この金額や目標設定がいかに高いハードルなのか、こればかりは当事者にしか分かりません。
もしかすると投資家に事業プレゼンしたり銀行に返済計画を説明して回った方が楽だったかもしれません。
クラウドファンディングの事業者が100万円というラインを提示したのは、その辺りが実現可能な目標として適切だという判断があったからでしょう。
結果として玉井さんのクラウドファンディングの挑戦は、当時のスポーツ関連案件で過去最高額の780万円を40日間で集めるという成果を叩き出します。
その道のりの険しさ、怖さ。
当時の偽りない玉井さんの言葉は下記のブログに込められており、この言葉が多くの人の心に届き行動としての協力を勝ち得たことが伝わってきます。
もしかすると投資家に事業プレゼンしたり銀行に返済計画を説明して回った方が楽だったかもしれません。
クラウドファンディングの事業者が100万円というラインを提示したのは、その辺りが実現可能な目標として適切だという判断があったからでしょう。
結果として玉井さんのクラウドファンディングの挑戦は、当時のスポーツ関連案件で過去最高額の780万円を40日間で集めるという成果を叩き出します。
その道のりの険しさ、怖さ。
当時の偽りない玉井さんの言葉は下記のブログに込められており、この言葉が多くの人の心に届き行動としての協力を勝ち得たことが伝わってきます。
もし「一生に一度のお願い」が使えるなら今使う
コートは出来た!次は「パデルが儲かる」ことの証明
「スポーツ分野で過去最高のクラウドファンディング!これがYahoo!ニュースに載ったんです。そこからネットメディアで色んなところに出て、やがてはテレビや雑誌といった感じでPR活動が拡がり始めました。」
「クラウドファンディングの後にやらなくてはならなかったのは”パデルはおもしろいよね、でもお金になるの?”という声に対して”大丈夫です、ちゃんと儲かるんです”ってことを1年かけて証明することだったんです。コートをオープンしてから1年、、、ちゃんと利益が出ました(笑。」
「クラウドファンディングの後にやらなくてはならなかったのは”パデルはおもしろいよね、でもお金になるの?”という声に対して”大丈夫です、ちゃんと儲かるんです”ってことを1年かけて証明することだったんです。コートをオープンしてから1年、、、ちゃんと利益が出ました(笑。」
「パデル普及」に身を賭して勝ち得たクラウドファンディングの資金。
次に玉井さんが立ち向かったのは「提供してもらった資金を元手にパデルビジネスで利益を出す」ことでした。
ともすれば「いくら集めた!」の話題性がクローズアップされるPR活動の時期。それはそれでしっかりとこなしつつも初年度に利益を上げることに邁進していたのです。
次に玉井さんが立ち向かったのは「提供してもらった資金を元手にパデルビジネスで利益を出す」ことでした。
ともすれば「いくら集めた!」の話題性がクローズアップされるPR活動の時期。それはそれでしっかりとこなしつつも初年度に利益を上げることに邁進していたのです。
「パデルビジネス」としてビジネスコンテストで受賞!
「三菱地所主催のコーポレートアクセラレータープログラムで優秀賞を受賞しました。これは日本で最大規模のアクセラレータープログラムで225社がエントリーして6社が選ばれるものです。
そこでパデルというスポーツできちんと利益が出せるという、そのことを三菱地所が認めてくれたというのが大きかったですね。受賞したのが2017年11月だったのですが、そこから一気に!電鉄系の各企業が新規事業としてのパデルコート検討を始めてくれました。」
そこでパデルというスポーツできちんと利益が出せるという、そのことを三菱地所が認めてくれたというのが大きかったですね。受賞したのが2017年11月だったのですが、そこから一気に!電鉄系の各企業が新規事業としてのパデルコート検討を始めてくれました。」
「クラウドファンディングで集めた資金を元手に立ち上げた事業でビジネスコンテスト受賞」
こんなケースが他にあるのか、ミド編には見当もつきません。
玉井さんは「パデルを普及させたい想い」だけでなくパデルの事業性証明を果たすことで、パデル人口の拡大に必須要件となるパデルコートの敷設を狙っていたのでしょう。
そしてこのビジネスコンテスト受賞を契機に、パデル普及は加速度を増していくこととなります。
こんなケースが他にあるのか、ミド編には見当もつきません。
玉井さんは「パデルを普及させたい想い」だけでなくパデルの事業性証明を果たすことで、パデル人口の拡大に必須要件となるパデルコートの敷設を狙っていたのでしょう。
そしてこのビジネスコンテスト受賞を契機に、パデル普及は加速度を増していくこととなります。
2018年8月11日には、東京・大井町の複合スポーツ施設にパデルコートオープン
via static.sporu.jp
パデルで日本、アジアに笑顔を創る
-国内でもいよいよ普及が加速し始めたパデル。なんだか玉井さんがJリーグの川淵チェアマンにみえてきました(笑。
「2030年までにパデルコートを120ヵ所で造りたい」
「以前、奥さんに”ちょっとITの会社辞めてパデルやってもいい?”なんて言った時、彼女自身もパデルを好きになってくれて”いいよ”って言ってくれたんです。その時、彼女に約束したのは”パデルで日本旅行しよう”と。
日本中にパデルコートを造ったら各地の立上げに行くことになるから旅しようって。給料はかなり減っちゃうけど…って伝えたら彼女は”いいよ”って。
だから今、お金は無いですけれど心はとても満たされているのを感じながら日々を暮らすことが出来ています。」
日本中にパデルコートを造ったら各地の立上げに行くことになるから旅しようって。給料はかなり減っちゃうけど…って伝えたら彼女は”いいよ”って。
だから今、お金は無いですけれど心はとても満たされているのを感じながら日々を暮らすことが出来ています。」
取材を終えたミド編が感じたのは、40歳過ぎてから物事を始めるのに「遅い」というのはひとつもないということ。
もちろん周囲の協力が得られるよう努めることは大切ですが、玉井さんのパデルに賭ける想いと計画、実行はわずか数年でパデル普及の流れを生み出し加速させています。
玉井さんがかつて身を置いたIT業界は変化の激しい業界の代名詞のように語られる反面、皆が同じようなビジネスを志向して競争することを繰り返すような傾向にあります。
一念発起と一点突破、そして自身が幸せであること。
これからのパデルの普及と、益々活躍の幅を広げていく玉井さんから目が離せません。
もちろん周囲の協力が得られるよう努めることは大切ですが、玉井さんのパデルに賭ける想いと計画、実行はわずか数年でパデル普及の流れを生み出し加速させています。
玉井さんがかつて身を置いたIT業界は変化の激しい業界の代名詞のように語られる反面、皆が同じようなビジネスを志向して競争することを繰り返すような傾向にあります。
一念発起と一点突破、そして自身が幸せであること。
これからのパデルの普及と、益々活躍の幅を広げていく玉井さんから目が離せません。