概要
赤川次郎の同名小説の映画化作品である。1981年12月19日、全国東映系で公開。角川映画の代表作の1つで、主演の薬師丸ひろ子の人気を決定づけた。製作費1億5千万円。『燃える勇者』との併映で、23億円の配給収入は1982年の邦画で1位となった。興行収入は47億円。主題歌も大ヒットした興行的成功作である一方、アートフィルムとも言える異色の映画でもある。
このタイトルはインパクトありました!「セーラー服と機関銃」
父を事故で亡くし天涯孤独になった女子高生の星泉が、遠い血縁に当たる弱小暴力団「目高組」の四代目を継ぐことになり、4人の子分と共に対立するヤクザと戦う、というストーリー。
1987年に続編『卒業 - セーラー服と機関銃・その後』が刊行された(カドカワノベルズ)。角川文庫版(1989年初版)は2006年に改版の際、タイトルが『セーラー服と機関銃・その後 - 卒業 -』に改められた。
強烈なタイトルですが、やはり見る人によっては、色々思うところがありますね。
「セーラー服と機関銃」懐かしいですね。
あの頃の薬師丸ひろ子ちゃんや、原田知世ちゃんはほんと可愛いかったですね。(知世ちゃんは今のほうが可愛いかな?)
私も若い頃は、「機関銃」じゃなくて「短機関銃」と思った口ですが、まあ素人に要求するのは酷なお話でしょうね。
M3グリースガンは、戦国自衛隊で使ったやつの使い回しでしょうね。
M2HMGは持って撃てないし、62式機関銃は自衛隊からクレームがくるでしょうから、これくらいがちょうど良かったのでしょうね。
「セーラー服と機関銃」のあらすじ
四人しか子分のいない小さなヤクザ、目高組の親分が跡目は血縁者にと遺言を残して死んだ。その頃、女高生の星泉は、成田空港の前で車に轢かれて死んだ父・貴志と火葬場で最後の別れを惜しんでいた。泉が帰りかけたとき、中年の男が父の遺骨に線香をあげていた。泉の母はずっと昔に亡くなって、これで彼女は本当の一人ぼっちだ。泉がマンションに帰ると、マユミという女がおり、彼女は「もし自分が死んだら泉をよろしく」という父の手紙を持っていた。フーテンの様な格好のマユミはとても父の愛人には見えない。その日からマユミと一緒に暮す泉。翌日、黒いスーツを着こんだ大勢の男たちが学校の前に並んでいる。泉のとりまき、智生、哲夫、周平が止めるのを無視して、泉は校門に向った。すると、あの火葬場にいた男が歩み出て「星泉さんですね」と言う。佐久間というその男に汚ない事務所に連れていかれた泉は、そこで、目高組四代目組長を襲名してほしいと頼まれた。
作品データ
原作 赤川次郎
監督 相米慎二
脚本 田中陽造
出演 薬師丸ひろ子、渡瀬恒彦等
公開 1981年(昭和56年)
配給 東映
時間 112分
監督 相米慎二
脚本 田中陽造
出演 薬師丸ひろ子、渡瀬恒彦等
公開 1981年(昭和56年)
配給 東映
時間 112分
ある意味、日本一破天荒な女子高生の誕生
映画内で薬師丸ひろ子さん演じる「星泉」が着用しているセーラー服は
薬師丸さんが当時高校で使用していた私物のセーラー服だったんだそう。
相米慎二監督の気に行った衣装が見つからなかったところに
薬師丸さんが学校帰りにそのまま撮影所に入り
母校のセーラー服が衣装として採用されてしまったみたいです。
薬師丸ひろ子のデビュー曲はチャート1位のヒットに!
音楽雑誌『レコード・コレクターズ』(2014年11月号)の特集「80年代女性アイドル・ソング・ベスト100」で5位になった。
「ビブラートの少ない淡いが正確性を感じさせる歌唱は清潔感を強く感じさせ、それでいて情感が失われていない。」と分析している。
薬師丸ひろ子 セーラー服と機関銃 (2013年10月) - YouTube
via www.youtube.com
薬師丸は1981年11月に自身の主演映画『セーラー服と機関銃』の同名主題歌で歌手デビュー。同曲はいきなりの大ヒットとなったが、当時は大学受験で休業していたため、82年の第33回紅白では、薬師丸に代わって桜田淳子が同曲を歌う特例措置がとられたことも。
こういったこぼれ話もあったんですね。
と詳しい方もいらっしゃいますね!そこんとこヨロシク!