『あさってDANCE』とは?
『あさってDANCE』(あさってダンス)は、山本直樹の漫画。1989年より小学館の漫画雑誌『ビッグコミックスピリッツ』に連載された。単行本は、1989年から1991年にかけて小学館のビッグコミックスより全7巻、1994年に弓立社より全7巻、1998年から1999年にかけて太田出版より全4巻で刊行されている。
1990年から1991年にかけてOVA化、1991年と2005年に実写映画化された。
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今回の記事では、こちらのOVA版『あさってDaNCE』の内容を中心に振り返っていきます。18禁のアダルトアニメとして制作・発売されていますが、意外とアダルト描写は控えめで、視聴者を選ばないコンテンツです。
記事の最後では、関連商品として実写映画として公開された『あさってDANCE』シリーズについても紹介させていただきます。
記事の最後では、関連商品として実写映画として公開された『あさってDANCE』シリーズについても紹介させていただきます。
OVA版『あさってDaNCE』のストーリー
訳が分からず気が動転するも、二日酔いから吐き気を催し、とりあえずはトイレに向かうスエキチ。すっきりしてトイレから戻ると、そこには先ほどまでいたはずの女性の姿はありませんでした。
その日の晩、スエキチの自宅に祖父の弁護士・立見が訪ねてきます。立見の用件は、亡くなった祖父の遺産相続にまつわる内容で、4億5千万円もの大金が転がり込んでくると言います。そこに今朝、部屋にいた女性・日比野綾が現れ、スエキチと立見の会話の一部始終を聞かれてしまうのでした。
そして、遺産相続にも前提条件が付け加えられていて、スエキチが大学を卒業して結婚し、一人前の社会人となってからだといいます。演劇に打ち込みたい一心から大学中退を考えていたスエキチは、嫌々ながらも貧乏学生としての生活を強いられることに。
偶然にも全ての事情を知ってしまった綾も、その日からスエキチに付きまとうようになります。しかし、彼女の目的はスエキチに相続される遺産目当てなのか、ただ単にヒマだからなのか、男性としてスエキチに興味があるのかは不明です。
こうして二人の不思議な関係は始まり、この先にはどんな展開があるのでしょうか…
その日の晩、スエキチの自宅に祖父の弁護士・立見が訪ねてきます。立見の用件は、亡くなった祖父の遺産相続にまつわる内容で、4億5千万円もの大金が転がり込んでくると言います。そこに今朝、部屋にいた女性・日比野綾が現れ、スエキチと立見の会話の一部始終を聞かれてしまうのでした。
そして、遺産相続にも前提条件が付け加えられていて、スエキチが大学を卒業して結婚し、一人前の社会人となってからだといいます。演劇に打ち込みたい一心から大学中退を考えていたスエキチは、嫌々ながらも貧乏学生としての生活を強いられることに。
偶然にも全ての事情を知ってしまった綾も、その日からスエキチに付きまとうようになります。しかし、彼女の目的はスエキチに相続される遺産目当てなのか、ただ単にヒマだからなのか、男性としてスエキチに興味があるのかは不明です。
こうして二人の不思議な関係は始まり、この先にはどんな展開があるのでしょうか…
OVA版『あさってDaNCE』の魅力とは?
エロい描写は控えめ
アダルトアニメとして発売されながらも、ヌードや濡れ場の描写のインパクトは弱いです。それを期待しているユーザー層は裏切ることになりますが、純粋にアニメとして、ストーリー性や展開を楽しめる内容となっています。
エッチな描写が全くないというわけではありませんが、その要素を強調するものではありません。このレベルの描写だと、夜のオカズにもならないでしょう。
あくまで、ちょいエロという程度のものなので、そういった分野の作品が苦手なユーザーでも気分を害することなくお楽しみいただけると思います。下ネタとして笑える要素にしているという部分が強いです。
あくまで、ちょいエロという程度のものなので、そういった分野の作品が苦手なユーザーでも気分を害することなくお楽しみいただけると思います。下ネタとして笑える要素にしているという部分が強いです。
ヒロイン・綾の押しかけ女房ぶり
酔っていたスエキチを介抱し、わざわざ自宅まで送ってくれた綾。自制心を失なっていたスエキチは、性欲のはけ口として綾に手を出してしまい、綾もそんなスエキチを受け入れてしまいます。
そんな関係から始まる二人の関係は、
そんな関係から始まる二人の関係は、
via www.amazon.co.jp
こちらの関係性に似ているかもしれません。
あまり愛情表現をしないスエキチ、押しかけ女房の綾、こうした構図は両者のコンテンツと類似するポイントだといえるでしょう。男目線からすると、スエキチのことが羨ましくて仕方ありません。
ただし、スエキチは諸星あたるのようなナンパ野郎でもありませんし、ラムのように綾がヤキモチを焼くといった描写もありません。あくまで女性側からの一方的な愛情表現という部分で似ているだけです。
あまり愛情表現をしないスエキチ、押しかけ女房の綾、こうした構図は両者のコンテンツと類似するポイントだといえるでしょう。男目線からすると、スエキチのことが羨ましくて仕方ありません。
ただし、スエキチは諸星あたるのようなナンパ野郎でもありませんし、ラムのように綾がヤキモチを焼くといった描写もありません。あくまで女性側からの一方的な愛情表現という部分で似ているだけです。
気軽に楽しめるコメディー
パンチパーマの組長はカツラで、脱げてしまうとオカマ気質に変貌してしまうという設定も意外性がありますよね。口癖のように「チンポ」を連呼する外人男性の存在も、最初はしつこいと思っていましたが、途中からは、そのしつこさぶりが楽しくなってきます。
その他にも奇想天外・支離滅裂な展開はツッコミどころが多く、スエキチが巻き込まれる数々の不幸は気の毒すぎて滑稽です。
その他にも奇想天外・支離滅裂な展開はツッコミどころが多く、スエキチが巻き込まれる数々の不幸は気の毒すぎて滑稽です。
出版:小学館
掲載:ビッグコミックスピリッツ
連載:1989年~1991年
巻数:全7巻