もう怖いというよりも狂気、狂っているとしか言いようがありません。見事な演出です!
しかし、逃げ回っているうちに夜になります。友達は全員殺され1人だけになったヒロインのサリーは必死で走り、ガソリンスタンドへ逃げ込み助けを求めます。
やっと一息つけたと観客がホッとする瞬間ですね。ところが、このガソリンスタンドの店主がおかしいのです。何かヘンなのです。もう、何か異常を感じる笑い方をするのですね。そうです。この店主は殺人一家の長男です。
つかまったサリーは、殺人一家の家に連れ去られてしまいます。そして悪夢としか言いようのない食事会が始まるのです。目の前には、ガソリンスタンドの店主以外にレザーフェイスもヒッチハイカーも居ます。更にはミイラのようになっている彼らの親まで。
夕日をバックにチェーンソーを振り回しながらダンスを踊るレザーフェイス。何も解決することなく、何も示されないまま映画はパッと終わります。
Amazon | 悪魔のいけにえ [Blu-ray] | 映画
しかし、画質が悪かったこともこの映画の効果を高めていた要因のひとつだったのではないかと思えてまりません。
脚本:キム・ヘンケル、 トビー・フーパー
製作:トビー・フーパー、 ルー・ペレイノ
製作総指揮:ジェイ・パースレイ
音楽:ウェイン・ベル、 トビー・フーパー
撮影:ダニエル・パール
編集:ラリー・キャロル、サリー・リチャードソン