【セカンド・チャンス】3人+1人の子どもがいい味出している再婚ラブコメディ
2021年4月25日 更新

【セカンド・チャンス】3人+1人の子どもがいい味出している再婚ラブコメディ

田中美佐子さん、赤井英和さんがシングルマザー、シングルファザーを演じたドラマ「セカンド・チャンス」。再婚がテーマなのですが堂本剛さんをはじめとする4人の子どもたちも登場するので若い世代にも人気のドラマでしたね。子どもたちは今何をしているのかも見てみましょう。

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「セカンド・チャンス」の放送時期

「セカンド・チャンス」は1995年4月から6月までTBS系列の金曜21時から放送されていました。今はすでになくなってしまったドラマ枠ですが、この枠も面白いドラマがたくさん放送されていましたよね。この前のクールは「部屋においでよ」次のクールは「新婚なり!」が放送されていました。

ちなみに、TBSで子連れ再婚を描いたドラマはこの作品が初めてでしたよ。大ヒットドラマで続編を求める声も多く、翌年1996年の12月に「帰ってきたセカンド・チャンス」としてスペシャルドラマも放送されています。最終回の後を描いたドラマだったのでファンには嬉しかったですね。

本編はVHS化されていなかったのですが、なぜかこのスペシャルドラマだけがVHS化されていました。2010年に本編とスペシャルドラマを合わせたDVDBOXが発売されたので今では見ることができます。できれば配信で手軽にみられるともっと嬉しいですね。

「セカンド・チャンス」のあらすじ

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藤井春子は夫を交通事故で亡くしてから、子ども(男の子)3人を女手一つで育てていました。夫が亡くなってからも会社の厚意で社宅に住ませてもらっていたのですが、急に出ていかなくてはいけなくなり、アパートに住むことになります。

春子はだらしないところがあり、いつも子どもたちに助けられています。中学3年生で長男の渡はしっかり者。中学1年生の次男・律は春子の代わりに家事をこなしています。三男の昇ことのんちゃんはまだ保育園に通っていて家族の癒し的な存在(でも性格は渡に似ているような気がします)

3人の息子たちは春子を「おかあさん」とは呼びません。渡とのんちゃんは「春子」、律は「春さん」と呼んでいました。硬派な渡が「春子」と呼ぶ姿がまたかっこいいんですよね。

そんな時隣りに、父子が引っ越してきます。父の野田勤は妻と別居し、中学1年生の娘・君子と二人暮らしに。転職して結婚式場で働くことになったのですが、はじめは怒られてばかりでした。勉はだんだん春子に惹かれていきます。春子もまた、勉に惹かれていくのですが子どもたちは大反対!

のんちゃんは勉になついてはいたのですが、特に上の2人が反対していましたね。そして勉の娘の君子も反対。君子は春子に反発ばかりしていました。一方、君子は渡に恋をしていて、本当は気が強い性格なのに渡の前でだけおとなしくなるのも可愛かったです。

トラブルが起こっては和解していくたびに絆を深めていく2組の家族が最後は1つの家族になる、という心温まるホームコメディですね。掛け合いも面白かったです。

子どもたちは今何をしている?

田中美佐子さん、赤井英和さんの掛け合いも面白かったこのドラマ。ですが、子どもたちなくては語れないドラマですよね。子どもたちは今何をしているのでしょうか?

藤井渡 :堂本剛

長男の渡役は堂本剛さんでした。現在の活躍つにいては説明するまでもないと思いますのでこの頃の堂本剛さんを振り返ってみましょう。

1993年ころからkinkikidsとして活動されていましたが、CDデビューしたのは1997年なのでドラマ出演したのはCDデビュー前ですね。と言っても、この頃すでに多数のドラマに出演していて「なんでCDデビューしていないの?」という状態だったので知名度はかなり高かったですね。

堂本剛さんの知名度を上げたドラマといえば1994年の「人間・失格〜たとえばぼくが死んだら〜」ですよね。イジメ、体罰、虐待、自殺などを描いたドラマでこのドラマでも好青年を演じていましたが、途中で亡くなってしまいます。この時、赤井英和さんとは父子役で共演されていました。「人間・失格」はかなりシリアスなドラマだったので全く雰囲気は違ったでしょう。ですが2人の再共演はちょっとうれしかったです。

藤井律:黒田勇樹

黒田勇樹さんも「人間・失格〜たとえばぼくが死んだら」に出演されていました。いじめの主犯格役だったので堂本剛さんの弟でしかもちょっとなよっとした役というのに違和感を覚えた人も多いかもしれません。

黒田勇樹さんはその後も俳優として活動されていて1998年の「学校III」ではキネマ旬報賞新人男優賞などを受賞。2004年の映画「劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE」では志村純一 / 仮面ライダーグレイブを演じました。

2010年に一度俳優業を引退し、その後はフリーランスとしてアルバイトなどもしていたのですが2014年に舞台俳優として復帰しています。

藤井昇:塙翔平

のんちゃん役の塙翔平はセカンド・チャンスで大ブレイクしましたね。その後も何度かドラマ出演されていますが、1回だけの出演が多かったです。1998年の「ウルトラマンガイア 第24話「アグルの決意」」以降はドラマ出演していません。

子役から俳優にはならず、芸能界を引退したようですね。保育園生役でしたが、現在は30歳を超えています。一般人として普通に生活されているんでしょうね。のんちゃんだと走らずにかかわっている人もいそうです。

野田君子:宮城秋菜

宮城秋菜さんは1994年から放送されていたサントリー「京番茶」のCMに出演していて、注目されていました。このドラマに出ていた頃は「京番茶の子!」というイメージでしたね。

その後は何本かドラマ出演されていますが、2004年の映画「下妻物語」以降、ドラマ・映画には出演されておらず、芸能界を引退されたようですね。どのような女性に成長しているのかちょっと気になります。
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