覚えていますか?詩人の血
80年代、ひときわ不思議な存在感を放っていたバンド『詩人の血』
当時バンドブームの勢いもあり、それ以外にも、TMNやB’s等打ち込みユニットの活動もあり、音楽シーンが賑やかだった時代。ロックだけでなく、ネオアコだ、ソフトロックだ、パンクだ、とあらゆるジャンルの音楽を、洋楽、JPOPの垣根なく聞く世代がふえてきていたように思います。
そのなかで、ポップで耳に残る音楽を奏でていた印象。ロングヘアのボーカル、辻睦詞が楽しそうにユラユラしながら歌う。バンドのメンバーもユラユラして歌うスタイル…なのに、結構歌詞がシニカルだったり…。
ほんわかウィスパーボーカルか?と、思わせからの、突然パンクロック風パフォーマンスを繰り出す!だったり…。
とにかく予想できない不思議な音楽で、忘れられないインパクトがありました。
当時バンドブームの勢いもあり、それ以外にも、TMNやB’s等打ち込みユニットの活動もあり、音楽シーンが賑やかだった時代。ロックだけでなく、ネオアコだ、ソフトロックだ、パンクだ、とあらゆるジャンルの音楽を、洋楽、JPOPの垣根なく聞く世代がふえてきていたように思います。
そのなかで、ポップで耳に残る音楽を奏でていた印象。ロングヘアのボーカル、辻睦詞が楽しそうにユラユラしながら歌う。バンドのメンバーもユラユラして歌うスタイル…なのに、結構歌詞がシニカルだったり…。
ほんわかウィスパーボーカルか?と、思わせからの、突然パンクロック風パフォーマンスを繰り出す!だったり…。
とにかく予想できない不思議な音楽で、忘れられないインパクトがありました。
バンド概要
・メンバー
辻睦詞(ボーカル)
渡辺善太郎(ギター)
中武敬文(キーボード)
・来歴
ボーカルの辻と渡辺が1986年に岡山でバンド結成。結成当時はベーシストがいましたが、脱退。のちにキーボードの中武が加入。1989年メジャーデビュー。
・印象に残ってる個性的な曲
ふわふわーとした不思議なサウンド。メンバーがユラユラとリズムを取りながら楽しそうに演奏する「きれいだネ」
歌詞がすごかった!
辻睦詞(ボーカル)
渡辺善太郎(ギター)
中武敬文(キーボード)
・来歴
ボーカルの辻と渡辺が1986年に岡山でバンド結成。結成当時はベーシストがいましたが、脱退。のちにキーボードの中武が加入。1989年メジャーデビュー。
・印象に残ってる個性的な曲
ふわふわーとした不思議なサウンド。メンバーがユラユラとリズムを取りながら楽しそうに演奏する「きれいだネ」
歌詞がすごかった!
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…君は喋らなきゃ/きれいだね/
…君の髪も好き、足も好き/
でも馬鹿
※CD「とうめい」収録
…君の髪も好き、足も好き/
でも馬鹿
※CD「とうめい」収録
「春のまま」
そうさ!/
君の手は/
もう秋の中/
ふたりを連れて行く/
胸の中は/
春のまま/
想い出に溢れてた/
※CD「花と夢」収録
そうさ!/
君の手は/
もう秋の中/
ふたりを連れて行く/
胸の中は/
春のまま/
想い出に溢れてた/
※CD「花と夢」収録
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さびのとろける様なウィスパリングボーカルに鳥肌がたった…。好きなのか嫌いなのか分からないけど、なんだこれは!という感情を覚えたのが忘れられない…。
1994年にキーボードの中武さんが脱退し、バンド解散。
解散後は、バンド名を「Oh! Penelope」に改名し渡辺と辻の二人ユニットとして活動。バンド活動と並行して、シンガーソングライター中島優子(後のbice)のプロデュースなど。
1994年にキーボードの中武さんが脱退し、バンド解散。
解散後は、バンド名を「Oh! Penelope」に改名し渡辺と辻の二人ユニットとして活動。バンド活動と並行して、シンガーソングライター中島優子(後のbice)のプロデュースなど。
Oh! Penelopeについて
Oh! Penelopeとバンド名を改名したころ、世間は『渋谷系』ミュージシャンに注目。小山田圭吾がCorneliusとして注目を集めたり、野宮真貴がヴォーカルをつとめていたピチカート・ファイヴがスマッシュヒットを飛ばしたり…J-POPが世界に注目されていたり、洋楽とJ-POPの垣根がどんどん無くなっていた時代でした。
その中で、Oh! Penelopeは、外国のポートレイト風のジャケのおしゃれなCDをリリースし、注目を浴びていました。
その中で、Oh! Penelopeは、外国のポートレイト風のジャケのおしゃれなCDをリリースし、注目を浴びていました。
via www.amazon.co.jp
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一瞬ジャケだけ見ると、洋楽かJ-POPかもわからないようなおしゃれジャケで、インテリアとして部屋の窓際などに飾っておきたくなるような…。
音楽のクオリティも大変高く、コラボアーティストとして、矢野顕子さんやバカボン鈴木さん、冨家哲さんなどが参加していることでも有名でした。…1997年に活動停止。
活動停止後、渡辺善太郎さんは、CHARAの「やさしい気持ち」の編曲を担当。CHARAの代表曲として、当時の乙女のハートもつかみ、普遍的なラブソングに残る名曲をリリース。
その後も、プロデューサーなどとして活躍。
活動停止後、渡辺善太郎さんは、CHARAの「やさしい気持ち」の編曲を担当。CHARAの代表曲として、当時の乙女のハートもつかみ、普遍的なラブソングに残る名曲をリリース。
その後も、プロデューサーなどとして活躍。
まとめ
独特のウィスパリングボイスとよくとおる高い声。
そして、ストレートな歌詞。
不思議で心地よいハーモニーと、メロディ。それにのっかる奇妙な不協和音のように刺さる歌詞。
忘れられない音楽を排出していた詩人の血。
斬新過ぎて、何にも似ていないメロディと空気感は、古さを感じない音楽。ぜひ、今一度聴体験をおすすめしたい。
そして、ストレートな歌詞。
不思議で心地よいハーモニーと、メロディ。それにのっかる奇妙な不協和音のように刺さる歌詞。
忘れられない音楽を排出していた詩人の血。
斬新過ぎて、何にも似ていないメロディと空気感は、古さを感じない音楽。ぜひ、今一度聴体験をおすすめしたい。
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