マルチな活躍ぶりを魅せる俳優・竜雷太さん
竜雷太さんの経歴
竜雷太さんにまつわるエピソード
『太陽にほえろ!』の数々の逸話
ボス役で知られる石原裕次郎さん。当初はワンクールの出演で終わるものと思っていたそうです。しかし、映画で育ち、すでに国民的なスターだった石原裕次郎さんは『太陽にほえろ!』への出演に大きな意義を見出せないでいました。そんな石原裕次郎さんの意思を変えさせたのは竜雷太さんで、二人で朝まで飲み明かし、「これからはテレビの時代です」「テレビは出続けないと出演したことに意味がなくなってしまう」と進言して説得したのだそうです。
さらに竜雷太さんはドラマでの立場そのままに、新人俳優の教育やフォローといったところにも積極的に関与し、心得・姿勢といったところも細かく指導していたと言います。そして、若手俳優のセリフが聞き取りづらい場合は、聞き返すといったアドリブを入れるといったフォローもしていたのだとか。
10年間も出演していたことで、竜雷太さんにまつわる『太陽にほえろ!』の男前エピソードは数知れません。
プロダクションの内紛騒動と独立
しかし、1983年には再び田中プロモーションにて騒動が起き、所属俳優たちを連れて事務所を離脱しています。この騒動によって、田中プロモーションは破産してしまい、竜雷太さんは阿知波信介さんとクターズプロモーションという事務所を新設しました。
以降、竜雷太さんは阿知波信介さんとコンビを組んで事務所経営にも携わってきましたが、2007年に阿知波信介さんが行方不明となり、遺体となって発見されます。警察は自殺として断定し、アクターズプロダクションは5億円もの負債を抱えて倒産してしまいました。破産申請はしたものの、経営に携わっていた竜雷太さんも多額の損失を背負ったと言われています。
竜雷太さんの主な代表作品
内容&あらすじ
新幹線ひかり109号が爆弾を仕掛けられたまま発車した!爆破グループの完璧緻密な犯行と大捜査陣の執念追跡をスリルとサスペンスで描く娯楽超大作。爆破犯人役を演じる高倉健をはじめとする豪華なキャスト陣。大ヒットしたハリウッド映画「スピード」の原典としても有名になったノンストップサスペンスの決定版。
生年月日:1940年1月21日
出身地 :大阪府豊能郡
血液型 :AB型
職業 :俳優
活動期間:1962年~