが睨みあう‥‥マフィア映画
2020年2月28日 更新

「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」ジョン・ローンとミッキー・ロークが睨みあう‥‥マフィア映画

1985年(日本公開は86年)に製作された映画「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」は、熱い刑事役にミッキー・ローク、クールなチャイニーズマフィアのボス役にジョン・ローンが演じるバイオレンス映画です。またスタッフ陣も監督マイケル・チミノ(「ディア・ハンター」など)、脚本にオリバー・ストーン(「プラトーン」など)‥‥と充実していたことも見逃せない点も多かったです。

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映画「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」

恐るべきチャイニーズ・マフィアの若きボスとベトナム帰り...

恐るべきチャイニーズ・マフィアの若きボスとベトナム帰りの型破りな刑事──男の意地と野望が激しくぶつかり合い、暴力と血にまみれていく……(Amazon)

・『ディア・ハンター』のマイケル・チミノ監督がミッキー・ローク主演で描く犯罪ドラマ。ニューヨークのチャイナタウンを舞台に、マフィアのボスと組織壊滅を目指す刑事がハードな攻防を繰り広げる。“MGMライオン・キャンペーン”。(「キネマ旬報社」データベース)

・ニューヨークのチャイナタウンで勢力拡大をはかるチャイニーズ・マフィアの若きドンと、敵対視するニューヨーク市警刑事の死闘を描くアクション作品。(「Oricon」データベース)

「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」予告編

チャイニーズ・マフィアの内部抗争が激化。その中で若き幹部ジョーイがのし上がっていく。ニューヨーク市警の刑事スタンリーはチャイナタウンの犯罪組織壊滅に乗り出す。
スタンリーが強引な捜査を続ける一方、ジョーイも容赦ない殺戮を繰り返し、やがてドンの座へ。
怒りに震えるスタンリーとジョーイがついに激突する! 
ハリウッド史に残る大失敗作となった「天国の門」に続くマイケル・チミノ監督のバイオレンス・アクション。ミッキー・ロークとジョン・ローンの対決が話題を呼んだ。

善 対 悪・熱 対 冷

スタンリー刑事とマフィアのボス、ジョーイ

スタンリー刑事とマフィアのボス、ジョーイ

まったく正反対の二人。
熱=スタンリー=善(ちょっとはみ出し気味)
冷=ジョーイ・タイ=悪(あまりにも淡々と‥‥)
「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」の見どころは、非道なチャイニーズ・マフィアのボスに果敢に立ち向かう刑事‥‥なのですが、熱いハートで時に無軌道にもなってしまう刑事スタンリーと、とんでもなく悪なことを顔色一つ変えず(汗もかかず??)淡々とこなしてしまう中国マフィアの若きボス、ジョーイ、まったく正反対の性質、立場の人間が絡み合うこともおもしろく感じられました。
この映画を観た方は、どちらがお好きですか?
個人的に、私は‥‥どうしても悪のジョーイ、ジョン・ローンの冷たい悪役に目がいってしまいがちになっておりました(かっこよすぎて!)。
(ミッキー・ローク演じるスタンリー刑事に、拳で顔を殴られても、何故か「美」だった‥‥ジョン・ローン演じるジョーイ・タイでした! 肩入れし過ぎだったかも?)。
掴み合いの二人。

掴み合いの二人。

たとえ顔がはれ上がって絆創膏(? 包帯?)だらけでも、かっこよかったジョン・ローン‥‥!
(入れ込み過ぎですね‥‥)。

スタッフ陣

映画のワンシーン(乱闘!)

映画のワンシーン(乱闘!)

スタッフ陣も見逃せないのです!
今から思えば、豪華な顔ぶれに思えます!
(画像はスタッフの人々が暴れていらっしゃるわけではないです。あくまで映画のシーンを入れてみました。ややこしかったですね‥‥)。

監督

マイケル・チミノ

マイケル・チミノ

本作では、脚本も兼ねています。
マイケル・チミノ監督と言えば、アカデミー賞も受賞した1978年の「ディア・ハンター」。
関係ないかもしれないけど、「ディア・ハンター」の主人公の名前も「スタンリー」ですね!
そして、ベトナム戦争の帰還兵という共通点もあります。
チミノ監督のその当時のテーマだったのでしょうか?
出典 eiga.com

脚本

オリバー・ストーン

オリバー・ストーン

チミノ監督と共同での脚本で、オリバー・ストーン。
「プラトーン」「ウォール街」「7月4日に生まれて」「ドアーズ」‥‥などなど関わった映画は次々とヒット作になっていますね!
オリバー・ストーンもやはりベトナム帰還兵‥‥その経験も、数ある映画に生かされています。
出典 eiga.com
その他、原作にはクリント・イーストウッド主演「ダーティハリー」シリーズでお馴染みのロバート・デイリー。
また音楽担当のデヴィッド・マンスフィールドは、ゴールデングローブ賞作曲賞にノミネートもされていました。
全体的に「ベトナム帰還兵」「アクション」「バイオレンス」の匂いがしてきそうで、それは「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」でも発揮されています。

キャスト

スタンリー・ホワイト刑事

ミッキー・ローク

ミッキー・ローク

ベトナム帰還兵であり、またポーランド移民でもある熱い刑事スタンリー役は、ミッキー・ローク。本作の後で主演した「ナインハーフ」で人気爆発しましたね!
また、元々、ボクシングを小さな頃からやっていたようで、その後、ボクサーへ!
やはり顔も殴られますから、整形手術でも話題になったりしました。
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