70年代の男達を熱くさせた【プレイガール】の初代メンバーの「その後」!
2021年4月13日 更新

70年代の男達を熱くさせた【プレイガール】の初代メンバーの「その後」!

お色気シーンで70年代に男達を熱くさせた初代のプレイガールを覚えていますか?今回は初代メンバーとして出演していた女優達を振り返ってみたいと思います!綺麗な方々満載ですよ~(^^)/

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プレイガールとは

『プレイガール』は、東映が制作を担当し、1969年4月7日から1976年3月29日まで、毎週月曜日の21:00-21:56に東京12チャンネル(現:テレビ東京)で放映されたテレビ映画。全287話。
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プレイガールは主に70年代に放送されたドラマであり、女性達が活躍するお色気アクションでした。

この当時流行っていたミニスカートを着て繰り出されるキックは、待ってました!と言わんばかりのパンチラが炸裂し、世の男性を魅了していたのは間違いありません。

お色気がどうしても頭から離れないのですが、当時の映像を確認してみると、皆さんなかなかの腕前であり、アクションもしっかりとこなしていたのがよくわかります。特に乱戦となっている殺陣(たて)は結構見応えがありました。

特徴的だったのが、出演している女優さんの名前とドラマでの名前がほとんど同じだったことです。なので、知らない方だとどちらが芸名なの?と思ってしまうかもしれませんね。

今回はそんなプレイガールのその後も踏まえて振り返ってみたいと思います(^^)/

プレイガール 昭和のパンチラキックアクション!

沢村たまき役 【沢たまき】

通称「オネエ」と呼ばれる沢村たまき役を演じたのは沢たまきさんでした。

役柄としては初代のリーダーであり、キックボクシングを得意とし、セスナ機まで操縦してしまうスーパープレイガールでした。
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沢たまきさんはもともと歌手として活動していました。その当時に「ベッドで煙草を吸わないで」という曲が大ヒットしています。

プレイガールでは主軸として活躍されましたね(^^)/

その後、1977年からクイズダービーなどで活躍。この時は五月みどりさんの後を受けて、2代目2枠のレギュラー解答者となっています。多方面で活躍された方なんですねぇ

1995年頃からは政界に転身し、参議院議員を務めました。

2003年に66歳で亡くなれています。

ベッドで煙草を吸わないで/沢 たまき(本人歌唱)オリジナルシンガー

蘭芳(ランファン)役 【應蘭芳】

通称「蘭芳(ランファン)」と呼ばれた役を演じたのは應蘭芳(オウランファン)さんでした。
初代メンバーで52話まで登場した蘭芳は、香港生まれで東京育ち。

ドライビングテクニックは「A級ライセンス」という設定でした。
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應蘭芳さんのお父様は英国籍の中国人でお母様は日本人であり、ロンドンで生まれたのですが生後間もなく満州に行くことになり、国籍は満州だったといいます。

帰国後、日本国籍がなかったため就職できなかったそうです。そこで、「優勝すると女優になれる」という「井の頭公園カーニバル」のミスコンテストに応募し、見事に優勝して女優デビューを果たします。

プレイガール出演の前は、マグマ大使のモル役を演じたり11PMにも出演し、歌手としてもデビューするなど活動は多岐に渡りました。

そしてプレイガールに出演し、人気を博します。このプレイガールに出演していた時に歌手としてもデビューするのですが、あまりにも過激な内容とあって放送禁止歌曲とされてしまいました。

その後、舞台や芝居を中心に活動をされています。
また、スクーバダイビングやスカイダイビングなどの体験談の公演も行われているそうです。

2006年に発売された『歓喜歌謡完全版』では應蘭芳さんのナレーションも聴くことができます。

ちなみに、蘭芳の役どころと同じく、実際に自動車の国際A級ライセンスを取得されています。
凄い方ですよねぇ(^^)/

放送禁止歌曲となった「痛い痛い痛いのよ」

一條マコ役 【緑魔子】

通称マコと呼ばれていた一條マコ役を演じたのは緑魔子さんでした。

秋田県出身で、第1話から第26話まで出演されており、男嫌いという設定になっていました。
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皆様、緑魔子さんをご存じでしたか?
私は不覚にも知らなかったのですが、調べてみると結構凄い方だということが判りました。

日本統治時代の台湾で生まれ、宮崎県で育った緑魔子さんは、経済的に大変苦労をされた様子です。
苦労して学業を修めたのですが、経済的な理由から大学への進学を断念し、家政婦やバーのホステスなどを経て女優となります。

1964年に『二匹の牝犬』で初主演をし、ブルーリボン賞新人賞を受賞されます。

そしてプレイガールに出演されます。人気のあった緑魔子さんなら納得ですよね(^^)/

その後、1976年には現在の旦那様である石橋蓮司さんと共に劇団「第七病棟」を設立します。

2011年には映画『軽蔑』の演技と長年の功績に対して日本映画プロフェッショナル大賞功労賞を受章しています。

緑魔子さんは加賀まりこさんと共に人気を博し、桃井かおりさんや烏丸せつこさんなどの「無気力演技派女優」のルーツとも評されています。

凄い方なんですねぇ(^^)/

やさしいにっぽん人  緑 魔子

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