虹色の「ハブ毛」とは?
虹色の見た目も印象的な「ハブ毛」とは、自転車の汚れを取ってくれる製品でした。かつては街中でよく見掛けていましたが、皆さんは覚えていますか?
「ハブ毛」とは、自転車の部品である「ハブ」(車輪の中心にある部品)を掃除するための専用ブラシのこと。このブラシを使って車輪のハブに沿って回転しながら汚れを取り除くことができる一品です。
一般的に、ハブ毛は、虹色に染められた柔らかいブラシで、グリスや油汚れを除去するために使用されます。色については虹色だけでなく赤や薄紫などもあり、比較的豊富にあります。過去には自転車に付けている人も多くいましたが、近年ではめっきり見る機会が減っていますね。
ただ、自転車店やオンラインでも購入することはできます。ネットで調べたところ、参考小売価格はひとつ600円という通販サイトがありました。
ただ、自転車店やオンラインでも購入することはできます。ネットで調べたところ、参考小売価格はひとつ600円という通販サイトがありました。
2022年11月に放送された世代間の情報ギャップを調査するテレビ番組「知ってる世代?知らない世代? ニンチド調査ショー」(テレビ朝日)において、ハブ毛が登場しました。10代に聞いた”最も認知度の低い商品ランキング”で、ハブ毛の認知度はまさかの0%でした。同ランキングで堂々の第一位に輝いています。
ちなみに、第三位はコンタクトの煮沸器で、第二位は位は電子手帳でした。電子手帳の認知度は2%だったので、僅差ではありましたが、ハブ毛の0%という数字はある意味で飛び抜けた存在だったように思います。おそらく20代に聞いても数%程度だったのではないでしょうか。
ちなみに、第三位はコンタクトの煮沸器で、第二位は位は電子手帳でした。電子手帳の認知度は2%だったので、僅差ではありましたが、ハブ毛の0%という数字はある意味で飛び抜けた存在だったように思います。おそらく20代に聞いても数%程度だったのではないでしょうか。
絶滅の危機?
2017年に国内唯一の生産業者である愛知県津島市の三優商会が、材料の在庫が切れたら生産を終了すると取材に答えています。しかし、その取材での発言を知った一般男性が「ハブ毛を絶滅させたくない」と存続を訴え、活動を行っているようです。
実際に三優商会は材料が底をつき、生産を終了していますが、一般男性の方はブラシ業者に200本の生産を発注。試行錯誤の末に復刻させたハブ毛を、様々な販売経路を用いて完売させたとのことです。
実際に三優商会は材料が底をつき、生産を終了していますが、一般男性の方はブラシ業者に200本の生産を発注。試行錯誤の末に復刻させたハブ毛を、様々な販売経路を用いて完売させたとのことです。
ご本人の登場動画
【絶滅寸前】"ハブ毛"復刻のため1人の男が立ち上がった!#ハブ毛 #ハブブラシ
via www.youtube.com
「~とは?」記事のオススメ
懐かしの「ハイレグ」とは?バブル時代の水着【芸能人・画像まとめ】 - Middle Edge(ミドルエッジ)
岡本夏生・鈴木保奈美・財前直見・杉本彩・和久井映見・石田ゆり子・松嶋菜々子etc. バブル時代に全盛だったハイレグ水着の画像をまとめました。
若者には通じない?背広・チョッキ・ランニング…とは?ファッション死語度数 - Middle Edge(ミドルエッジ)
次々と生まれては消え、変化していくファッション用語。知らずに使い続けていると若い人から笑われてしまうことも…。そこで、ついつい今も使ってしまいがちなファッションの死語について危険度数を判定しました。
原宿の竹下通りを埋め尽くした「タレントショップ」とは? - Middle Edge(ミドルエッジ)
80年代に東京・原宿の竹下通りに数多く出店されたタレントショップ。どんなタレントが出店していたのか振り返っています。
16 件