残された記録から解明された迫真の科学ドキュメント
『いま明かされる!すばる望遠鏡ソフトウェアとの熱き闘い』刊行
インプレスグループで電子出版事業を手がける《インプレスR&D》より『いま明かされる!すばる望遠鏡ソフトウェアとの熱き闘い』が発売されます。
『いま明かされる!すばる望遠鏡ソフトウェアとの熱き闘い』
著者:水本好彦、佐々木敏由紀、小杉城治
小売希望価格:電子書籍版 2000円(税別)/印刷書籍版 2400円(税別)
電子書籍版フォーマット:EPUB3/Kindle Format8
印刷書籍版仕様:A5判/モノクロ/本文246ページ
ISBN:978-4-8443-9853-0
発行:インプレスR&D
小売希望価格:電子書籍版 2000円(税別)/印刷書籍版 2400円(税別)
電子書籍版フォーマット:EPUB3/Kindle Format8
印刷書籍版仕様:A5判/モノクロ/本文246ページ
ISBN:978-4-8443-9853-0
発行:インプレスR&D
いま明かされる!すばる望遠鏡ソフトウェアとの熱き闘い 開発に秘められた情熱と現実 | 電子書籍とプリントオンデマンド(POD) | NextPublishing(ネクストパブリッシング)
すばる望遠鏡は、ハワイ島のマウナ・ケア山山頂に建設された国立天文台の大型光学赤外線望遠鏡です。その建設は1991年に始まり、10年近くの年月をかけて完...
内容紹介
すばる望遠鏡と言えば《国立天文台ハワイ観測所》に設置されている巨大望遠鏡。
今でこそ世界最大の一枚鏡望遠鏡と言えばアメリカ、イタリア、ドイツによるLBT(大双眼望遠鏡)ですが、当時は断然〝すばる〟でした。
今でこそ世界最大の一枚鏡望遠鏡と言えばアメリカ、イタリア、ドイツによるLBT(大双眼望遠鏡)ですが、当時は断然〝すばる〟でした。
via ja.wikipedia.org
ハワイ島、マウナ・ケア山山頂に建設された国立天文台。
1991年から10年という歳月をかけてつくられたのが大型光学赤外線望遠鏡〝すばる〟
その主鏡のサイズたるや〝8.2メートル〟
……なのですが、《理想的な立地》《巨大な主鏡》《高性能のコンピュータ》というハードウェアを揃えても、肝心の〝ソフトウェア〟がしっかりしていなければそれぞれの能力を十分に引き出すことができません。
しかしソフトウェアの働きは、観測結果の写真や望遠鏡、コンピュータといった機器類と違って眼に見えない。あまり紹介もされないし、ともすれば存在自体が忘れられることもあります。
高性能のハードウェア――それらを満足に機能させる《高性能なソフトウェア》はいかにして構築されたのか……
望遠鏡の性能と信頼度を左右するソフトにはどのようなものがあるのか……
「いま明かされる!すばる望遠鏡ソフトウェアとの熱き闘い」はそのあたりに焦点を定め、人々がどのようにソフトウェアをつくりあげたのか、開発担当当事者の立場から、その歴史と状況をソフトウェアの機能を織り交ぜながら紹介、解説していきます。
1991年から10年という歳月をかけてつくられたのが大型光学赤外線望遠鏡〝すばる〟
その主鏡のサイズたるや〝8.2メートル〟
……なのですが、《理想的な立地》《巨大な主鏡》《高性能のコンピュータ》というハードウェアを揃えても、肝心の〝ソフトウェア〟がしっかりしていなければそれぞれの能力を十分に引き出すことができません。
しかしソフトウェアの働きは、観測結果の写真や望遠鏡、コンピュータといった機器類と違って眼に見えない。あまり紹介もされないし、ともすれば存在自体が忘れられることもあります。
高性能のハードウェア――それらを満足に機能させる《高性能なソフトウェア》はいかにして構築されたのか……
望遠鏡の性能と信頼度を左右するソフトにはどのようなものがあるのか……
「いま明かされる!すばる望遠鏡ソフトウェアとの熱き闘い」はそのあたりに焦点を定め、人々がどのようにソフトウェアをつくりあげたのか、開発担当当事者の立場から、その歴史と状況をソフトウェアの機能を織り交ぜながら紹介、解説していきます。
〝すばる〟に使われている重要ソフトウェア例
望遠鏡制御ソフトウェア
望遠鏡を目的の天体にすばやく向け、天体の動きに合わせて望遠鏡をなめらかに動かす
観測装置制御・データ取得ソフトウェア
巨大なデジカメである観測装置を操作してデータを取り、ただちに画像データに変換して出力する
データ解析ソフトウェア
得られた観測画像データに写っている目的天体を詳しく調べる